『メリダとおそろしの森』を観た。


僕は『トイ・ストーリー』以来
全てのピクサー作品を劇場で観てきたくらいの
ピクサーファンである。
もちろんDVDも全て持っている。

そんな僕からすると『メリダ』は
かなりの期待外れなグダグダな内容だった。

まず前半が退屈。
なかなか物語が展開していかない。
後半になってようやく動き出すけど
過去のピクサー作品のような
「これでもか」というくらいの
畳み掛けるような驚きもなければ
着地点もなんだかよくわからない。
1時間半使ってやる中身じゃない。

そしてトレードマークの弓矢にしても
活躍の場は全くといっていいほどなく
ラストでもほとんど意味がない。
これじゃ、なんのために持ってるのかも分からない。
もっといろいろ使い道はあっただろうに…。


『メリダ』は制作に6年を費やしたそうだが
物語をイジりすぎな上に
途中で監督が変わったりで
方向性を見失ったまま
完成しちゃった作品のように思えた。
『レミー』以来のガッカリな内容だった。



同時上映の『ニセものバズがやってきた』
と『月と少年』よかったなぁ。