コノフィツムはリトープスと同じ、主に南アフリカ原産のメセンの仲間です。


コノフィツムはリトープスのようなカラーバリエーションは少なく、緑色のものが多いです。


形は丸みを帯びていて、とても愛らしいです。


大きな分類としては『足袋型(たびがた)』、『丸型』、『鞍型(くらがた)』です。

『足袋型』にはハート型に近いものも含まれ、とても人気が高いです。

『丸型』はコマ型のものも含まれます。


ブルゲリやマウガニーなどは『有窓型』という分類になり、透明な窓を持ちます。

有窓型コノフィツムの自生地の多くは周囲に日光を遮るものがなく、常に強い光が照りつける過酷な環境下です。

そのため、大半の種類は土中に潜って生育していて、窓だけを地上に出して光合成を行うとのことです。


種類が豊富なこと、小ぶりなことで、コレクション性があります。


私もコノフィツムの魅力に取り憑かれて、たくさんの種類を集めたくなったうちのひとりです。

驚くほどに種類があるので、コノフィツムが出回る秋口には、私はコノフィツムのことで頭がいっぱいになります。


私が住んでいるのは田舎なので、近場には1軒しか多肉屋さんがありません。

ホームセンターでも少し入荷があるのですが、種類は限られてしまいます。


「この種類が欲しい!」というこはなぜかなかなか手に入らないのですよね。

多肉好きあるあるですね。


コノフィツムも冬に生育し、夏には休眠します。


リトープス同様に年に1度程度脱皮をしますが、脱皮の仕方がリトープスと少し違います。

コノフィツムは全体が枯れたようにしわしわになり、その皮を破るようにして新芽が出てくるのです。

コノフィツムの脱皮も環境や固体によって差がありますので、心配せず見守ってあげてください。


分頭して増えます。交配も難しくないので、実生を楽しむのもおすすめです。


9〜11月頃に黄や白、ピンク、オレンジなどの可愛いお花を咲かせます。

日中に花を咲かせる「昼咲き種」と夜に咲かせる「夜咲き種」があります。

また、巻き花や縮れ花などの変わり咲きの種類もあります。

お花の咲き方が色々で楽しいですね!


私はメセンが大好きなので、コノフィツムについても語り出したら終わりがありません。


②へ続きますので、お付き合いいただけましたら嬉しいです。