たまたま当たった試写会で見たのだけど
スピルバーグが監督してるという以外
なんの知識もなく見た。

ソ連のスパイを弁護する話なのかと思ったら
後半は人質の交換へと舞台はドイツへ…。

物語は大きな事件もなく淡々と進む。
ハラハラドキドキもないし
「やられた」…みたいなどんでん返しもないし
感動するようなラストもない。
全体を通して見せ場という見せ場はない。

あえてそうしてるのかもしれないけど
ソ連のスパイももうちょっと具体的に
どんな活動をしてたのか知りたかったなぁ。
ソ連にとってどの程度の人なのかが見えてこない。

そんで、後で知ったんだけど
この映画って実際にあった話なのね。
“U-2撃墜事件”の舞台裏…と言われても
その事件自体知らないしなぁ…。

まぁ、実際にあった話と聞けば
地味な内容もなんか納得出来た。
現実なんてこんなモンだ。


でも、お金払ってみたい作品かな…と思えば
ちょっと疑問かな。
試写会で当たってなかったら
一生見ることのない映画だった。