千綿偉功(ヒデノリ)データ保管庫 -5ページ目

千綿偉功(ヒデノリ)データ保管庫

主に2007年までの活動データを再作成し保管していましたが、実は最近ひっそり情報更新しています(2025.8)
***
個人的に思い出して幸せに浸るためのデータベースです。
※転載される際は管理人までご連絡いただけるとありがたいです。

【2004/12/2 NACK-5鬼玉「この声が聞こえますか」全文レポ】

文字起こし→あやさん(掲載の了承をいただいています)

千:千綿ヒデノリ
玉:玉川美沙

千:皆さんこんばんは、玉ちゃんこんばんは!1週間のご無沙汰です。
 今週も「この声が聞こえますか」生放送でお送りしたいと思います。
 えー、先週の生放送が終わりまして、どこ行ったんだ?・・あ、そうそう、京都!と、その次の日が兵庫県の明石市に行って来ましたが、あの、この埼玉とか東京とかっていうのは、紅葉はもうどんな感じ?
玉:一応、街中の紅葉はすっかり色づいたよね
千:色づいてる感じなのか
玉:どうだった?京都の方とかは?
千:京都の方は、山の方がもうちょっとピークを過ぎた感じで、それでもすごいもう観光客の人が多くてねー、で、鴨川沿いのショッピングモールでライブがあったんですけどねー。
玉:そりゃすごい人のはずだ
千:で、鴨川沿いの木々も、街中はまだまだこうちょっといい感じで。
 で、ホントはね、僕は歴史好きなので、京都の先斗町とかね、あそこらへん泊まってね、ちょっと夜を味わいたいなと思っていましたが、えー、観光客の方の予約がホテルがいっぱいで、泊まれなかった!
玉:残念
千:残念!ということで、次の日が明石でライブがあったので、もう前乗りしようということで、ライブが終わって、まあタクシーの中からもうあれですよ、京都駅に向かう、その「折角だから、街中通ってください」って言って。
 で、渋滞してたので、まあそれでちょっとだけこう、観光ゆっくり・・
玉:ゆっくり・・窓越しに。
千:で、まあ新幹線で明石に行って、で、次の日ライブと。

千:で、明石は4年ぶりくらいに行ったんですよ。
 っていうのは、4年前が「陽だまりの詩」がヒットしたル・クプルさんがそこでクリスマスライブをちょうど今くらいの時期にやるって言って、で、そこで一緒に僕も唄わせてもらって、で、またその4年前と同じ会場で、まあちょっと何となくステージとか変わってたんですが、まあ4年経って
 「ああ、あれから4年経つのかー」なんて思いながら懐かしく。
 で、その4年前の時に、あのー、ル・クプルさんと僕、そのライブが終わって一緒にね、東京に戻らなければいけない、その最終で、で、その新幹線に乗り遅れると、東京に戻れない。
 で、タクシーに乗って駅に向かってたんですが、ホントだったら10分くらいで着くところ、すごい1本道で混んでて西明石の駅まで。
 で、もう「ヤバイ、これ間に合わんかもしれん」で、結局ロータリーにタクシーが着いて降りた時にはもう発車1分前だった。「ヤバ!皆とにかく走れ!」でもタクシーの中に乗ってて、こういう時のカンって当たるんですけど「あ、大丈夫大丈夫、絶対大丈夫」とかって思ってて余裕でかまえてて、で、タクシー降りた時に1分前だから「まあ1分あれば何とかなるだろう」と。
 でも、左手にギターを抱えながら、重たいバックを肩からかけながら、もう20Kgくらい体重が重くなったんじゃないかっていうくらい脚が上がらなくてね。階段でもうホントヤバイと思って、何で俺はこんな吐きそうになりながら、涙目になりながら、変な奇声を「うりゃー!」とか上げながら走ってんだー!と思ってもう、で、俺ケツから2番目位だったんですよ。で、「もうやめようかな」と「もういいや」って「もう辛い」って思ったんだけど、「でもなー、ここで諦めて後悔するより、とりあえず上まで走ってみよう」と思ってゼーゼー言いながら、でもその間ずーっと発車のベルが「プルルルル・・」・・
 「お願いだから、鳴りやまんでくれー!」みたいな。
 で、上っていったら、ル・クプルのVo.の女性の方が身を呈してですね、ドアのところに体半分だして、こう発車を遅らせてくれてた。
玉:素晴らしいです(笑)
千:そういう思い出の、まあ色々ね、こんだけ旅をしてると色んな街に・・あるんですが・・・はい、そんな明石のライブ。どんな明石のライブかようわからんけど(笑)
玉:(笑)え、それはでも4年前の話だよね?
千:それは4年前の話ね。はい、そんな明石に再び4年ぶりにね、立って行って来たという。

千:で、戻ってきて、昨日?一昨日だ、横浜で、横浜CLUB24というライブハウスで、松崎ナオちゃんとか、坂本サトルさん、それからもと「スマイル」の浅田信一さんとかとライブがありましたが、それに来てくれた、ラジオネーム「旅の空ですfrom行田」
★横浜のライブに行って来ました。ああいったライブハウスでの生ライブは初めてだったのですが、ドームやホールなどの様にでかいところにはないアーティストさんとの一体感があって、とてもよかったです。とにかく近いですよね。
千:ホント、ライブハウスって近いんですよねー。あの、僕らもねー、ちょっと面食らう時あるんですよ。「わ、近!」みたいな。でも見る人もきっと何かね、あまりの近さに固まっちゃう時もあるんじゃないかなと思いますけどね。
★(続き)個人的には「カメラ」という曲を聴いてみたいなと・・
千:ああ、NACK-5でもね、パワーセレクションでしたっけ?選んでもらってましたが
★(続き)聴いてみたかったのですが、残念ながら唄われなかったので、サイン入りCD(色紙?)も欲しかったし、『この声が聞こえますか』のCDを買って帰りました。ワンマンライブなら聴けたんですかねー?
千:というね。そうですね、やっぱさすがにね、イベントだと曲順とか今日の雰囲気とか・・
玉:時間がやっぱ限られますからねー
千:そう、だからベストな選曲というかね、そうやってしまいますが。
 ぜひまたライブやるんで、旅の空さん、遊びに来てください。
・本日の即興
千:で、今日はですね、あんまり「これで曲を作ってください」というのがなくて、ギリギリまで待ったんですが、ちょうど今日のテーマが「つま先立って」というのがずーっと言ってたので、「つま先立って、つま先立って」というところからちょっとふくらましてみました。
玉:あ、そう!やった!マル決流れだぞー、よし!素晴らしい
千:「つま先立って」っていう言葉からね、さっきパパパっ!っと書いたんですけど
♪つま先立ってキスしてた君の目線は僕の胸
♪いつも見上げていたんだね そんなことさえ知らなかったよ
♪君と僕との間には どれだけの違いがあったんだろう
(中略)
♪今更君のサイズがわかっても・・・
玉:あー
千:つま先立ちといえば、やっぱりこう、ちょっとロマンチックだけどチューでしょう
玉:一応ね、そうよね。え~、続き作って~。
千:(笑)
玉:ものすごいなんか不完全燃焼に終わったんだけど、気持ち的に。
千:時間がなかったのでここまでなんですけどねー
玉:勿論、勿論
千:今、君のサイズがわかったという、ちょっと切ない感じのラブソングでした。

玉:面白いねー、そうやって曲の断片がこのホントに短時間で作られていくっていうねー
千:そう、ホントこれはね、今日全然FAXがなくてですねー、メールがなくて、何にしようかなーと思ったら「つま先立って」。
 僕も身長高い方なので
玉:高いよー!
千:まあこういう経験もね、ありつつ・・・そうなんですよね。
 なんかこういう、あんまりこう、例えば喫茶店に行ったりとか、普通にデートしてるとあんまり相手のサイズって気付かなかったりしますけどね。
 だからふっと思い出した時「そういえばあいつ、つま先立ってたなー」とかね。
玉:あ、プレゼント、今ちょうどクリスマス前だからさー、プレゼント選ぶのに困ってると思うよー皆。メンズでもレディスでも洋服なんか買ってあげようと思って行くんだけど、「サイズ何ですか?」とか言われて、「たぶんあなたと同じくらいだと思うんだけど、ちょっと大きいような気もしないでもないけど、あなたは何サイズ?」みたいな、ね。よくある、そういうこと。
千:あのー、たまにデパートとかにいると、「すいません、ちょうど息子と同じくらいの身長なんで、ちょっと着てもらってみてもいいですか?」とか言われたこともあるけど(笑)
玉:「あてさせて」とかね(笑)あー、なるほどね。
千:人のサイズって面白いなーと思いますね。
玉:それ、いいナンパだな(笑)違う違う
千:えー、相談メールです。ラジオネームいっちゃん。
★突然ですが、唄のテストを受けました。テストは皆の前で一人ずつ唄い、ピアノを弾きながら先生が10段階で評価を決めていきます。
 私はもとからあまり声が出ない方なので、一生懸命練習したけど緊張のあまり歌詞を間違えたりと、いつもの調子が出なかったんです。慣れとかではなくて、評価されていることに緊張しちゃうんです。
 緊張しない方法ってないでしょうか?
千:玉ちゃん、緊張しないの?
玉:するよー!ものすごいするよー!
千:TVとか出てたでしょ?何か色々
玉:するする、毎回するよ、緊張は
千:僕もしますよ。ライブでねー、AXでひとりワンマンの時なんてすごい緊張しましたけどね。
玉:緊張しちゃいけないと思うと、余計緊張するんだよねー。

