スタジオシブリが
『かぐや姫の物語』(高畑勲監督)、『風立ちぬ』(宮崎駿監督)を
来年の夏に公開することを発表した。

高畑監督と宮崎監督のそろい踏みとなると
『火垂るの墓』と『となりのトトロ』を思い出すが
今回は別々に公開なんだそうだ。
なんかいかにも商業的なやり方だなぁ。
『かぐや姫~』なんて単独で成立するのか?



あと、ジブリの新作となると必ずと言っていいほど
声優ファンが騒ぎ出す。
今回はまだ発表になってないが
きっと声優は使わないだろう。

僕みたいに、アニメファンでも
なんでもない人間から言わせて貰うと
声優の型にはまった過剰な演技は
リアリティがなくて物凄く違和感を感じてしまう。
声優さんは発声の訓練を受けているそうだけど
それ自体が現実的でない。
普通の人はそんなにハキハキ喋らないもんね。

例えば、『トトロ』のサツキ。
朝倉南でも有名な日高のり子が演じたのだが
小学生の声には聞こえないし
あんな喋り方する小学生も現実にはいない。
悟空だって、ルフィだってリアリティで考えたら変だ。
でもこれらは、作品の世界観と合っているから問題ないのだ。
大事なのは作品として何を求めるかなのだ。

でも、逆にそういう声優演技に慣れた人からみれば
俳優の抑えた芝居は、ただの棒読みとしか
受け取れないんだろなぁ。
ミュージカルばっかり観てる人が
普通の芝居だと物足りない感じ?