泣きながらご飯食べた人は、生きていける。
3話はすずめ(満島ひかり)の過去についての話だった。

父親を許せないでいるすずめ。
最後の最後で全てを許して見送る
…みたいな有りがちな展開に坂元裕二がするワケもなく。
真紀(松たか子)が看取ることになる。

結局、病院には行かなかったようだけど
すずめは鍵を二つ持っていたね。



さて、今回も深かったけど
「ん?」と思ったところもあった。

すずめの過去を知った同僚が
「出てけ」と机に紙を置くくだり。
ものすごい違和感があった。

中学生じゃあるまいし
いい大人がそんなことする?
それも100枚だよ。

テレビの中の子供が
本人かどうかの確認もしていないし
知ったとしても知らないフリをする。
それが大人ですよ。
それが日本人ですよ。

自分に何かしら被害があったなら
まぁ解るけど
別に今回の場合、詐欺で父親が逮捕されたとはいえ
子供の時のことだよ。

すずめが自分の居場所をなくしてきたことを
表現したいのだろうけど
そこまで大げさにしなくても
伝わるのでは?…と思ってしまった。