北川悦吏子の連ドラは
2010年の「素直になれなくて」以来なのかな…。

かつての“恋愛の神様”も
20代の恋愛を描くのはかなり空回りが酷くて
ここ最近は大人の恋愛に移行しつつある。
「運命に、似た恋」は
そんな大人の恋愛を描いた作品。

原田知世と同世代の女性をターゲットにした
作品なんですよね。たぶん…。

原田知世を自分に重ね合わせての
斉藤工との疑似恋愛ドラマなんだろうけど
斉藤工になんの魅力も感じていない
僕のような40代男にとっては
斉藤工の言動にただただ
なんじゃそりゃ?…です。


ただ、斉藤工の演技者としての問題も大きくて
北川作品でいうと
「愛していると言ってくれ」の
豊川悦司と比べてみると、明らか。

当時の豊川悦司は33歳なんだけど
ものすごく大人に見えた。
大人でかっこ良くて、
そしてミステリアスな男を
魅力的に演じていた。

それに比べると、今回の斉藤工は
ただチャラいだけに見えちゃうんだけど…。
最近の世の奥様は
ああいうのがよいのかねぇ?