「半沢直樹」から始まったように思われている
池井戸潤のドラマブームだが
切っ掛けを作ったのは
WOWOWの2009年のドラマ「空飛ぶタイヤ」である。


「空飛ぶタイヤ」は好評を博したのはもちろん
数々の賞を受賞した。


そして2年後の2011年に
「下町ロケット」を再びWOWOWがドラマ化する。

原作は、タイミング良く
直木賞も受賞することになり
民放は完全にWOWOWに出し抜かれることになった。

この2本のWOWOW作品から
池井戸潤が映像と相性がいいことに
気付いた民放各局は
池井戸作品の争奪戦となる。


…で、今回のTBS版「下町ロケット」である。
本来ならWOWOWからたった4年後に
同じ原作に手をつけるなんてあり得ないが
なりふり構ってはいられない。

更に、TBS版では続編の「下町ロケット2」が
ドラマ後半となる。



既にWOWOWで評価を得ている
「下町ロケット」が面白いのは当たり前。
TBSは、新たに作り直す以上
より完成度の高い作品でなければやる意味はない。

後半もWOWOWが作った方が良かったなんて
言われないように頑張って欲しい。