松!!
日当たりの悪いジメジメした
アスファルトの隙間から
どんなもんじゃい!!
と言わんばかりに
元気一杯に松が生えて成長し続けるこの松。
阪神大震災から今日で17年。
東日本大震災から10ヶ月が過ぎました。
私たち日本人は大きな震災を経験し、
生きてゆく希望を見失いがちですが、
この松を見ていると究極の環境の下でも
力強く生きようとする力が伝わってきます。
東日本大震災において被災された皆様へ
お見舞い申し上げますと共に、
1日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
近々、このガッツ一松君は
更衣室リフォームのためと
もっと伸び伸び育ってもらうために
移植する予定です。
※ちなみにガッツ一松は、おそらくクロマツだと思われ、
最大では樹高40mにもなる可能性があります。
クロマツなどの針葉樹は、落葉性の広葉樹と違って
冬でも枯れることはなく、常に青々とした葉を付け、
年中すくすくと育ちます。
ではナゼ、冬に枯れる木と、枯れない木があるか ですが、
冬は気温が下がり、木の中の水分が凍って膨張した結果
割れたり、細胞が壊れてしまう可能性が高いために、
落葉性の広葉樹などは 冬になると、水分の吸い上げを休止し、
休眠に入るために落葉します。
一方、落葉しない樹種や松や杉、モミの木等の いわゆる針葉樹のほとんどは
樹皮の中に油分を溜め込むことによって、凍結を逃れて
冬でもガンガン給水して育ちます。
だからこの松も冬でも枯れずに
お構いなしな感じで育ち続けるんですね~
知らなくて良いことばかり知っている
Ryoのうんちくでした。