暖冬傾向の今年の冬。

しかし、やはり寒さが身に堪えますね。


多肉植物は、「春秋生育型」、「夏型」、「冬型」に分けられますが、春秋生育型のものが多く、冬は休眠したり生育を鈍らせたりします。


冬型は寒さに強いと誤解されますが、5℃以下の寒さには弱いので注意が必要です。


多肉植物の多くの種類は、置き場所としては屋外管理が基本ですが、寒い地域や気温の下がる夜間は室内等へ取り込むことが必要となります。


日中も室内管理とする場合は、日がよく当たり、風通しのよい窓辺がベストです。


室内温度は8〜20℃が適温ですので、寒い場所で管理する場合には断水を心がけてください。


適温で管理できる場合には、お水は控えめに与えてあげてください。


日照が足りない中で水分を与えすぎてしまうと、徒長してヒョロヒョロになってしまいますので、ご注意を!


屋外管理の場合は、比較的暖かい日を選んでお水を与えてくださいね。

その際、用土が濡れる程度さっとお水を与えて、何日も用土が濡れたままにならないよう気をつけましょう。

(水分を多く含んだ状態で5℃以下の寒い場所に置くと株が傷み、ジュレる原因となります。)


生育期の水やりは、鉢底から溢れる位たっぷりとお水を与えますが、それは冬場には×なのです。

お間違えのないようにお願いいたします。



元日に起こった大地震。

皆さまのご無事と、更なる被害が出ないことを願うことしかできません。

この寒い季節に、寒さの厳しい地域で、避難生活を余儀なくされている方がたくさんいらっしゃることを思うと、胸が張り裂けそうになります。


平穏な日常は当たり前のものなどではない、ということ。

大切な人が側にいてくれるありがたみ。

・・・与えられた生をどう生きるべきなのか。自身に問う日々が続いております。


人間は弱くも強くもあります。

辛い事から立ち直る強い力を持っていると信じて。

1日も早い復興を願ってやみません。