久しぶりに山中湖に出船した。
鯉や鮒は産気づき、浅場や桟橋下でウロウロ。
水中もどんどん季節は進行していると言うのに、ワカサギの魚影は皆無。
2週間前まであった、底ベタに映る何かも、今となっては何も無し。
餌を付けて落とすだけ、無駄か……
当然釣果はゼロのまま終了。
仕事から帰宅してからは息子が釣りに連れて行けと言うので歩いて3分桂川。
護岸上からのアプローチになるこの場所での釣り味は好みではなく、付き添うだけで一回も竿を出したことは無い。
でもちょっとだけ…
という思いになって、まさかのテンカラ竿を引っ張り出した。
この竿は恐らく7〜8年前にO先生に頂いたテンカラ竿で、2回程使ってはみたが坊主。
満を持してのトライとなるテンカラ釣りだが、1振り2振りして気づく。
仮に魚がフライに気がついたとして浮上。水面に向かって喰いに来た先に、護岸上に人間のシルエット!
そんなシュチュエーションで喰うはず無いですよね?? よっぽどやる気があるか、低姿勢で草に化けるかなら可能性はあるかもしれない…
結局僕が何やかんややってる間に息子が岩魚を一匹。
ニジマスを一匹。
ヤマメを一匹釣り上げる。
息子は魚食性が強くフィッシュイーターである。w
「今日は塩焼きだぁ」と喋りながら帰宅した。