先週から始まった
WOWOWのドラマ「石つぶて」。

外務省ノンキャリア官僚による
横領事件を扱っている硬派な社会派ドラマだ。

中身の濃い面白いドラマなんだけど
どうも江口洋介が引っ掛かる…。


主演は佐藤浩市。

江口洋介は、佐藤浩市と共に捜査を進める上司で
捜査四課から捜査二課に異動したきた

斎見晃明を演じている。

江口洋介にしては珍しく
気性の荒い役を演じているのだが
これが全くハマっていないのだ。

怒声を上げるシーンとかもあるのだが
まるで迫力がない。

すごく無理してる感じ…。


そもそも、捜査四課とは暴力団を扱う課で
そこの刑事は、暴力団と間違えるくらい強面が多いのだが
その捜査四課に在籍していて
尚且つ、功績が認められての異動というのが
弱々しい江口洋介では、
なんとも説得力に欠けるのだ。


そもそも、江口洋介という役者は
なんでも演じられるような器用なタイプではない。
狭い範囲を上手いことバレないように
騙し騙しここまでやってきた。

なんとかここまで
上手く誤魔化して来たのに
なんでこの役、引き受けちゃったかなぁ。



僕だったら、少なくともこの役に
江口洋介はキャススティングしない。

本木雅弘、上川隆也、豊川悦司、堤真一
…パッと思いつくのは、この辺りかなぁ。