映画「探偵はBARにいる3」。
4年ぶりのシリーズ第3弾だ。
3作とも映画館で見ているが
今回が一番好きな作品かもしれない。
当然、4も期待してしまう。
この映画は、大泉洋・松田龍平のW主演
…ということになっているけど
実質的な主役は大泉洋で、
物語を引っ張るのも大泉だ。
どれだけの人に認知されているか解らないが
大泉洋はとても上手い役者だと思う。
演技の幅がとてつもなく広い。
それでいて大泉洋にしか出来ない
オリジナリティの強い演技が出来る。
どんな役もナチュラルでかつ
魅力的な人物にしてしまうのだ。
「魅力的に演じる」というのが
とても大事な要素で
ただ上手いだけの役者はいくらでもいる。
魅力的に出来るからこそ
主役という選ばれしポジションに立てるのだ。
松田龍平も上手いし、オリジナリティもあるのだが
彼の場合、役の幅が極端に狭い。
毎回、同じような役柄になってしまう。
それが良さでもあるし、弱点でもある。
ヒロインの北川景子もとても良かった。
切なくて淋しげなヒロインを
カッコよく演じていた。
北川景子の演技は、今まであまり評価してなかったが
今回の役はすごく良かった。
ところで…結局、古沢良太の2017年は
「ミックス。」と「探偵はBARにいる3」だけだった。
何か大作でも控えているのかな?
ファンとしては、そろそろドラマ見たいよ。