縄文時代から食されている
日本の食文化には欠かせない
二ホンウナギ
SＮＳ上や一部のお客様から
二ホンウナギは釣ってもいいのかという
ご質問やご指摘がございました
その件について...
スーパーでは二ホンウナギ以外の
種類の蒲焼きも出回っていますが
現状、全国の鰻丼屋さんで
提供されているうな重のほとんどは
二ホンウナギという種類です
この稚魚(シラスウナギ)を
数カ月～２年ほど養殖し
出荷したものが
養殖ウナギと言われます
魚体は黒銀色をしています
反対に
シラスウナギが
自然界で成長したものは
天然ウナギと言われ
魚体が黄色っぽいのが特徴です
魚体の色あいは異なり
種類は別物に見えますが
養殖物も天然物も
同じ、二ホンウナギなのです
で、この二ホンウナギが
環境省レッドリストの
絶滅危惧IB類 (EN)に属します
以前からこの問題は
メディアなどでも取り上げられており
当方もウナギ釣りの記事をブログに
掲載している立場として責任を感じ
環境省と農林水産省に
問い合わせてみました
その結果
絶滅危惧IB類に属してはいるが
所管法令では
二ホンウナギを釣ることに対して
法的規制はないとのこと
但し
将来、絶滅が危惧される
懸念があることから
各都道府県ごとに資源保護のための
規制やルールを設けているとのこと
愛知県の場合はコレ
また
標識(タグの付いた)ウナギが釣れたら
水産庁、日本養鰻漁業協同組合連合会、
一色うなぎ漁業協同組合等へご連絡を
結論として
ウナギ釣りは問題ありませんが
人によっては
ウナギ釣りを容認できない方も
いるってことですよね...
釣るウナギも、食べるウナギも
幼魚のシラスウナギは
すべて天然採捕によるもの
完全養殖も成功はしているものの
全く流通されていないのが実情
一日もはやく
完全養殖されたウナギが
全国の鰻丼屋さんで
食べれるようになることを
望むばかりです
最後までブログをお読み頂き、誠にありがとうございます。
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おります有限会社渚屋です。
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