千:ねー、どうなんでしょうね?まあでもやっぱこう、「慣れとかではなく」って言いますけど、多少慣れも必要かなーと思いますので、満員電車の中で大きな咳払いを1回やってみるとか?「ゴホン!」とか。そういう人の多い空気にちょっと慣れてみるとかね。
玉:(笑)はいはいはい。うーん、まあ授業中に手を挙げることからはじめてみるとかね
千:まあ、唄う時もなんか皆の前っていうよりも、誰か一人の為に唄ってみようとか思うと、ちょっと楽かもしんない。
玉:そうねーそうねー、想像しながらね。目つぶっても別に怒られないしね。
千:そうだね、いっちゃん頑張ってください。
 それから、これは「しんごパパ」
★毎週楽しく拝聴させていただいております。さて今回は土曜日(←日曜の間違い)のららぽーとでのフリーライブについて質問があります。
 今回のフリーライブの会場では、千綿さんのCD等の物販はあるのでしょうか?
千:あると思われます。
★あと、服装は正装の方が良いのでしょうか?
千:(笑)はい、正装の方がよろしいと思います。
玉:(笑)よーし、来い!(笑)
千:僕のライブはですねー、皆さんタキシード着て来ますんで、ひとつバシッと決めて、よろしくお願いします。
玉:ヤベー!来るかもー!(笑)
千:ウソですよ。自由な格好で。
 えー、12/5(日)船橋のららぽーとセンターコートで14:30~/16:00~、2回フリーライブがありますので、ぜひ遊びに来てください。
 それから急遽決定しましたが、年明け1/4に「唄会」、僕がやってるイベントですね。年賀スペシャルとして、色んなゲストを招いてやる予定です。
 川崎CLUB CITTAです。お待ちしております。
 それでは曲の方に行ってみたいと思います。久しぶりにね、ちょっと寒いので、元気の出る曲を。「あなたの心は元気ですか?」そういう曲です。
 千綿ヒデノリで「陽のあたる場所へ」。また来週、バイバイ!
・曲「陽のあたる場所へ」
【2004/11/25 NACK-5鬼玉「この声が聞こえますか」全文レポ】

文字起こし→あやさん(掲載の了承をいただいています)

千:千綿ヒデノリ
玉:玉川美沙

千:「この声が、聞こえてますよ!」←タイトルコールの時に
 ・・・っていうのがありましたねー、さっきねー(笑)
玉:はいはいはい
千:ありがとーありがとー!そう、さっき聴いてて爆笑しちゃいましたねー。
玉:ホント?よかった、伝わってた!(笑)
★今日のマル決考えました。ささやかなマイドリーム。千綿さんに「この声は、聞こえてますよ」と報告したい
千:はい、ちゃんと報告受けました。ヘビメタの伝道師さん、ありがとうございます。よかったー、ちゃんと聞こえるんだね。
 でもね、やっぱね、不安になるわけですよ。こうやって1年近くこのコーナーやらしてもらっててねー、どこまでこの僕の声と存在が皆に届いているのかと心配になりましたが・・・
 この前の日曜日ですよ、コクーン沢山来ていただいてねー、で、その前の日にO-EASTでライブがありまして、で、次の日が仙台でライブがあったんですね。
玉:昼間ね
千:昼間ね。で、ちょっと朝が早かったので、渋谷が終わってそのまま最終で仙台に入ろう、ということで、夜入りました。で、まあ地味ーに弁当なんか食いながら(笑)はい。終わって
玉:いいですね
千:いいですね(笑)で、仙台ライブ終わって、そしてその後そのまま新幹線に飛び乗り大宮まで、というかさいたま副都心ですね、で、そいでNACK-5の特番があったということで、あのねー、今日阿すごいんですよ。ここ持ってきてないけど・・
玉:メール?
千:メールが。初めてこうやって「このコーナーでは知ってたけど、初めて聴きました」という方が沢山!嬉しいですねー。
 ちょっと軽く紹介したいと思います。ラジオネーム紫エンドウさん。これ、男性ですかね?
★実際に見る千綿さんは、思ったより細身で驚きました。そして、その体から滲み出るパワフルな唄声に驚き、つい聴き入ってしまいました。またライブに行きます。
千:ということで、ありがとうございます、16才。
玉:ほおー。いいですねぇ。

千:嬉しい!あのー、日曜日ということもあってホント家族連れの方とかねー、年代を問わず色んな人が、そう、2才くらいの女の子がですね、こう前で手を叩いてノッてくれてて、で、生放送中にマイクを向けたんです。そしたらもう「だいちゅき(大好き)」って言われちゃいました!
玉:やーん、かーわーいーいー!告白されてるよ!いいなー
千:(笑)ああ、告白されたいんだもんね、玉ちゃんね。
玉:そうそう、されたいのされたいの
千:それ、先週も言ってなかった?「モテたい!」って
玉:ずっと言ってんの。ものすごいずっと言ってんのよ(笑)
 いいねー、かわいいねー、素直だもんねー、子供ねー。
千:ねー、こうなんかね、こっちまで笑顔になりますよね。子供達の笑顔ってね
玉:うん
千:それから、これはラジオネーム「オザマメット」。「オザ・マメット」?どっちだ!「オ・ザマメット」?「オザマメット」くん。
★コクーン新都心でのライブ、最前列で見させていただきました!
 千綿さんが言っていたように、生の声や、生で見る方が全然違うものがありました。感動と、それ以外に何かを声の波に乗っていただいた感じがしました。ありがとうございました。最後になりましたが、小さい力ですが、応援させていただきたいと思います。
千:ありがとうございます。14才、男の子。嬉しいですねー。
 やっぱこう、なかなかライブというものに1回も行ったことがないという方も、きっとリスナーの中に沢山いると思いますけど、まあこうやってオザマメットくんみたいにですね、実際、生でその同じ空気の中でこう感じてみると、レコードっていうかCDで聴くものとはまた違うね、何かこう、エネルギーというか、きっとあの、あれでも一緒だと思うんです。
 人と人との会話も、メールの方が勿論簡単なんですけど、「ありがとう」っとかね。それでもまあ半分位は気持ちは伝わるのかもしんないけど、やっぱこう、顔つきあわせて「ありがとう」って言った方がやっぱりね、より想いは伝わるのと一緒で、ね、勿論僕らもCDを聴いて欲しくてね、ホント魂込めて1枚を創りあげておりますが、それ以上にやっぱね、こうライブで感じてくれたものの方が、何か皆にとってこう、すごい大事なものっていうかね、が、詰まっているんじゃないかなと思いますが。はい。

千:それからこれはですね、菜の花っ子ちゃん。17才。いいですねー。
 何か自分がオヤジ化していくのがなんか嫌ですね(笑)17才!とか言って。駄目ですねー。
玉:そうかー(笑)なんてね(笑)
★NACK-5の公開生放送でのミニライブ、私は現地に行って聴くことはできなかったんですが、バッチリラジオで聴きました!どこまでも伸びていく感じがして、聴いている私も気持ちよかったです。
 千綿さんの素敵な唄声に、多くの人が足を止めたことでしょう。
 私も今年の9月に、船橋のららぽーとで千綿さんの唄に出会いました。偶然の素敵な唄と千綿さんとの出会いに感激し、真っ先にCDをゲットしたのを今でも鮮明に覚えています。その時に、千綿さんの唄からも沢山の力をもらいました。千綿さんの声が、これからも沢山の人の力の素になるといいですね。
 これからも、田舎の田んぼの中心で千綿を叫び続けます。
玉:いいねー!
千:いいですね。ゲロゲロ(蛙のモノマネ)
玉:(笑)田んぼの中心だけにね。
千:ということで、ホントあのちょっと読み切れないんですけどねー。
 11才のさおりちゃんとかですねー「初めて見ました」
 あとはこれ、25才の男性、ラジオネーム那覇(?)くん。嬉しいですねー。
 あとはこれは、ラジオネームもえちゃんかな?という具合に沢山いただいておりますが、はい。
 皆さん風邪など召されてないでしょうか?大丈夫ですか?
玉:流行ってるからねー、今ねー。
千:ねー。僕もちょっとヤバイんですけどねー。ホント電車に乗ってるとつい口から息をしそうになる瞬間があるんですけどねー。あのー、口で呼吸しない方がいいですよ、皆さん、ホントに。鼻で息した方がいいですが・・
 ここのスタジオに来る電車の中でねー、もう色々こう中吊りとかクリスマス詳報(?)とかね、色んなことやってますが、クリスマスってやっぱこう、あれなんですかねー?あのー、独り身というか、何て言うんですかね、ずっとこう「クリスマスを乗り越えるために彼氏を作りたい」っていう女性も中にはいたりするんですか?
玉:なんかいるみたいだねー。「とりあえずクリスマスはなんとか」っていうね。
千:なんとかね。で、結局クリスマス終わって別れちゃったら意味ないと思うんですけど。

千:これは、こうちゃん。
★玉ちゃん、ヒデノリさん、お疲れ様です。この前の曲、とても素敵な曲でした!
(千:この前、どんな曲だったっけ?あ、「待ちぼうけ」って曲ですね)
 私もヒデノリさんにクリスマスの曲を作って欲しいのですが、私は毎年クリスマスはとても淋しいんです。そんな私を慰めてくれるような曲を作ってくれませんか?お願いします。
千:ということで、そうですね、クリスマス。まあ慰められるかどうかは分からないですけど、えー、さっき電車の中でふっとそういう中吊りを見ながら閃いたフレーズがあったんで、ちょっと間違うかもしれませんが(笑)即興で。
これ、切ない感じです。

♪ねえ 今年こそあなたに伝えたい気持ちがあるんだけど 話を聞いて
♪もうこれ以上 あやふやにしないでね 傷ついてもかまわないから答を聞かせて
(中略)
♪Merry X'mas to You あなただけに言わせて欲しい これからもずっと

千:という、ちょっと切ない感じの・・
玉:ほー、なるほどね(拍手)
千:やっぱこうね、恋人を本気で探してる人とかもいたりしてね。まあこういう季節柄、思い切ってね、自分の気持ちを打ち明ける人もいるんじゃないかなと思いますが・・
玉:イベント事がきっかけになるのは、もう大賛成なんですけどねー。
千:そうですね、それだけでチャンチャン!ってね、形だけで終わってしまうのもあれなので、なんかそうやってこう、これを機にね、出会った人もずっとずっとこう続いていくようなね、恋が実ればいいなということで、こういう曲を作ってみました。

