篠原涼子はすごい人だ。
元々は「東京パフォーマンスドール」という
アイドルグループ出身だ。
メンバーには、後にプロゴルファー・横田真一の妻となった
穴井夕子なんかもいたが
アイドルグループとしては
あまりパッとしないまま自然消滅した。
彼女にとっては『ダウンタウンのごっつええ感じ』に
出演したことが大きな転機だった。
同番組には松雪泰子、YOUも出演していたが
ここでダウンタウンの二人に鍛えられたことは
彼女にとっては大きな経験になったと思う。
ほんこんに唇を奪われたり
松本にゲンコツで殴られたり
天然キャラを活かしながらとにかく彼女は頑張っていた。
そんな時に小室哲也プロデュースの「恋しさとせつなさと心強さと」が
220万枚の大ヒットを飛ばすのである。
そして、東京パフォーマンスドール、ごっつええ感じを卒業。
小室ファミリーからも離れ、女優業へとシフトする。
次の転機はドラマ『anego』ではないだろうか。
カッコイイの女性上司みたいなポジションがうまくハマったのだ。
『アンフェア』、『ハケンの品格』とヒットを飛ばし
女優としての地位を確立することになった。
お笑い番組では汚れ役を体を張って演じ
かと思えば220万枚を売った歌手でもあり
そして今や、どうどう主演を張れる人気女優でもある。
こんな人、今までいただろうか。
ダウンタウン松本は後に
「涼子はごっつをどう思ってんやろ」と語っていたが
本当にどう思っているのだろう?
天然で純粋な彼女のことだから
どうとも思っていないのだろうなぁ。
篠原涼子は本当にすごい人だ。