ずっと噂になっていたが
21年間続いていた「めちゃ×2イケてるッ!」の終了が
とうとう発表になった。

「いいとも」の時もそうだけど
終わりになる途端、「残念」とか「淋しい」とか
言うのは違うと思う。

そういう人達は、本当に見ていたのか。
視聴率が悪いから番組は終わるのだ。


「めちゃイケ」がおかしくなったのは
2009年に、総監督だった片岡飛鳥が
現場を離れた辺りからだ。

更に翌年、岡村が体調不良で
長期離脱を余儀なくされる。

番組最大のピンチに
「めちゃイケ」が考えた手段は
新レギュラーオーディションだった。
ジャルジャル、たんぽぽ、敦士、重盛さと美、三中元克の
7人が新メンバーとして加わることになる。

ところが、幸いにもその1ヶ月後に
岡村が復帰したことで
新メンバーを採用したことがチグハグになった。

視聴率は少しずつ下り坂となり
2016年7月、とうとう片岡飛鳥の現場復帰で
番組のテコ入れをはかることになる。

片岡飛鳥の復帰以降、番組は持ち直していたように思うが
それでも視聴率の低迷は変わらなかった。

先日の三浦大知とのオファーシリーズ
「ダンシングヒーロー」も10.1%。

あれだけのクオリティでの10.1%は
なんとも厳しい結果だったが
同時に、番組としての力の衰えを考えさせられた。
終了は、その結果受けてなのかもしれない。

ゴールデンでやる番組である以上

中身よりも結果が全てだ。

結果が出なければ終わるしかない。
「めちゃイケ」らしく

残り半年、最後まで駆け抜けて欲しい。


個人的には、めちゃイケチームが作った
2004年の「27時間テレビ」が
歴代最強の完成度だと思っている。

それを超える最強のフィナーレを期待したい。


それと出来たら、2年に1回とかで
オファーシリーズだけは続けて欲しいけどなぁ…。