千:ということで、えー、そうそう、またね、ライブが、旅がこの後また週末から・・どこだ?
玉:どこだ?どこに行くんだ?(笑)
千:あ、京都!京都ですよー!
玉:西ですかー。
千:京都に・・まあちょっと寒いみたいなんですけど
玉:ねー。きゅーっと冷え込む時期だねー。京都ねー。
千:京都でのインストアライブ、そしてその翌日が兵庫県明石市。明石焼きです。
玉:タコが美味い明石!
千:(笑)そうだね。で、また旅をして東京に戻ってきて、久々に横浜の方でライブがあります。あ、そうだこれが先ですね。11/30横浜CLUB24で、15周年記念のイベントがありますが、坂本サトルさん、それから松崎ナオちゃんとかね。一緒にやりますので、ぜひ遊びに来てください!
 それから、さっきのメールにもありましたが、船橋ららぽーとでもまたフリーのライブがあります。12/5(日)2:30~と4:00~ライブがありますので、ぜひね、この前コクーンで初めて見たというあなたも、またぜひ遊びに来てください。それから今聴いてるあなたもですね、
「ライブ、マジでいいけん 来てみ!」って。「ホント、マジで感じてみ!」ってね、ホントそう思ってるんで、遊びに来てください!
ということで、最後に曲をお届けしたいと思います。
えっとねー、この曲にも「あのコクーンで唄ったのがすごくよかった」と「ラジオで録り忘れていた」と「途中でガー!っとオヤジさんがアンテナ動かして聞こえなかったのでリクエストします」ということで、今週はこの曲をお届けしたいと思います。
千綿ヒデノリで「祈り 2004」
・曲「祈り 2004」
【2004/11/18 NACK-5鬼玉「この声が聞こえますか」全文レポ】

文字起こし→あやさん(掲載の了承をいただいています)

千:千綿ヒデノリ
玉:玉川美沙

千:皆様こんばんは、千綿ヒデノリです。玉ちゃん1週間のご無沙汰でした。
玉:どうもー
千:あのー、僕はパソコンというものを持っていないので、その苦しさがいかようなものなのか僕には想像が全然つきませんが、こりゃもうひどくショックなことなんでしょうね。
(*たぶん、スタッフさんのパソコンがクラッシュしちゃったのかな?)
玉:うん、そうだよー。
千:だから、機械に頼るんじゃないって!
玉:ホントだよねー。
千:なので、今日のこの放送上の原稿は、きみちゃんの手書きになっています。この方が伝わると思いません?あったかい!この絵が・・
玉:(笑)そうだけどさー、この千綿くんの似顔絵はいいの?コレ、ねえ、いい?これ、ねえ。
千:(笑)いや、もう素敵ですよ(笑)
玉:髪がものすごいパーマヘアになってるけどね。この絵で見ると(笑)
千:いやいやこの1週間、日曜日に千葉の八千代の方でインストアライブがありまして、ライブはそれだけでしたね。
 で、珍しいんですよ。大体その鬼玉終わって1週間の間に、必ずといっていいほど旅に出てましたよね。7月の終わりからねー。ずーっとほとんどたぶん1回あったかないか位なんです、旅がなかった週が。
 今週、この1週間もう珍しく旅がなく、まあないといってもですね、色々お仕事というのはあるもので、色々こう原稿書いたりとかね、筆文字を書いたりとか、曲を作ってみたりとか、あの~、玉ちゃんはどっちですか?
 あの、同時に同じことをいっぱい考えられる人ですか?
(↑同じことなら考えられると思いますが(笑)「色んなこと」と言ったつもり?)
玉:ううん。無理。
千:無理だよね。僕もねー、ホント駄目なんですよ。もう聖徳太子が羨ましいって思うくらい。
玉:やってみようとトライしても途中で「やー!」もうバーン!ってなるのよ(笑)
千:そうなんですよ。だからね、ちゃんとこう1コずつ優先順位をつけて、やって片付けていかないと、欲張って色んな事を考えはじめると結局何をやっているかわからなくなって、「あー!」ってなってしまうんですよ(笑)
玉:ショートするね。「プシュー」って
千:(笑)なので、1コずつ時間をかけて納得のいくまでこうやって、で、このスタジオに来る前にも、ひとつお仕事終わらせて、で、そこでまた頭をきり変える。「よし、これから鬼玉だ」と。で、風呂に入りながら「今日はどんな話をしようかなー」なんて考えてね。
 だから、そうやっていかないとね、かぶっちゃうと僕、駄目なんです。テンパっちゃって。
玉:わかるー

千:そんなわけで・・そうそう、原稿書きで思い出したんですけど、あの、僕ワープロ使っててね、もう10年間愛用している、まだ未だに現役バリバリで働いてくれるかわいい奴がいて、僕にとってもうワープロ買う時でさえアナログ人間から抜け出したような気分だったんですが、今やですね、あれですよ、「某なんとかカメラ」に行きましたよ。「大きいカメラ」に(笑)そしたら、もうワープロの「ワ」の字もないのね。売り場にね。
玉:ないねー。
千:あの、「このフロアにはこれが売ってます」っていうのをね、1階ずつ見ていったんですが、探した探した!どこにもない!もう哀しくなりましたね。それで、店員さんに聞くのもなんかこっ恥ずかしいような気がして「絶対もう自力で探してやる」と思って、で、探したんですけど、あの「リボン」ってありますよね?
玉:インクリボン?
千:インクリボン。あれがもう、ホントのけ者ですよ!もうねー、なんていうんですかねー、でもそうやってこう僕にとってはあんまりインターネットにも興味がなくて、原稿打って印刷するにはワープロで充分なわけですよ。そういう人もきっといるはずなんです。なんかね、あの、ちょっと哀しくなったというかね、そういう時代だから仕方がないのかもしれませんがー
玉:まあねー、そんなに追いやらないでー、みたいなねー。
千:追いやらないでーみたいなね。そうやってこう、淘汰されていくのかと、ちょっと哀しくなりましたが・・
玉:まあねー
千:まあ、時代がね、便利になっていくのはいいことだと思いますが、だってケータイ電話だって使わない機能、僕沢山ありますよ。
玉:あるある、全然あるよ。
千:ね、ただ話せりゃいいのになーと思いますが、まあここで時代の文句を言ってもしょうがないのですが。
玉:まあ、依存しすぎないようにね
千:そうだね

千:えー、そんな1週間。その八千代のインストアライブに来てくれた、これ初めての方かな?ひいなちゃんでいいのかな?(←たぶん漢字?)
玉:ひいなちゃんかな?
千:ラジオネーム・ひいなちゃん。
★千綿さん、玉ちゃん、スタッフの皆さん、こんばんは!ひいなです。
 この前の日曜日、イトーヨーカドー八千代店でのインストアライブ参加させていただきました!不覚にも千綿さんのこと知らなかったのですが、偶然買い物に行ったらあの綺麗な唄声が聞こえてきまして、生で聴いたのは初めてでとても痺れました。素敵ですよねー。通りすがりの買い物客も、足を止めて聴き惚れていましたよ。私の母も、「あの人、いい声ねー」と感心していました。
 ちゃっかりCDも買いまして、サイン色紙も握手もゲットです。
 うっかり「いつも鬼玉聴いてますー」と口走ったら(千:今、聞いてくれてるかな?)「ありがとう」と答えてくださって、とても感動したことが記憶に新しいです。これからもがんばってください。
千:ありがとうございますー
玉:千綿くん、あれだよねー。あのね、今、皆には見えてないけど、手振ったからね、一瞬。「今、聞いてくれてるかなー?」って。見えないから!(笑)
 でも、そういう気持ちで出るんだよね。きっと「聞いてるー?」っていうね。
千:(笑)それから、これFAXでいただきました。これは初めての方かな?菜の花っ子ちゃん。女子高生、17才。
★千綿さん玉ちゃん、こんばんわーい!
千:これ、手で書く時もケータイの絵文字、顔文字使うんですね
玉:ホントだねー
★(続き)私は田舎に住む17才の女子高生です。いつも楽しく聞いています
。段々と寒くなって冬が近づいてきましたが、風邪などひいていないですか?
千:大丈夫ですか?俺ねー、ちょっとヤバイんですよね。気をつけよっと。
★ところで、冬と言えば私はクリスマスを一番に想像するのですが、クリスマスといえば恋人ですよね。私のささやかな夢は、彼氏とイルミネーションの中を歩くことです。なのに、私には17年間彼氏がいないんです。
 女子校だから、というのもあるんだとは思いますが、友達はみんないるし、皆からは「作る気がないんだよ」と言われました。確かに自分に自信が持てないし、積極的にもなれません。メールをしている人がいるんですが、自信が持てなくて結局は終わってしまいます。まわりの子とかの失恋話を聞くと、もっと自信を無くしてしまいます。
 千綿さんや玉ちゃんの学生時代は、どんな恋をしていましたか?
玉:どんな恋をしていましたか、学生時代!
千:でもあの、まさにケータイなんてない時代だったので、どうやって待ち合わせしてたんだろうとか思いますけど
玉:公衆電話から電話して、ドキドキしたよねー
千:したよねー。でもなんか、乗り越えなきゃいけないものがいっぱいあってですね、でも逆にそれがこう想いを育ててくれたような気がしますが

千:そう、さっきここに来る時にサラリーマンの方が傘を差しながら彼女を待ってるような感じだったの。それでずーっとメールをやってて、「あーこれからデートなのかなー」と思って、そこでふと思い浮かんだ言葉があったんですけど、それをさっきちょっと唄にしてみました。

♪待ちぼうけ一人で傘を差しながら 待ちぼうけ冷たい雨をよけながら
♪こんなにも考えてるよ 君のことだけ 片思い
(中略)
♪本当に好きな気持ち届いてるかな? 待てど暮らせど 僕の空は晴れやしない
玉:ほー。でも待ちぼうけの人になっちゃったんだね、その人(笑)
千:そう、だって待ちぼうけしてる感じが漂ってたんです。「たぶんこの人、来ないだろうなー」なんていうね。
玉:そーなんだ(笑)いいねー、なんかひとつね、ちょっと見たその景色で物語ができてしまうっていうね。
千:僕も待ちぼうけくらったことが沢山あるので、そうなんですよー。でもずーっと信じて待ってるんだけどね。かくれんぼしてさー、誰も見つけてくれないような物悲しさがあったりしてね。
玉:ほー。ステキステキ。
千:というのを作ってみました。

