PS3の本体価格を2万4980円に値下げた。

振り返ってみると、PS3の本体は
2006年5月の発表では6万2790円だったのである。
覚えているだろうか?
当時の久夛良木社長は6万2790円を「安すぎたかも」と発言し
ユーザから猛反発を食らったのだ。

3DSの2万5千円もそうとう強気だなぁと思ったが
PS3の6万2790円は、強気すぎる。
この値段で、どれだけの人が買えると思ったのだろう?
庶民ではとても手が出る価格じゃない。
発表の際に、PS3を「高価なレストラン」に例えたのだが
庶民ではなく、ゲームマニアだけを相手にしようと思っていたのだろうか。
でもそれじゃゲーム機戦争には勝ち残れないよ。


結局、発表の4ヶ月後、
まだ発売前の9月に
4万9980円に値下げすると発表するのだから
カッコ悪いことになっちゃった。
久夛良木氏が強気だっただけに余計にカッコ悪い。

その後5年の間、モデルチェンジを重ねた結果
今回の2万4980円に辿り着くのである。


PS3は、これでようやく本当の意味で
スタートラインに立てた気がする。
Wiiと違って、PS3の勝負はこれからだもんね。