今やすっかりいい女優さんへと成長した麻生久美子さんだが
スタートはグラビアだ。
それもちょっとエッチな男性誌である。

本人にやるきがあったのかどうかは分からないが
ヤンジャンの制服コレクショングランプリをとったものの
グラビアではそんなに人気は出なかった。
当時の巨乳ブームの中では
それほどナイスバディでもない麻生さんでは
やる気があっても無理だったと思う。

彼女にとっての転機は
カンゾー先生ということになっている。


まだ18~19だった彼女が
ヌードと濡れ場シーンを演じきり数々の新人賞を受賞した。
その後は女優として活躍していくのだが
実はそれほどパッとした活躍でもない。

僕は本当の意味での転機は
2006年の『時効警察』ではないかと思う。

この作品から彼女のイメージがガラリと変わり
作品の幅がぐっと広がった。
面白いこともサラリとできる女優さんになった。

いい仕事をすると魅力的に見えてくるけど
30くらいからグッといい女になった。
正直、10代のグラビアの頃より
今の方が魅力的でかわいい。

最近は「モテキ」、「宇宙兄弟」、「ガール」と
大活躍で、今後も楽しみだ。