小室哲哉の会見は、
切ないだけの物悲しさに溢れていた。
僕は、ここ数年の不倫のニュースには
ウンザリし続けてきた。
このニュースでいったい誰が得をしてるのか…。
誰のためのニュースなのか…。
そんなことをずっと考えていた。
そもそもは2年前のベッキーな気がする。
川谷絵音との不倫が発覚したベッキーは
日本中から非難され
番組も降板し、休業へと追い込まれた。
これで世間から喝采を浴びた週刊誌は
より不倫ニュースに加速し始めてしまう。
僕は、そもそも川谷、ベッキーについても
どうでもいい派だった。
いや、むしろ週刊誌のやり方に対して
されるがままの二人に腹が立っていた。
スマホを複製して、ラインを盗み見みるなんて
どう考えても犯罪行為だ。
ちゃんと戦うべきはずだったが
そこについて一切触れなかったことが
週刊誌側を増長させる結果になった。
なぜ、抗議出来なかったのかといえば
不倫を絶対許せない派の人達が
そんな猶予を与えてくれないからだ。
「他人の不倫なんてどうでもいいじゃん」
…と僕は思うのだけど
そのニュースに対して熱くなる人達が
今も現実に居るからこそ
この不倫報道は終わらない。
不倫しているタレントが番組に出るだけで
テレビ局だけではなく
その番組のCM企業にまで
クレームの電話を掛けたりするのだから
全く呆れるばかりだ…。
他に情熱を傾けられる物は
ないんかい!
前回も言ったけど、声がデカいだけのバカは
世界を悪い方向にしか導かないよ。