物語としては、出版社を立ちあげたくらいから
ようやく面白く見れるようにはなったけど
それでも、その後の展開に乏しかったね。
もっと物語としての広がりが欲しかったかなぁ。

大橋鎭子と花森安治の「暮しの手帖」を
モチーフにしてるから
あまり創作出来ないのも判るんだけど
雑誌は割とすぐ上手くいっちゃったし
その後も、商品試験にイチャモン付けられたりとかも
あったものの大きなトラブルもなかった。
雑誌も、新しい企画をやるワケでもなく
商品試験をやり続けてるだけだしね。


花山(唐沢寿明)との別れが
最終的なクライマックスなんだけど
花山が唐沢寿明で良かったなぁと
つくづく思った。
彼がいるだけで全体的に演技がビシッとする。
花山登場前のグダグダがイッキに解消されたっけ…。


最終回はエピローグなんだけど
最後に、とと(西島秀俊)が
再登場したのは良かった。

このドラマのタイトルは「とと姉ちゃん」だもん。
とととの約束をずっと守ってきた常子を
ととが労ってあげたことで
全てが解消された。

ととは最初の1週にしか登場してないんだけど
西島秀俊がととを演じたことで
それを感じさせない存在感があったね。



まぁ、なんだかんだと言いながら
半年間見てしまったよ。