最後は余りにも分かり切った展開で
意外性も何もなくて
拍子抜けだったなぁ…。


最終回の視聴率は17・6%。
悪くない数字だがTBS的には
20%は堅いと思っていたのではないか…。
僕自身も、ルーズヴェルトには期待していただけに
いろいろと不満点もあるが
とにかく、登場人物の描き方が雑なのが
すごく入っていけなかった。

唐沢寿明演じる社長がどういう人物で
どんな魅力があって
どんな人生を歩んできて、どんな家族がいて、
どういう点が評価されて社長になって
周りの部下からはどう見られて
…というような点が全く解らなくて
物語に入っていけない。
イメージセンサーに目をつけただけで
社長になったとか言われても
「それだけで?」と思ってしまう。

後半になって少しずつ描いてるけど
それって1~2話でやっておくべきことだと思う。
江口洋介の専務も同様。
後半まで何を考えてるのか全くわからない。

だから見てて、社長に頑張って欲しいと
なかなか思えなかった。
感情移入出来なくて
どこか他人事のように見てしまう。

花咲舞が上手くいったのは
その辺が、解りやすいからだ。
純粋に花咲に感情移入出来る。


『半沢直樹』をフォーマットにするなら
そっちをもっと参考にするべきだったと思う。
面白いのに、なんか勿体ない作品だったなぁ。