30%は確実と思われていた
「家政婦のミタ」最終回の視聴率だったが
それを大きく上回る驚異の40%という数字を叩きだした。

ドラマが40%を超えるのは、
木村拓哉と常盤貴子の「ビューティフルライフ」以来、
11年ぶりだという。
「南極大陸」の22%も十分すごい数字なのに
「家政婦のミタ」のお蔭でかすんでしまった。
全くついてないなぁ。


制作側の予想外だったのは
22時台のドラマということで
本来、視聴対象としていなかった
子供世代の中で、ミタさんのキャラクターが
ちょっとしたブームになったことだ。
結果として、大人から子供まで
普段、ドラマに興味のない人達をも
巻き込むことが出来た。

15年来の松嶋菜々子ファンというだけで
見たいた僕に言わせれば
そこまで秀逸なドラマではない。
出来だけをみればもっと面白くて
良くできたドラマはいくらでもある。
でも、ムーブメントとは得てしてそういうものだ。
どこでどう転がるかなんて誰にもわからない。

一ついえることは、「家政婦のミタ」が
幅広い世代に受け入れられた
ドラマ史に刻まれる作品になったということだ。