安室奈美恵が9月20日、自身の公式ホームページで
来年9月16日をもって引退することを発表した。


スポーツ選手の引退には、2パターンある。
ボロボロになるまでしがみ付いて辞めるパターンと
一番いい時に身を引くパターンだ。

安室奈美恵は後者を選んだんだと思う。


彼女は、アーティストではなく、シンガーだ。
シンガーとは、歌を通して表現する職業である。

なのでシンガーは、いい曲に恵まれないと
輝きも発揮出来ないが
安室はたくさんのいい曲に巡り合うことが出来た。
幸運な歌手人生だったといえる。

もちろん、ストイックに
歌手という職業に取り組んできた彼女の努力が
素敵な出会いを生んだのだと思う。

例えこの先、いい曲に出会えなかったとしても
今までの曲だけでもライブは成立するし
歌手として活動していくことは可能だろう。

でも、かっこいい安室奈美恵を
今までと同じように見せていくことには
いつか限界が来る。

シンガーとしての表現だからこそ
どこかで区切りは必要なのだ。

ファンの中にはいつまでも
かっこいい安室奈美恵を残しておきたいのだ。

 


…まぁ、ホントのところは判らないけど
僕はそう思う。