前クール、ドラマファンだけの盛り上がりで
終わってしまった『鈴木先生』。
そのDVD号外版が、ボックスに先駆けて登場しています。

とにかく、これだけ評判がいいのに
視聴率に全く結びつかない例も珍しい。
僕も一生懸命まわりに勧めたんだけど、
自分が好きなモノが世間に受け入れられてないって
なんか寂しいなぁ…。
まぁ、裏番組が強いというのはあるけどね。
見てない人にはぜひ見て欲しい。



ちなみに、脚本を手掛けた古沢良太氏はご存じだろうか。
一番有名なのでいうと、『ALWAYS 三丁目の夕日』がある。
古沢氏は、『三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を
受賞している実力派の脚本家なのだ。

他には、『ゴンゾウ』、『相棒』などもあるが
僕が一番「スゴイ」と唸ったのは、映画『キサラギ』である。
密室での巧みなストーリー展開には、もう感服という言葉しかない。
僕はてっきり舞台か何かを映画用に直したのかと思ったら
古沢氏の映画用のオリジナルと聞いて更に驚いた。

もっともっと、いろんな作品を見たいと思わせる作家だ。
それだけに『鈴木先生』の視聴率は残念でならない。