朝ドラの子供時代はたいていつまらなくて
僕の好きな「あまちゃん」も「ひよっこ」も
子供時代は描いていない。

 

「半分、青い。」の場合、子供時代に

聴力を失うので

そこを描かないワケにはいかないんだけど
その子供時代がとても丁寧に描かれていて、

まだまだ見たい…と思わせてくれた。
 

二人の子役もとても良かった。
高校生になってしまったのが、ちょっと淋しい。


懐かしさもあってか
子供達に感情移入して見ているのだが
同時の今の自分は親世代でもあるので
親目線でも見ることが出来る。

片方の聴力が戻らないことを
子供に打ち明けなければならない
親の立場の辛さも解るし、
それを伝えられる子供の気持ちも解る。

 

2つの気持ちを行ったり来たり出来るのは

登場人物それぞれにちゃんと考えがあって

キチンと描いているから…。

それが物語の展開の為の登場人物だったりすると

すぐに視聴者にはバレていまう。



あとは、聴力を失った子供がどんなことに困って、
家族たちとどう克服していくのかを
もう少し描いても良かったかなぁ。
まぁいつまでも、永野芽郁を登場させないのは
ドラマとして難しいけど…。


高校生になって、鈴愛と律の関係が
どう変わっているのか
楽しみに見ていきたい。