千:さてさて、また週末、今度は仙台に行ってくるのですが、その前にまずは・・あ、そうそう、ラジオネーム「受験生雑巾配達屋」くん、17才。
★千綿さん、玉ちゃんもいたらこんばんは
玉:いるよー!
★千綿さんが日曜にコクーンに来るって聞きました!実はその日、うちのサッカー部の決勝戦がある、なので行けないのですみませんが、でも応援してください!
千:頑張ってください。でも決勝戦か、あれですよね?新年の全国大会に出るか出られないか・・
玉:あ、そっか!あれかー。頑張れよー。
千:頑張ってください!で、まずは土曜日、11/20に渋谷のO-EASTでイベントがあります。これも沢山の、あの中村あゆみさんとか出ますけどね、そしてその翌日、仙台に行って、で、その日のうちに大宮に戻ってきます。
玉:おー、仙台行ってから帰ってくるのかー!
千:11/21(日)NACK-5の特番
玉:そう、特別番組「KDDI Presents ez Sunday」というのが、お昼の1時前、12:55から公開生放送であるんですよね、で、土屋滋生さんと「RADIO X」のケイティ、本多慶子さんがやるんですけど、千綿くんが4:30からゲスト出演、生唄あり。
千:はい。ぜひ遊びに来てください!お待ちしております。
 詳しくは、NACK-5のHP覗いてみてください!
玉:さいたま新都心駅の、コクーン新都心でーす。
千:はい、それでは最後に曲をお届けしたいと思います。
 千綿ヒデノリで「逢えない夜を越えて」。また来週!
・曲「逢えない夜を越えて」
【2004/11/11 NACK-5鬼玉「この声が聞こえますか」全文レポ】

文字起こし→あやさん(掲載の了承をいただいています)

千:千綿ヒデノリ
玉:玉川美沙

千:皆さんこんばんは、千綿ヒデノリです。玉ちゃんこんばんは!
玉:こんばんは!
千:ただいま!戻ってきましたー!
玉:おかえりー!
千:えー、先週は録音で・・どこに行ってたんですかね?僕ね?
玉:(笑)どこだったっけね?(笑)
千:佐賀ですね、佐賀。地元佐賀
玉:おう!いっとりましたか!
千:行っとり・・・あ、違う?佐賀か、あ、ちょっと待って待って、先週が録音だったから、その前の生放送が終わって翌日に佐賀行きました。 
 で、ライブがあって1日で戻ってきて、東京新宿のNSビルというところでイベントがありまして、そこでライブで唄いました。で、次の日に東京の大正大学の学園祭で、学園祭ライブがありました。で、1日東京で過ごし、で、また翌日から九州行きました。福岡、長崎、佐賀とライブがあって、で、今週戻ってきたと。
玉:おかえり!
千:なんか随分会ってないような気がしますけどね
玉:ねー、1週録音になるとね。
千:そうですね。ということでねー、まあ今回も色んな出会いがあった、そんな旅でしたねー。
 あのね、長崎っていうのはここ5年くらいのお付き合いというか、僕があの98年に千綿偉功ソロになってから、そのライブとかお仕事では行くようになったんですけど、すごく人が優しいというかな、何て言うかな、ちゃんと受け入れてくれる街なんですね。ちゃんといいものはいいって、こう皆でちゃんと評価しようというような素敵な街で、まあそんな街だからこそ何か僕もね、受け入れてもらえて。で、そこでね、僕99年の長崎のお祭りがあったんですけど、そこからもう、とにかくどんな恥をかいてもいいやと、まあそれまでホラ弾き語りというものをほとんどやったことがなかった千綿くんがですね、もう恥も掻き捨て、もうとにかく自分がね、強い意志を持って唄っていくんだ!ってはじめたのが長崎だったんです。
 だからそこからもう数え切れないほど長崎には通ってますけど、まあそんな長崎でのFMさんの招待ライブがありましてね。
 もう100年以上経ってるような銀行の蹟というか、まあそのまま残ってるんですけど、そのね、普通のライブハウスとは違う何かね、そこに漂う空気って何かあるでしょ?歴史が作った空気。その空気と僕の声がすごくこうフッ!と一体化するというか、馴染む、なかなかそこらへんのライブハウスじゃ味わえない素敵なライブでしたねー。

玉:へー。色んな場所を選ばずに出来るってことはすごく面白いことですね。そういう意味ではね。ライブハウスだけじゃなくて、野外は勿論だし、そういう普段はライブをやるような場所じゃないのにっていう場所でもそうだしー。
千:でね、そういう所に行けば行くほど、その独特の空気感っていうのがあって、そのフッと馴染む、声と馴染むそういう感じがあったんで、改めて思って。その「あ」って喋った後に余韻ってあるでしょ?
 言葉って、その余韻できっと聴いてる人が色んな想像を膨らませてくれたりとか、その余韻ってすごく大事だなあと思って。
 で、すごくシンプルなギター1本と声っていう形で今回も唄を届けたんですけど、ま、そういう編成というか、構成がもうぴったりの場所でしたね。
 ほら、バンドが似合う所とかもあるじゃないですか、野外ライブね、夏のライブとか、でもそういうね、今回は歴史を感じるような空気の中で唄ってきました。
 で、その翌日、またガラッと変わって今度はですね、僕の故郷・佐賀でもうね、佐賀が唯一誇れる(笑)でもこれ、世界に誇れるんですよ!インターナショナルバルーンフェスタ、熱気球の大会がなんとですね、25周年も続いていると。「へー」と思いましたね。だから日本を代表するそういうイベントなんですが、なんと僕はこのインターナショナルバルーンフェスタ、河川敷で行われてる訳ですけど、世界百何十カ国から集まってくれて、気球も200機くらい飛ぶわけですよ。
玉:わーすごい!
千:ねー。僕、高校生の時にバンドやってまして、そこの同じステージで唄ってるんです。実は。
玉:へー!そーなのー!?
千:そーなの!
玉:10数年前?ってことだよね?
千:ええ、イベントがあって、で、そこにプロになってもう何回も呼んでもらってますけど、すごい感慨深いというかね、「あー」ってまたこうやってプロになってこの同じステージに戻って来れて、唄えてる自分がね、そこにいて。
 なんかこうね、だから特別な想いがあったりして。
玉:ねー。イベントも25年続いてるイベントだからこそ、それが出来るんだもんね
千:そうですねー。で今回ね、色んな大御所さんっていうんですかね、葛城ユキさんとかですね、もとゴダイゴのギターの浅野さんとかですね、色んな方が来られて、で、まあ佐賀といえば、はなわくん、はい、はなわくんも来てまして(笑)で、朝まで飲んだりしたんですけど、また色んな親睦を深められたりとか、結構あの野次馬根性ではなわくん見に集まって来てる人が何千人もテントに入りきれないくらいどわー!っていたんですけどね、で、僕もね、初めて聴いてくれた人が沢山いたんじゃないかなと思いますが、やー、嬉しかったですね。なんかね。

千:これは、れーぴさん。
★今回の九州のライブの旅も充実していたんでしょうね。「ただいま」って言って帰れる場所が沢山あって、「おかえりなさい」って言ってもらえる人が沢山いるって素敵なことですねー。
玉:うん、ホントそーだよねー。
千:ホントだから今回もね、このコーナーも、なんかこのスタジオに来ると皆の顔見て「ただいま!旅から帰ってきました」っていうね
玉:うん「おかえり!」って素直に思うもんね
千:うん。例えばこう色んな街に行って、「この街の印象どうですか?」って聞かれることがよくあったりして、でも実際僕らって新幹線降りて、飛行機降りて、もうホテルまでだったりとか、なかなかプライベートで街を散策する時間なんてものはないわけじゃないですか。
 で、そんな中でやっぱり一番印象に残っているものといえば「人」なんですよね。
 「その人がいるその街が好きだ」って。だからねー、そういう人がいるからなんかこう「ただいま!」って素直に認め合ったりとかね、で、また「おかえり!」
玉:って言ってもらえてね。日本全国にいっぱい「ただいま」言える場所があるって、そうそういないよ、そんな人(笑)
千:そうですねー。でも例えば長崎だったら、僕のライブがはじまった、そういう街なんだー!っていうね、自分のその意識があるし。
 で、例えばこの街は自分がね、こういう思い出がある街なんだーって、で、そういう所に応援してくれる「人」がいるっていうのがね、すごい素敵なことだなーと。
玉:うーん、素晴らしい仕事だね。そうやって考えてもね
千:(笑)

千:さてどうしよう!今日はですねー、さっき2つほど考えたんだけど、いや、考えようとしてて欲張って、何かこうどっちにしよう?と思ってまだ全然何も出来てないんだけど
玉:(笑)そーなの?
千:どーしよう・・(ギターをつま弾く)
 あ、これ今「ZIGGYの何とかだー!」って気付いた人はねー・・素敵です
玉:何よ!
千:いや、今そのコード進行で何かやってみようかなあと今思って・・
玉:何よ、気付いた人は何よ!30代とか、そんなことかい(笑)
千:言うな!言うな(笑)
 えーっと、これはラジオネーム「あ?」さん(←聞き取れない)
★この間、地元の中学校で文化祭がありました。私は中学受験をしたので、小学校の時の友達と久しぶりに会えたんですけど、でも久しぶりに会っちゃったら何だか淋しくなってしまいました。ずっと一緒にいた友達と離れて久しぶりに会うって複雑な気持ちです。こんな気持ちを唄にしてくれませんか?
千:っていうことでねー、あの同窓会とか「奴どんなになってんだろう?」とかね、ワクワクしたり、ちょっと恐かったりしますよね
玉:うん。私もね、千綿くんも地元離れてるから余計にそういうのはね。
千:うん。で、久しぶりに会う時の気持ちをね、ちょっと・・・ヤバイ、ホント何も書いてないんだけど
玉:さっきのコード進行で!?(笑)←ZIGGYの「グロリア」風?
千:(ギター弾きつつ)そう、どーしよ!ホントどーしようコレ!?

