さて皆様、毎日のウェットのケアの重要性は
昨日のブログでもうご理解いただけたかと思いますが、
それだけやっていても、気が付けばいつの間にか
接着部が剥がれてきだして、
『割れ目』みたいになっていることありませんか?
コレなんかはまだ良いほうで
シーズンが終わった時に
メーカーにメンテナンスに出せば
キレイに直してくれるんですが、
ココまでくると裏地までイッっちゃってますから
アララ・・・・縫い目が見えてるって事は
針穴から水が進入しますね・・・
せっかく良いウェットを着てても
コレは早急に何とかしないと
水が入り放題で冷たくて仕方がありません
でも修理に出すと最短でも1週間以上かかって
その間は海に入れない・・・
仕方ないから我慢・・・
しなくていいんです!!
そんなときは自分でリペアやってみませんか!?
SEAL CEMENT!!
いわゆる、『ウェット専用接着剤』で、
簡単な修理は誰でもできるスグレモノです
正しい使い方を簡単に説明しますが
その前に用意しておくもの
○ウェットティッシュ
○爪楊枝
○洗濯バサミ
○数分の時間を潰せる何か
以上が用意できたら作業開始!!
①
まずは洗濯バサミ2個を使い、傷口を広げて良く観察しましょう。
ここで傷口に砂や汚れや塩が残っていないことが
最も重要で、後の仕上がりの強度に大きく差が出るので
用意しておいたウェットティッシュで
キレイに拭いてお掃除してやるのがベストです。
キレイに洗って乾かすってのもアリですよ~。
②
完全に無くなったのを確認してから
用意しておいた爪楊枝で接着剤を少しだけすくいます
※ココからは時間の勝負です
接着剤の中の用材が空気に触れると
急速に気化し固まっていくのです。
いそげー
でも慌てないでー
接着剤が固まらないうちに、でも傷口からハミ出ないように
傷口の断面全体に塗り残しのないように接着剤をつけます。
厚塗りになりすぎないように、薄めに均等に塗って下さい。
あんらんらんらん・・・
だから慌てないでって言ったのに。
慌てると余計なところに
接着剤が引っ付いたりしますよ~
落ち着いて作業を進めて下さいね
※手に付いた接着剤は、
時間が経ってからお湯で流しながらスポンジで擦ると
簡単に落とせます
※洋服や絨毯に付いた場合は簡単には落ちないので
注意が必要です
今回はついでに、軽症の方も
同時進行で作業をしました
軽症でも作業方法はまったく一緒です
軽症でもいい加減にすると
すぐにまた割れたり裂けたりしますよ~
③番で塗った接着剤が、乾くまでしばし待ちます。
数分の時間を潰せる何かがあれば
ソワソワせずに済みますね。
僕は何も用意していなかったので
筋トレでもしてみます
でも片手腕立てなんて出来ない事にすぐ気が付いて
ふてくされて一服に変更。
夏場で約5分、
冬場は10分くらい待ったほうが良いですね。
5~10分経過
⑤
どれどれ・・
さっき塗った接着剤が指で触ってもくっつかないくらい
しっかり乾いたら、もう一回塗ります。
②番からの作業を繰り返して、さらにまた乾かします。
※2回目に乾かす際は一回目よりも少し長めの時間がかかります。
⑥
さぁ乾きましたね!
では洗濯バサミを一つづつゆっくり外して
⑦
裏側から手を入れたりしながら
接着面に段差が出来ないように
ゆっくり貼り合わせます。
⑧
最後は指の腹でムギューッと思いっきりつまみ、
圧着!!
爪で傷付けないように要注意!!
しっかり圧着できたら
ウェット職人に慣れるんじゃないかと
勘違いしちゃいそうなくらい
キレイに仕上がりますよ~
すぐに海に入ってはいけません。
一晩寝かせて、
接着剤が完全に硬化するのをまてば完成です!!
スグレモノなこのボンド
『シールセメント』は お一つ
60g入り ¥1029 です
いや、オレはそんなに
たくさんいらないんだよ
という方のためにも、
小さいのもご用意しております
20g入りで ¥840 です
自分での修理に自信の無い方、
破損箇所が大きすぎて自分ではできそうに無い方は
ナギサストアまでウェットをお持ち下さい。
メーカーや修理工場が修理可能かを判断し、
可能であればメーカーや工場へ送り、修理できます。