「桃鉄」の作者さくまあきら氏が
ハドソンの内部のゴタゴタで「桃鉄」が発売出来ないかもと
自身のサイトに書き記したそうだ。
ハドソンはどうしてこんな風になってしまったんだろう?
僕がハドソンを知ってるのは
1984年に、『ナッツ&ミルク』と『ロードランナー』で
ファミコンに参入してから以降だ。
ハドソンは、ファミコン初のサードパーティーメーカーだったのだ。
後に、ファミコンは一大ブームを巻き起こすワケだから
かなり先見の明があったと言ってもよいだろう。
実際、『ロードランナー』は50万本くらい売れたと聞いている。
そして、ハドソンといえば16連射の高橋名人だろう。
高橋名人は、1985年の全国キャラバンを期に
一大旋風を巻き起こした。
高橋名人絶頂期の85~87年くらいが
ハドソンのピークでもあったのかもしれない。
調子に乗ったハドソンは、NECホームエレクトロニクスと共同開発で
PCエンジンという新しいゲーム機を発売することになる。
1987年のことだ。
ちょうどファミコンも末期で、
スーパーファミコンの登場も3年後
…という絶妙のタイミングだったのも功を奏し
PCエンジンはそれなりに成功を収めるのである。
ハドソン中心のゲーム機が成功するなんて
今では考えられないかもしれないが
当時のハドソンはそれくらい勢いのあるメーカーだったのだ。
PCエンジンは、ゲーム機初のCDロムを発売したりと
革新的にゲーム界に一時代を築いた。
PCエンジンがそこそこ成功してしまったが故に
新たなハードへと歩を進めてしまうのは自然な流れだ。
「PC-FX」である。
しかし、これがハドソンの凋落の始まりだった。
同時期に、ソニーがプレイステーションでゲーム業界に参入し
セガはセガサターンを発売。
少し遅れて任天堂はNintendo64を発売する。
結局、この3ハードの戦いに交わることもなく
PC-FXは大惨敗に終わるのである。
元々はソフトメーカーなのだから
ゲームソフトで盛り返せばいいと思うのだが
振り返ってみるとハドソンには戦える武器は
『ボンバーマン』と『桃太郎電鉄』くらいしかなかった。
ロードランナーに始まり
高橋名人の冒険島(ワンダーボーイ)、
スターフォース、R-TYPE、イース、
ビックリマンワールド(ワンダーボーイモンスターランド)、
ファイティング・ストリート(ストリートファイター)
…などなど、ハドソンは移植は得意だけど
オリジナルのヒット作には本当に恵まれていないのだ。
PC-FXの失敗さえなければ
天外魔境シリーズもドラクエやFFと並ぶような
シリーズに成長出来たかもしれない…。
実は、携帯ゲームにもいち早く参入しているのだが
結局ここでもヒット作を生み出せないまま
現在まで結果は残せていない。
そして、今年の4月…
ハドソンは、コナミの完全子会社になり
高橋名人も会社を去るのである。
僕はファミコンの『ロードランナー』を発売日に買って以来
ずっとハドソンを応援してきた。
それだけに、ハドソンの現状には寂しくてならない。
ハドソンの内部のゴタゴタで「桃鉄」が発売出来ないかもと
自身のサイトに書き記したそうだ。
ハドソンはどうしてこんな風になってしまったんだろう?
僕がハドソンを知ってるのは
1984年に、『ナッツ&ミルク』と『ロードランナー』で
ファミコンに参入してから以降だ。
ハドソンは、ファミコン初のサードパーティーメーカーだったのだ。
後に、ファミコンは一大ブームを巻き起こすワケだから
かなり先見の明があったと言ってもよいだろう。
実際、『ロードランナー』は50万本くらい売れたと聞いている。
そして、ハドソンといえば16連射の高橋名人だろう。
高橋名人は、1985年の全国キャラバンを期に
一大旋風を巻き起こした。
高橋名人絶頂期の85~87年くらいが
ハドソンのピークでもあったのかもしれない。
調子に乗ったハドソンは、NECホームエレクトロニクスと共同開発で
PCエンジンという新しいゲーム機を発売することになる。
1987年のことだ。
ちょうどファミコンも末期で、
スーパーファミコンの登場も3年後
…という絶妙のタイミングだったのも功を奏し
PCエンジンはそれなりに成功を収めるのである。
ハドソン中心のゲーム機が成功するなんて
今では考えられないかもしれないが
当時のハドソンはそれくらい勢いのあるメーカーだったのだ。
PCエンジンは、ゲーム機初のCDロムを発売したりと
革新的にゲーム界に一時代を築いた。
PCエンジンがそこそこ成功してしまったが故に
新たなハードへと歩を進めてしまうのは自然な流れだ。
「PC-FX」である。
しかし、これがハドソンの凋落の始まりだった。
同時期に、ソニーがプレイステーションでゲーム業界に参入し
セガはセガサターンを発売。
少し遅れて任天堂はNintendo64を発売する。
結局、この3ハードの戦いに交わることもなく
PC-FXは大惨敗に終わるのである。
元々はソフトメーカーなのだから
ゲームソフトで盛り返せばいいと思うのだが
振り返ってみるとハドソンには戦える武器は
『ボンバーマン』と『桃太郎電鉄』くらいしかなかった。
ロードランナーに始まり
高橋名人の冒険島(ワンダーボーイ)、
スターフォース、R-TYPE、イース、
ビックリマンワールド(ワンダーボーイモンスターランド)、
ファイティング・ストリート(ストリートファイター)
…などなど、ハドソンは移植は得意だけど
オリジナルのヒット作には本当に恵まれていないのだ。
PC-FXの失敗さえなければ
天外魔境シリーズもドラクエやFFと並ぶような
シリーズに成長出来たかもしれない…。
実は、携帯ゲームにもいち早く参入しているのだが
結局ここでもヒット作を生み出せないまま
現在まで結果は残せていない。
そして、今年の4月…
ハドソンは、コナミの完全子会社になり
高橋名人も会社を去るのである。
僕はファミコンの『ロードランナー』を発売日に買って以来
ずっとハドソンを応援してきた。
それだけに、ハドソンの現状には寂しくてならない。