♪僕はどんなに変われてるかな?君はどれくらい変わったのかな?
♪あの日の痛み忘れてないかな?あの時のウソも憶えてるかな?
千:さあ、こっからメロディが出てこないぞオイ!(ギター弾きつつ)
玉:(爆笑)今、皆、頭の中で勝手に作ってるかもしんない
千:(鼻歌&ギター)
♪SAGA佐賀 ~~~佐賀の友達、元気かな?
玉:そこか!(笑)
千:すげー無理矢理!
玉:いや、ちょっと待って、でも曲作る時って、そういう風にやる方法もあるんだなってことを今日は皆さんに見せていただきました
千:(笑)
玉:コード進行だけこうやってて、その中にふとメロディが「♪」って出てきたりとかしてっていうね。へー・・
千:いや今日もね、佐賀に帰って久しぶりにね、会った友達とか居たんですけどね
玉:でも面白かったー今日(笑)
千:色々ちょっと俺も友達を思い出してしまいましたが
玉:ユマさん、いかがでしたでしょう?(笑)
千:でも何か自分が変われてるのかな?とかね、相手が変わったのかな?とかって思う、恐かったりする瞬間もありますけど
玉:そうねー。自分だけが地元を離れていると、ずっと地元にいる友達同士っていうのは、ほら、同じ空気をずっと過ごしていて、自分だけがそこにいないっていう怖さとかね
千:不安とかね、ありますよねー。
 はい、ということで何の答えにもなってない唄でしたが
玉:いやいや面白かったー(笑)

千:えー、じゃあライブのお知らせ。11/14インストアライブがあります。日曜日、イトーヨーカドー八千代店。14:00~・16:00~。
 それから11/20、O-EASTでイベントがあります。原宿ルイードの15周年イベントがあるそうで、黒田倫弘くんとか、あと中村あゆみさん!これ、個人的に楽しみです。
 それから11/20(←11/21。今日は言い間違いが多いー)に、さいたま新都心、コクーン新都心でNACK-5の特番のイベントがあります。16:30頃出演予定ということになっております。ぜひ遊びに来てください!
玉:ぜひぜひー!
千:それでは最後にもう1通。これはラジオネーム「ピノ」ちゃん。
★千綿さんの旅はどんどん先に進んでいることと思いますが、まだAXワンマンの話をしてもいいですか?千綿さんのライブで出会ったお友達のことです。
 ライブの後、色んな思いが重なり、帰る道々泣けてしまったそうです。そんな自分の横を、一緒にいたその方のお友達が静かに歩いてくれたそうです。
 素敵な友情だなーと思いました。そんな絆って素敵だなーと思います。
千:ということで、最後に言葉ってすごい確かなものなんですけど「想い」っていうんですかね?言葉にできないその想いがね、この2人の中でこう見えません?この寄り添ってるね
玉:静かにね
千:うん、なんかこう想ってあげることってすごく大事だなーっていうね、まさにそんな唄を最後にお届けしたいと思います。
 千綿ヒデノリで「それが僕に出来ること」
・曲「それが僕に出来ること」
【2004/11/4 NACK-5鬼玉「この声が聞こえますか」全文レポ】

文字起こし→あやさん(掲載の了承をいただいています)

(本日は千綿さん福岡にいるため、収録ひとり語りVer.)
皆さんこんばんは、玉ちゃんこんばんは!千綿ヒデノリです。
えー、先週はね、あれですよ。AXをはさんでまあ2週間ぶりに生放送ってことだったんですが、えーまあ、あれからまた旅に行ってましてね。地元佐賀に1回行って、で、そのままもう翌日戻ってきて、東京新宿NSビルでライブをやりまして、そしてまたまたなんと九州の方に昨日から!行ってます。
もうとにかく夏過ぎから旅、旅、旅で、季節感を味わうことなく全国を飛び回っておりますが、また昨日から福岡、福岡、そして長崎、佐賀と。
はい、ということで旅が続いてる途中ということで、今日は福岡にいます!
はい。えー、録音でお届けしたいと思います。
あのねー、1年に大体どれくらい飛行機に乗るのかなとアバウトで数えたところね、50回くらいは乗ってましたねー。え、まあその他新幹線だー何だかんだってね、日本全国1年中旅をしておりますが・・・
でもねー、ホントにこう今まで自分が足を運んでね、そこで色んな人と出会ってきた、その1コ1コの出会い全てが今につながっているっていうのをね、すごく感じますね。
で、1回出会った人とまたね、交流を深めるためにお食事に行ったり飲みに行ったりするんですけどね、そこで色んな話をして、で、あのやっぱ「自分たちが間違ってない」というかね、「あ、これでいいんだ」ということをその確かめられる、そういう瞬間でもあったりしてね。
そういう出会った人1人1人の笑顔であったり、1つの言葉であったりね、そういうことに励まされたりとか勇気をもらったり、ホントね、そうやってこう今唄っていられることがすごくね、嬉しいというか、幸せだなあということを日々感じながら旅をしている訳ですが・・・

えーまあそうやって旅をしている中でね、ちょっと生まれた曲というか、まあ今日もね、色んなその福岡っていうか、色んな人に会いに行っているわけですが、そういう旅の中で生まれた曲がありますのでね、ちょっとやってみたいと思います。
「あなたに逢いに行こう」というね、まだ未発表の曲なんですが、聴いてください。
・生唄「あなたに逢いに行こう」

はい、ありがとうございます。「あなたに逢いに行こう」というね、まあ遠く離れていてもですね、こう、その人の存在があったりね、ひとつの笑顔を思い浮かべたり、前に言ってもらった一言を思い出したりしてね、「あの人もがんばってんだなー」って、そうやって相手を想うとなんかね、こっちも力強く1歩踏み出せる時があったりしまして・・・
僕も色んな人に支えられて、励まされて唄っていられるんだなーってことを感じながら、そんな想いを閉じこめて作った唄でした。はい。
えー、なんかあの、今年あれですね、こう色んな自然災害とかがですね、沢山沢山こう日本に降り掛かってきてる、そんな年でもありますけどね、改めてそのまあ僕ら、まあ僕も含め、皆も含め、1日1日をこうやって積み重ねていっているわけですけどね、えー、そのあたりまえにこう繰り返している日常の中に、たぶんね、気付かないところにポッとこう咲いたちっちゃな幸せみたいなことがあると思うんですけど、そういうちっちゃな幸せというのが、いかにこう大切でかけがえのないものかというのがね、色んな事件や災害が起こる度に思いますけどね。
なんかホントにこう1つの出会いとかね、ひとつの言葉とか、そういうシンプルなものを大事に生きて行けたらいいなあと思う最近であります。はい。

ということで、まあそういう瞬間瞬間の積み重ねといえばですね、もう僕はホント沢山沢山ライブをやってまして、そのライブもね、ホントにこう二度と戻ってこない、あのー、1秒前はもう過去になりますからね、過去の唄というか、もうホントその時に感じたものを唄で表現しているわけですが、ぜひあの生の唄、ね、何かを感じに遊びに来て欲しいなと思います。
はずはですね、いちばん近いところは、11/14インストアライブがあります。
新星堂八千代店にて、1回目が14:00~、そして2回目が16:00~となっておりますんでね、ぜひ遊びに来てください。
それからイベントなんですが、11/20に渋谷のO-EASTで色んなアーティストが出る対バンのイベントがありますんで、これもね、ギター1本でやりたいなと思ってますんで、ぜひ遊びに来てください。お待ちしております!
えー、来週は生放送で、東京戻ってきてお送りしますんで、またね、色んな旅話も出来るかなーと思いますんで、楽しみにしておいてください。
それでは最後に、まあそんな災害の話とかもしましたけどね、あの、この曲はホントにあの2001,9,11、あの日にね、そのあふれる想いをなんとか伝えたいと思って作った曲でもありますが、9月に出した「逢えない夜を越えて」のカップリングでね、スタジオライブVer.ピアノと一発録りという形で収録されています。
それでは今週最後にこの曲をお届けしたいと思います。
聴いてください。千綿ヒデノリで「祈り 2004」
・曲「祈り 2004」
【2004/10/28 NACK-5鬼玉「この声が聞こえますか」全文レポ】

文字起こし→あやさん(掲載の了承をいただいています)

千:千綿ヒデノリ
玉:玉川美沙

千:皆さんこんばんは、玉ちゃんこんばんは!えー、2週間ぶりですね。この前はあれでした(日本シリーズでお休み)。でもよかったですね、西武ねー!
玉:ねー、決まったよー。
千:2週間ぶりです。千綿です。さてさてこの1週間、相変わらず旅でしたねー。
玉:ワンマンライブだったのに(笑)
千:昨日帰ってきましたねー。
玉:おかえりー。
千:そう、玉ちゃんも観に来てくれてましたが、SHIBUYA-AX!ね、かかしの次の日。
玉:そうでございます。
千:鬼さんから何もね、メッセージ残ってなかったよ。ステージの上に、こうバミって何か書いてあるかなーとか探したんですけどねー。
玉:ねー、ドキドキしながらねー(笑)
千:ドキドキしながら(笑)何もなかったんですが、AXが終わってもう、翌日からもうずっと大阪行ってね、大阪、大阪、名古屋、名古屋って行って昨日帰ってきましたが、ずーっとライブでした。
玉:素晴らしい。いやー、AX素晴らしかったです!
千:ホントですか!?
玉:本当にありがとうございました。
千:いや、こちらこそ(笑)ありがとうございました。
玉:素晴らしい時間を・・
千:いやいや・・あのー、1年前にも初めてバンドを入れてね、そういうこうちょっとロックっぽいサウンドっていうんですかね、バンドサウンドも見せたいなーっていうことで久々に、何年振りかにバンドを入れて、で、AXで初めて去年やったんですけど、今回はですねー、ギター1本で!もう誰も出てきません。僕だけでした。で、ギター1本で、その他の楽器も何もありません。
ホントにハダカの千綿ヒデノリを2時間、もうじっくり聴いてくれ!ということでねー、もうあの全てをこうさらけ出せたかなという感じがしたんですが・・

千:そんなAXに来てくれた・・そう、鬼玉リスナーも沢山来てくれてたみたいで、今日もそんな感想沢山もらっておりますが、まずはゆかさんですね。
★10/22のAX行って来ました。1人ワンマンということでホントに1人でAXの広いステージに立っていた千綿さんは去年よりずっと大きく見えました。
 観客の拍手や想いを、両手を広げて受けとめる仕草がとても印象に残っています。素敵でした。
千:ありがとうございました。まあ、1000人近い何百人というね、人が集まってくれたんですけど、あのやっぱこう皆の想いを受けとめられた分、その分のパワーをのせた唄を唄えると思うんですよ。例えば1000人いて、自分のキャパが100人位の気持ちしか受け止められなかったら、きっとたぶんその100人分のパワーを持った唄しか唄えないような気がして、だからもうホントあの極力全ての人の顔を見て、1人1人の想いを受けとめてあげようっていってね、全部見渡しながら唄ったんですけどもねー。ホントにね、僕あっという間だったですねー、2時間。うん。
 で、すごく広いAXのステージがすごく楽しくて狭く感じる位だったんですよねー。
 だから僕もその去年のAXから恐らく150本以上ライブをね、今日までこの1年で積み重ねてきてますが、その1つ1つがそのホントに自分の血となり肉となっているんだなーということを、自分も改めて感じましたね。こう振り返ってみて。
 まあ、あれですよ。水前寺清子さんの唄にもありますけど「3歩進んで2歩下がる」で、「今日は最高だったぜー!」ってライブもあるんだけど、でもずーっとその自分が納得できるライブが続くかというとそうでもなくて、やっぱりこう不満が自分の中でも悔しさが残るライブがあったりとか、ね、そうやってこう「よかった!」「あー今日はな」とかっていうの、まさに3歩進んで2歩下がってるんだけど、でも振り返ってみると確実に「あ、1歩は進んでここまで歩いてきてるんだなー」っていうことを自分で確認できる、そんなワンマンライブでしたが・・・

