上は、3/11の野木亜紀子氏のツイートだけど

「踊る大捜査線」と「アンナチュラル」同タイプというのは

全く感じなかったなぁ。

ご本人がツイートされた後で改めて考えてみても

やっぱり全然違う。

 

だって「踊る~」は
時代に乗っただけの子供騙しの駄作だもん(笑)。

「アンナチュラル」は、ドラマ史に残る大名作だよ。


僕は40年くらいの間
何本のドラマを見てきたか解らないけれど
「アンナチュラル」は間違いなくベスト5に入る。
若い時に見た作品は、まだ人生も浅くて未熟だから
心に残りやすいのだけど
この年齢でそんな気持ちになる作品に出会えるなんてなぁ。
とても不思議で驚きだけど

それくらいの名作なのだ。


料理に例えると、1話から最終話までが
全てがメインディッシュなのに
食べ終わってみると全てが計算し尽くされた
フルコースを食べてたみたいな満たされ感だった。

結末が気になる作品は
「どうなるの?どうなるの?」って
続きが楽しみだけど
見終わってしまうと興味も終わってしまう。

謎だけで興味を引き付ける作品って
どこか浅くなってしまうのだ。

でも「アンナチュラル」の場合、何度でも繰り返し見たくなる。
それは続きの興味ではなく
純粋にドラマの世界を楽しみたいと
思わせてくれるからだ。

名作とはそういうものだ。


嬉しいことに、物語は続きそうなんで
それまでハードディスクに残した10話を
繰り返し噛みしめて楽しみたいと思う。