リトープスと並んで「難しい」とされるコノフィツム。
失敗の多くは夏越しですね。
コノフィツムも「6〜8月は完全に断水すること!」という記述を多く見ますね。
いえ、お水をあげましょう。
確かに、高温多湿の夏が苦手です。
けれども、カラカラに乾かして欲しいとはコノフィツムは望んでいません。
生育期のようにたっぷりお水をあげるのは×ですが、完全断水とすることも×です。
リトープスでもお話ししましたが、休眠期にも月に数回程度軽くお水をあげることがポイントです。
早朝か夕方の涼しい時間帯に、用土の表面が湿る程度軽く水やりをしてください。
(夏場の水やりは、どの種類も早朝又は夕方の涼しい時間帯が基本ですね!)
年間の水やりで一律に言えることは、苗の状態を見ることです。
「○日に1度」というものではありません。
苗のシワの寄り具合をよく見てあげてください。
シワがだいぶ寄ってきた時にはお水が不足しています。
コノフィツムはとてもわかりやすいです。
そして、“過ぎたるは猶及ばざるが如し”です。
多くても、足りなくても×です。
それでも、“少し足りない“”少し多い“くらいではびくともしない強靭さをコノフィツムは持っていますので、怖がらないでくださいね!
「お水をあげ過ぎていないのに、急にジュレてだめになってしまった」という不可解なケースもありますね。
私もあります。
購入してから1度もお水をあげていなかったのに、2週間後にジュレてだめになってしまいました。悲しかったです。
原因を調べました。
“生育期の光量不足により、気温が上がる初夏の頃に、突然溶けるように腐ってしまうことがある”とのことでした。
コノフィツムの生育期は冬ですね。
冬といえば、寒さで室内避難とする方も多いですよね。
“冬の日照時間が4時間未満の場合は、初夏に溶ける確率が非常に高くなる“
引用ばかりになってしまいますが、情報は大事です。
皆さま、どうかこのことを知っておいてください。
コノフィツムの管理での大きな失敗要因は、光量不足と水不足です。
うまくいっていないという方は、今一度管理の状況・環境についてご確認をお願いいたします。