千:これはのりこさんからいただきました。
★AX楽しかったです!その後も休むことなく唄い続けてるのですね。何だか嬉しいです。というのも、AXが最高なのは当たり前で、私は千綿さんを見ながら
、ここまで来た5年間の積み重ねのことを思っていたからです。
 その5年間、迷っても苦しんでも笑っても、まっすぐに唄い続けてきたからこそ、あの場で最高のものを見せることが出来た、というよりそのチャンスを手に入れることが出来た、聴きに来てくれる人々が出来た。
 そのそれまでのキセキに感動しておりました。そしてまた、勇気をもらいました。さらにこれからも歩み続ける千綿ヒデノリへの期待も膨らみました。
千:ありがとうございます。
 そう、僕もさっき言いましたけど、厳密に言うと99年頃の夏ぐらいから本格的にその人前に出てもう弾き語りを「どこでも唄っていこう!」っていって、そういう姿勢でやり始めたんですけどね。だからその99年の夏頃の自分の中で、まさかその1人でね、2時間ギター1本でワンマンライブ出来るなんて、たぶんその当時は思っていなかったと思いますねー。やりたくてもね。
 でも、あれですよ、ホントにこう勿論こんだけ重ねてきたからっていうのもあるんでしょうけど、なかなかね。「自分に自信を持て」と言われても、これは別に唄に限らずどんな仕事をしていてもそうなんでしょうけど、やっぱ僕もどっちかというと生き方不器用な方なんで、自分の体で感じないとね、それがこう確かめられないんですね。
 周りからこう色んな話を聞くでしょ?「もういい唄なんだから!」とか「自信もって!」とかって言われても、やっぱ自分が納得しないとその自分に自信が持てなかったりする。そういう一面もね、弱っちい自分もいたりするんですが、でも今回はね、着実にその手応えを感じる。
 でも、それでも全然満足してないっていうか、「まだこんなもんじゃない」っていうのを感じましたねー。

玉:次のステージへっていうね。
千:玉ちゃん、何かこう一言で観てくれた感想、何か
玉:えー!?一言で?一言って難しいこと言うよねー。
 ホントに私はもうねーだからね、何だろうか。楽屋にもね、終わった後に行きました。握手をするってごく普通の仲間同士としてフツーのことなんですが、できなかったんだよねー、あの日ねー!いつもフツーに「イエーイ!」とか言って握手したりとかするんだけど。
千:そう、なんかね、僕の両手の肘くらいを持って、こうやって、あれ何の意味があったのかっていうのが後のメールでわかりました(笑)
玉:そう、何かねー、手のひらと手のひらを合わせてそこで伝わるものってあるじゃないですか。こっ恥ずかしいっていうのと、そこで言葉が見つからないっていうのと、ちょっと1回冷静になってクールダウンして、ちゃんと話せるようになってから話します、みたいな気分になるくらい高揚してたんだよねー!
千:嬉しいですねー。
玉:うーん、だってギター弾けない千綿ヒデノリを知ってるもん私。
千:でしょ?
玉:その時点からですよ。そうやって考えると。
千:なんかようやくこう、俺も玉ちゃんからこう何かこう脱皮できたかな?みたいな(笑)言いたいことわかる?何か
玉:(笑)わかる
千:やっと独り立ち、一人前の男になったぜ、みたいな
玉:いやでもホント「次のステージへ」っていうものが逆に見えたライブでしたよねー。
千:ありがとうございます。いやいや
玉:トゥバラティー(^-^)ありがとうございます、本当に。
千:とんでもないです。

千:それでは、えーっとですね、ラジオネームこうちゃん。
★玉ちゃんヒデノリさんお疲れ様です。近頃自然の災害が多くとても悲しいことばかりが起きています。そんな世界に希望を与えるような唄をつくってくれませんか?
千:お!希望ねー。そーですねー、何か人の痛みをこう分かってあげたいなと思うんですけど、その全てはわかってあげられないじゃないですか。それでも何かこう、一緒に傍にいてあげたい気持ちとか、そういう気持ちをさっき唄にしてみました。
♪どんな言葉を並べても どんな笑顔を贈っても 君の痛みの全ては消えないかもしれない
(中略)
♪僕に出来ることなど何もないかもしれない だけどただ 傍にいるよ
(中略)
♪君が好きだから

千:という短い曲をつくってみました。
玉:(拍手)素晴らしー!しかしこのねー「この声が聞こえますか」という番組で数々の名曲が・・・
千:そう!この前のAXもね、佐賀に帰った時友達を思い浮かべて作った「友よ」っていう曲をですね、初めて完成形でAXで披露したんですが、かなり評判がよろしいようで、これもあの、そのうちちゃんとレコーディングしてね、鬼玉で出来た初のフルサイズの曲ってことでちょっと楽しみなんでね、早く皆に聴かせたいなと思っております。
玉:楽しみ~♪
千:さてさて、あのね、来週またあれなんですよ。
玉:旅?
千:旅。はい、またあさってから旅がはじまるので行って来ますね
玉:いってらっしゃい(笑)
千:なのでちょっと来週は録音でお届けしますのでご了解ください。
 そしてライブのお知らせをちょっとしておきたいと思います。
 (佐賀、新宿、学祭の告知)
 それでは最後にお届けしたいと思います。千綿ヒデノリで「逢えない夜を越えて」じゃ旅いってきます。また来週!バイバイ!
・曲「逢えない夜を越えて」
【2004/10/14 NACK-5鬼玉「この声が聞こえますか」全文レポ】

文字起こし→あやさん(掲載の了承をいただいています)

千:千綿ヒデノリ
玉:玉川美沙

千:この声が聞こえますか(BGMいつもと変わって大人な雰囲気)
 お!なんか変わってますねBGMが
玉:変わったね、BGM変わった
千:皆さんこんばんは、玉ちゃんこんばんは。千綿ヒデノリです。えー、まず1曲
♪ハッピーバースディ (中略)ディア こうちゃんの妹~ 
♪ハッピーバースディ トゥ ユー!
千:はい、今日誕生日の方が
玉:おー、おめでとー!(拍手)しかも妹か!
千:妹。妹、聞いてくれてますかね~
玉:へー、おめでとー!こうちゃんの妹ー。
千:ラジオの前のこうちゃんの妹、おめでとうございます。
 さて、今週の千綿・・今週というか、この1週間は
玉:どこ行ってた?
千:この1週間は、比較的そんな旅は、あれですね。札幌!のワンマンライブということで、先週の末行って来ましたね。で、あの行く時はよかったんですけど、帰りがねー。その関東地方に台風が急接近!
 で、午前中のうちに帰ってしまうか、それともずらしてね、午後にしようかって悩んだんですが、結局ワンマンライブが終わって、打ち上げ終えて、えー、朝まで飲みました。で、もうとことん飲め!とスタッフの部屋で部屋飲みしました。で、そのまま荷物をつめて空港に行き、で、乗れる便に乗っちゃおう!ということでなんとか東京に帰りましたけどねー。
玉:あ、ホント?よかったねー
千:はいー。でも午後から飛んでなかったですからね
玉:あ、そう。ついてたね、じゃあ
千:でもねー、今までこんだけ800本もライブして、そうやってこう台風で中止になったとか、足止め食らったとか、一度もないんです。
玉:それ、すごいことだと思うよ
千:すごいでしょ?自分でもなんかねー、神懸かり的なものを感じるんですけどねーホント
玉:唄の神がついてる(笑)
千:唄の神が(笑)唄うために生まれてきたようなもんですからね

千:なわけで、今日も沢山のメールありがとうございます。まずはラジオネームしげっち
★千綿さん玉ちゃんこんばんは。今日は2人に相談したいことがあります。
 私は高校2年生の女子です。今までに男の人と付き合ったことがないのですが、私の高校の文化祭でアドレスを聞かれた人にアピールされてます。
 メールはほぼ毎日来るし、この間「会いたい」と言われました。性格や趣味もけっこう合うので、いい感じの人だなーとは思うのですが、家も学校もかなり遠いのです。そして相手は受験生なので気を遣ってしまいます。考えはじめるとよくわからなくなってしまうので、よかったら何かアドバイスなどお願いします。
千:はじめて・・というか、付き合ったことがない!どーでしょうね?
玉:いいじゃん!だって相手はねー、あなたのことを好きでねー
千:そーだよねー
玉:それを「受験生だし、あなた」っていうと向こうは向こうでねー
千:もうフィーリングですね、人と人っていうのはね。だって最初っからお互いの全てのね、隅々までわかるはずがないですからねー
玉:そうそうそうそう、いや、だったら「受験がんばってねー」のサポートのためにもいいお付き合いができればいいじゃない
千:しげっち、一歩踏み出して、ねー
玉:いいなー!
千:いいなー!
玉:楽しそうだなー!
千:ワクワクするのいいなー、なんかいいなー
玉:いいなー、キラッキラしてるなー(笑)

千:えー、これはのりこさんからメールいただきましたー
★千綿さん玉ちゃん、こんばんは。私事ですが、来週月曜日に実家の古い家を壊す予定なのです。自分が生まれ育ったハコがなくなるというのは、切ないですね。完全に全てがなくなってしまえば踏ん切りもついて潔く新しい未来に進めるけど、記念ビデオとか落書きを撮った写メールとか、そういうのを見たら過去を思い出して切なくなりそうです。
 千綿さんや玉ちゃんの切ない思い出、切ない時って何ですか?
玉:なんだろうなー
千:切ない・・なんかこう、切なさってこう言葉にこう「切ないなー」っていうのってないよね? ←意味がわかりません(爆)
玉:そうねー、なんかやっぱ、手放すってすごいことだからねー。まあ車とかしかないけどー、今までだとねー。でも確かにね、車を手放した時にすごい悩んだ。写真撮ってわざわざおいておくか
千:でも、そこで置いておくとまた見た時に
玉:そうそうそうそう、うん、わざわざは確か撮らなかったんだよなー私。
千:うーん、成る程。なんかねー、例えば僕らって色んなものを失ったりとかするでしょ?で、何気なく失ったものがあったとして、それの、その何だろ?その今まで気付かなかった相手の気持ちを気付いた時に、すごい切なくなったりするね。「あー!」って。
玉:そうそうそうそう。取り返しがつかないねー
千:そう。それはすごくもう居たたまれなく切なくなったりしますけどねー
玉:そうねー
千:で、ちょっとね、「失くしたもの」というのをちょっとテーマで、これ読んでてね、
 「いっぱい失くしてきたなー、気付かないうちに、いっぱい失くしたりしてるんだよなー」なんて思いながら、さっきちょっと考えたんですけど
♪どこに忘れてきたのか 失くしたものが見つからない(中略)
♪どこにいるの 今何をしてるの 今日もまた君の温もりを探してる

