アンナチュラルな野木亜紀子@nog_ak
アンナチュラルを過去ドラマの中でタイプ分けすると、一番近いのは踊る大捜査線(ドラマ版)なんじゃないかなーと思ってます。警察組織のリアルとエンタメ。当時ああいう刑事ドラマはなかったので新しかった。うちは死を扱っているゆえかなりダーク寄りですが。
2018年03月11日 18:12
上は、3/11の野木亜紀子氏のツイートだけど
「踊る大捜査線」と「アンナチュラル」同タイプというのは
全く感じなかったなぁ。
ご本人がツイートされた後で改めて考えてみても
やっぱり全然違う。
だって「踊る~」は
時代に乗っただけの子供騙しの駄作だもん(笑)。
「アンナチュラル」は、ドラマ史に残る大名作だよ。
僕は40年くらいの間
何本のドラマを見てきたか解らないけれど
「アンナチュラル」は間違いなくベスト5に入る。
若い時に見た作品は、まだ人生も浅くて未熟だから
心に残りやすいのだけど
この年齢でそんな気持ちになる作品に出会えるなんてなぁ。
とても不思議で驚きだけど
それくらいの名作なのだ。
料理に例えると、1話から最終話までが
全てがメインディッシュなのに
食べ終わってみると全てが計算し尽くされた
フルコースを食べてたみたいな満たされ感だった。
結末が気になる作品は
「どうなるの?どうなるの?」って
続きが楽しみだけど
見終わってしまうと興味も終わってしまう。
謎だけで興味を引き付ける作品って
どこか浅くなってしまうのだ。
でも「アンナチュラル」の場合、何度でも繰り返し見たくなる。
それは続きの興味ではなく
純粋にドラマの世界を楽しみたいと
思わせてくれるからだ。
名作とはそういうものだ。
嬉しいことに、物語は続きそうなんで
それまでハードディスクに残した10話を
繰り返し噛みしめて楽しみたいと思う。