千:という唄を作ってみました。
玉:おおー!(拍手)
千:僕も結構ねー、酔っぱらっちゃったりすると忘れ物するんですよ。
 でもホント、どこに忘れたか全く記憶がないこととかあったりして。全部探してみるんだけど、どこにもなかったりする。
玉:あるねー。切ないねー。それ切ない!
千:切ないよねー!そんな自分がもう何か凄く嫌になったりする、その瞬間がすごい切ないんですよねー。
玉:必ずあったはずの真実が失くなってるっていうのは恐いよね。
 記憶をなくしてる時とかね。切ないなー!
千:切ないなー!いやいや切ない。
玉:大人っていう生き物はね(笑)
千:えーっとですね、これは武蔵村山のナンバーフォースさん。ありがとー!男、27才!
★私は大学時代から尾崎豊さんの大ファンであり、あの魂で人の心に訴えかける唄が大好きです。千綿さんは鬼玉を通じて知りましたが、千綿さんの唄にも尾崎豊さんの唄にある、うまく言葉に表現できない何かを感じました。
 「逢えない夜を越えて」は買いましたよ。今度はアルバムを買おうと思っています。少しずつですが、千綿さんの世界に入っていきたいなと思っています。それではがんばってください。
千:嬉しいですね。やっぱね、男から何かを感じてもらうということはね、やっぱね、僕もその勿論ね、スタイルはね、尾崎豊さんとは違いますけど、やっぱりその何かこう、皆に与えられるエネルギーっていうかね、パワーっていうものをこう出してね、唄って何か届けたいなーと思ってますからね。

千:えー、まあそんなホント裸一貫、体むき出しなライブがいよいよ迫ってきました!
玉:にゃー!来週ー!
千:10/22、AX!あの、おかげさまで本日完売しました!ありがとうございます!
玉:ウソー!イエーイ!ソールドアウト!
 あ、ごめん。とれなかった人。今喜んじゃった、ごめん。とれなかった人ごめん。
千:でもきっとね、鬼玉で、このコーナーで知ってくれた人も沢山遊びに来てくれるんじゃないかなーと思いますが。
 残念ながら来れないという方、フリーライブが今週末に川崎であります。川崎LA CITTA DELLAというね、オシャレなショッピングモールがあるんですが、その屋外で、外でやりますのでぜひ遊びに来てください。
 13:30からが1回目、で、2回目が15:00からとなっております。ぜひ遊びに来てください!
玉:チケットとれた人は来週金曜日にAXで会いましょうですねー!
千:いやーもう今ちょどね、曲順とか考えたんですけどねー、もうねー、想像しただけでゾクゾクワクワク!どーなるんだろう!?っていう・・・
玉:いよいよだねー(^-^)
千:えー、ホント楽しみです。ぜひ玉ちゃんもね。
玉:あ、そっか、え!?来週は前日にここに来るの?ライブの
千:来週は、あれですよね?ナイター
玉:あー、そーなんだー
千:なのです。
玉:あー、そーだ日本シリーズか
千:日本シリーズ
玉:いーよ(笑)
千:なので、お休みであろうと思われますので、今日がAXまでの最後の放送ということで、気合いが入って・・ぜひね、来てくれる方は思いっきり感じて楽しんで欲しいなと思います!
 それでは最後に曲をお届けしたいと思います。9月に出ました切ないラブソングです。これ切ないんだよなー!千綿ヒデノリで「逢えない夜を越えて」
 AXで逢いましょう!
・曲「逢えない夜を越えて」
【2004/10/7 NACK-5鬼玉「この声が聞こえますか」全文レポ】

文字起こし→あやさん(掲載の了承をいただいています)

千:千綿ヒデノリ
玉:玉川美沙

千:えー、今日は元気です。生放送です。皆さん、帰ってきました~!玉ちゃんと会うのって、だって1ヶ月ぶりくらいだよー!
玉:おかえり~!もう元気やったか~?
千:ねー、元気やったよ~。
玉:髪も伸びてな~(笑)お互いにか(笑)
千:えっと、この2回は旅に行ってるってことで収録だったでしょ?で、その前は玉ちゃんが夏休みということで、鬼さんとでしょ?いやー、久しぶりですねー。
玉:久しぶりー
千:いやー、このスタジオもホント久しぶりですねー。
玉:ホントー?いやでも私、週末鹿児島に行ったんだけどー
千:入れ違いでねー
玉:ものすごい、千綿くんの曲とかねー、千綿くんのライブを見たっていってるパーソナリティーの方の話とかものすごい聞いてー、全然久しぶりな気がしないんだよねー
千:(笑)そう、ちょうど電話をね、鹿児島にいる時にして
玉:そうそう、入れ違いだったからねー
千:そう、「鹿児島でいっぱい千綿くんの曲聞こえるよー」なんていう・・
玉:そうなのよー
千:でもこの1ヶ月会ってない間にねー、色んな街にまた行って来ましたよー。えー、宇都宮、郡山、福島、葛西、船橋、横浜、大阪、広島、福岡、鹿児島、新宿、埼玉新座、仙台、名古屋、と・・・
玉:(笑)面白いなー。キーワードみたいに全部の地名の一文字だけが書いてあるよ(笑)すごい!
千:20本!ライブやりましたねー。この1ヶ月ねー。いやー、でもホント何て云うんですかね、出会いって、もちろんその新しい街に行った出会いってあるでしょ?で、そこで出来たひとつの出会いがまた続けて行くことによって、出会いが出会いを呼んで、どんどんその発展していくっていうんですかね?
今回はねー、そういうのも、その再会もあり、また発展した出会いもあり、普段僕らが生活していて出会わないような職種の人と出会ったりとかねー、色々また新しい出会いがあって・・
玉:素晴らしい・・・実りある旅
千:実りのある旅でしたねー。旅はいいっすね。やっぱね。

千:で、今週の日曜日が埼玉・新座のデオシティというショッピングモールの中でインストアライブを2回やってきたんですが、あのねー、びっくりしました。鬼玉リスナーがすごい来てくれてたんですよホント!
玉:あーそー!うれしいねー。
千:で、CDけっこう売れたんですけど、あの握手をしてくれて「鬼玉聞いてます!」ってしかもすごい若い男の子とか女の子とか、俺すごい嬉しかったですねー。
玉:あ、そう!イエーイ!(拍手)ありがとー!
千:ありがとー!で、そこに来てくれてた小江戸さんなんですが
★先週は埼玉に来ていただいてありがとうございました。びっくりしたことがひとつ。鬼玉には中学生や高校生のリスナーが沢山いらっしゃるようですね。
そして、鬼玉がきっかけでライブにきてくれるようになった人もいるみたいですよねー。私、中学校の教師なんですが、なんと今回の新座でのライブに自分の中学校の卒業生が来ていたのにびっくりしました!
玉:へー、すごい出会い
千:すごい出会い、いいっすねー。先生と生徒が再会!嬉しいですねー。
 それでこれはですねー、ラジオネーム「雑巾配達屋」17才男の子!
★千綿さんこんばんは。新座のインストアライブ行きました!僕、なんと目の前の高校に通っているんで、先週の放送で新座のデオシティに来るってきいてびっくりしてました!受験生なのも忘れて、すっとんで行きました。ちゃんと2回とも聴いて、サインも握手もいただきましたよー。千綿さんは「CDの方がいいなんて云われたくない!」って言ってましたが、全然ライブの方がよかったです!(CDもいいですけど)
千綿さんの唄が聴けるのが嬉しくて嬉しくて、ずーっと顔がニヤけてました。本当にかっこよかったです。
でも僕も緊張してて、「鬼玉聴いてます!」って言うのが精一杯で、千綿さんの手を強く握り返せなかったのが残念でした。次はもっとお話したいです。
最後に、これからも旅や曲作りがんばってください。
千綿さんある限りずっと応援します!
千:おー、嬉しい!
玉:おー(拍手)嬉しい!男っぽいメールだー
千:聴いてくれてるかなー?でも男の子もこうやって顔文字っていうんですか?絵文字使うんですね、今のね。
玉:ホントだねー。あら上手、かわいい笑顔(笑)へー。
千:雑巾配達屋くん、聴いてくれてますかねー?いや嬉しいですねー。

千:やっぱこうやってね、あのきっとこのコーナーやらせてもらって10ヶ月くらい経ちますけどねー、きっとここで、あの、色んな新しい出会いがあったと思うし、それでライブに来てくれてねー、またそこで新たに感じてくれた人も、この雑巾配達屋くんみたいにいると思うので、嬉しいなーと思いますが。
 えー、これは「埼玉県が誇るギタリスト」くん。中学校3年生。たぶん彼もこのコーナーで初めて知ったんじゃないですかねー
★玉ちゃん千綿さんこんばんは!僕は中3の男子です。「逢えない夜を越えて」新曲買いましたよ!ギターをやっている僕にはたまらないCDです。僕はギターをはじめて半年くらいになりますが、やっと簡単な曲が出来るようになったので「逢えない夜を越えて」を弾いてみたいのですが、千綿さんの曲の楽譜ってありますか?
千:ないです!(笑)
玉:(笑)
千:ないです!ごめんね!
玉:耳コピだ!
千:そう!あのねー、ものがありすぎるっていうのはいけません!
玉:うまいこと言ったよ(笑)
千:そうそう。ないところからどうやって自分がね、発見して生み出すか。
 僕らの頃もよく耳コピとかしましたけどね。で、ホラ、本にはもちろんその一番弾きやすい方法とかを書いてあるのかもしれない。楽譜には。でも自分なりにその指の運び方とか、コードのそのね、構成の仕方とか、もうあのこれなんてテキスト通りにやらなくて全然大丈夫なんで、もう聴いたまんま、自分で探して表現してみるのもまたこれもねー、楽しみのひとつなのかもしれませんので、ぜひ耳コピして、ぜひ鬼玉に弾いたカセット送って!俺聴いてみたい。
玉:いいよねー、いい、いい!
千:待ってます!ギタリスト!ぜひぜひ!

千:えー、そしてもう1枚、ラジオネーム「リー」さん
★玉ちゃん千綿さん、キョンばんは。週末にいとこの結婚式があるんですよ。私も今から楽しみにしているんです。それでお願いがあるんですが、ウエディングソングみたいなのを作っていただけないでしょうか?
 作ってくれればいとこも喜ぶと思います。お願いします。
千:えー、リーちゃんはまだ僕のあれなー、全てのCDを聴いていないとみた!
玉:(笑)作らなくても!
千:作らなくても、素敵な、もうぴったりのソングがありまして
玉:ぴったりのソングが(笑)いいねー
千:えー、曲が(笑)あのー、「1+1」って曲があるんですが、そのまま記号で数字とね、プラス1って書いて、イコールはついていません。
 あの、ホラ、結婚すると何かこう、何だろうな、お互いが分かり合えるというか、いかにもひとつの個体になったような錯覚をする時もあるというか、僕分からないんですけど(笑)
玉:ねー、してないしね、うちら。
千:あの、結婚してもホラ、性格が一緒になるわけではないし、絶対一人と一人という意味では変わらないわけじゃないですか。でもそこで2人がいることによって、何か生み出されるかもしれない。よりこう強いパワーが出てきたりね。で、1+1が半減して0.5の時もあるだろうし、1億になるときもあるだろうし、でもそうやってこう、お互いが向き合っていければ素敵なんじゃないかなーという、そんな唄がありますので、ぜひここで唄ってみたいと思います。
玉:お!それいきますか!
千:「1+1」という曲をいってみたいと思います。
・生唄「1+1」
千:ありがとー!ということで「1+1」、えー、あのこれ「正体」というマキシシングルのカップリングで入ってますので、ぜひあのリーちゃん、これを結婚式で流してみるのはいかがでしょう?
玉:おーいいねー!プレゼントしてあげて!
千:ぜひ、はい!
 ということでいよいよ迫ってきました、10/22SHIBUYA-AXワンマンライブ!もうこれぜひ遊びに来てくださいー!お待ちしております。
 「かかし」(バカボン鬼塚さんのバンド)の次の日です。もうセットで!楽しんでみるのはいかがでしょう?
玉:ホントごめんねー。ホントごめん。もう浄化してー、千綿くんの唄で、AXを(笑)
千:ぜひあの、色んな鬼玉リスナー遊びに来てくれるの楽しみにしています!
 で、AXの前の関東でのインストアライブというと、川崎のLA CITTA DELLAというところで、10/16やりますので、遊びに来てください!お待ちしております!
 ということで、また来週は生放送でお送りしたいと思います。
 では最後にこの曲を聴いてください。千綿ヒデノリで「逢えない夜を越えて」。また来週!
・曲「逢えない夜を越えて」
【2004/9/30 NACK-5鬼玉「この声が聞こえますか」全文レポ】

文字起こし→あやさん(掲載の了承をいただいています)

(鹿児島にいるため、収録。千綿さんの一人語りです)
ホンットごめん!皆さんこんばんは、玉ちゃんこんばんは、千綿ヒデノリです。
えー、先週も言いましたが、旅です。もうホント旅がらすみたいに全国飛び回っておりますが、今週は今、鹿児島、遠いですねー。1200kmくらい離れてるんですかね~。えー、今年何度目でしょう?鹿児島にいます。
そういえば玉ちゃんも、僕10/2に東京に戻るんですけど、たぶん入れ違いで玉ちゃんも鹿児島行くなんて話もしてましたけどね。鹿児島で会えて芋焼酎とか飲めたら楽しかったんですけどねー。
ということで、今日も収録というか録音でお届けしたいと思います。
さて今日は9/30、もう明日から10月ですね。
もう秋、といっても僕すごいいつも思うんですけど、秋っていうじゃないですか?よくわからないんですよ。その、何て言うんですか?ここからが秋、みたいなのがいつも、どこから秋っていえばいいんだろう?っていうのが、その夏の名残もあったりして、それでちょっとずつ涼しくなって・・じゃ、どこ?
でもやっぱり、その秋分の日あたりからちゃんと秋っていうことになるんでしょうねー。

ということで、もうホントすっかり秋になってしまいました。
これから冬が控えている、段々段々寒くなる、これからがまさしく切なくなる、そういう季節なんじゃないかなと思いますが、結構夏に色んな皆さん恋をしただろうし、色んな恋が生まれて、破れた恋もあったりして、そうやってこうパーン!と花火みたいにボーン!と盛り上がって、で、勢いだけでバーン!と散っちゃった恋とかもあったりしてねー。で、その夏の失恋の傷なんかもね、1ヶ月くらい経ってちょっとこう治まったというかね、ちゃんと前を向いて歩けるようになって、で、そこでね、たぶん10月とかこれからの季節、またさらに散った者同士出会ったりしてね。
同じ傷を知ってる、痛みを知ってる者同士、こう、またそこで恋が生まれたりする季節でもあるんじゃないかなと思うんですけど・・・
でもね、何でしょう?そうやって同じ傷を、痛みを知っているからこそ、近づくというんですかね、そこで想いを共有できたりする・・・なんだけど、人間ってどうしてもね、あれなんですよ。欲張ってみたり、こう、何だろうな、何かを求めてみたり、押しつけてみたりねー。一緒にいると、どうしてもそうなっちゃう。
仕方ないんですよね。だって考え方も、生きてきた道のりも全然違う訳ですからね。そりゃぶつかるのは当然なんですけど、何かね、「結局、だって君といたいだけなのに」って最終的には落ち着くんですよ、いつも。
でもその落ち着くまでに、一杯色んな傷つけたり、傷つけ合ったりしちゃったりすることが僕にも今まで多々あったんですけどね。
最初からホントにこう「君が居てくれるから僕がこうやって笑っていられるんだよ」みたいな気持ちで接する事が出来ないのが、何かねー。いつも悔しい、もどかしいとかもあるんですけど。
結局ね、「君がいるから僕が輝いていられるんだよ」っていうか、結局1対1の関係で成り立っているわけで、えー、何かね、そういうことを考えてつくった曲があるんですけど。

あの、この曲はですね、九州の佐賀に帰った時に、おばあちゃんの部屋で僕、寝ていたんですね。子供の頃にそうやって寝てたんで、たまにはまあ30越えた僕ですけど、横にお布団敷いて寝てました。
で、おばあちゃんのやさしい寝息かなんかをききながらね、すごくこう、気分が優しくなった時に出来た曲なんですが、「1+1」というね。
イコールついてないんです。1+1の答えは、皆が見つけてください。
それが1の時もあるだろうし、0かもしれないし、1億かもしれないし、無限大かもしれないし、その答えはね、皆が見つけてくれればいいなと思います。
それではやってみたいと思います。「1+1」
・生唄「1+1」
どうもありがとー!「1+1」というね。
やっぱこう、こんだけね、100人人がいれば100通りの考え方があって当然だしね。でもついつい何かこう、自分の価値観というものを押しつけがちなところもありますが、でもやっぱこう、なんかよく「愛」とかね、堅っ苦しい言葉というか、よく実体がないような言葉とか使う・・でも僕も唄の中で使ったりしますけど、でもよくわかんないですね。「愛」なんて言われても。
でも確実に言えるのは、相手を想う気持ちであったりとか、相手を認める気持ちであったりとか、受け入れる気持ちであったりとか、そういう気持ちってきっと皆さんにもあると思いますが、その断片が生活の中で一杯色んなところに現れてくると思います。

きっと例えばこう、一人でいる時にすごく美味しい何かを食べちゃったりした時に「あー、こいつ、これをあいつに食わしてあげたいなー」とかね。
パッ!と見た時に「こういう服、似合うかなー」とかって、やっぱり相手のこと考えたりしますよね。一人の時ってね。
なんかそういう気持ち、想う気持ちってすごく大事だなーというのをね、実感する今日この頃でありますが・・・
ということで、10/22のSHIBUYA-AXワンマンライブに向けて、まだまだ、もう頭が追いついていかないのですが、まだ旅があるのかな?もう来月の、10月のスケジュールすらよくわかっていないのですが、とにかく唄えるだけ、一人でも多くの人に出会うべく唄っていきたいなと思っております。
2日に鹿児島から東京に戻りますが、そのままその足でインストアライブがありますね。
10/2タワーレコード新宿店、16時からありますので、ぜひぜひ感じに、遊びに来てください。
それから、埼玉エリアではその翌日、10/3ですね、日曜日、またインストアライブがあります。山野楽器デオシティ新座店の2Fのゲートステージというところで、14:00~、それから16:00~2回ありますので、ぜひお待ちしております。感じに来てください。
それでは最後に新曲お届けしたいと思います。千綿ヒデノリで「逢えない夜を越えて」
・曲「逢えない夜を越えて」
【2004/9/7 NACK-5鬼玉「この声が聞こえますか」全文レポ】

文字起こし→あやさん(掲載の了承をいただいています)

千:千綿ヒデノリ
玉:玉川美沙

千:皆さんこんばんは、玉ちゃんただいま~!東京に戻ってまいりました千綿ヒデノリです。
玉:おかえりー!どうしたのー?
千:(笑)腰痛いべさ!
玉:(笑)痛いべか。ずっと乗り物乗ってるもんねー旅が多いとね。
千:トラックの運転手さんとかね、タクシーの運転手さんとかね、今聴いてくれてる方いると思いますけど、そういう人の辛さがちょっとわかったような気がします。ま、こんだけ乗り物乗ってね。もう同じ体勢が辛い!
玉:辛いよー。やっぱ新幹線とか飛行機とかさー、やっぱ移動してる距離だけ体に疲労は絶対蓄積されてるっていうからねー。気付いてなくても。
千:あれ?玉ちゃん髪の毛黒くなった?
玉:そうなの。黒くなったの。
千:ああ、今気付いた。遅いっつーの!
玉:ものすごいフツーの会話やな。
千:僕、駄目なんスよ。
玉:何が?思ったことはその場で言うの? ←ある意味その通り(笑)
千:いや、違う。全然普段気付かない人なんですよ。
玉:あーそーなんだー。さすがにこれは気付くでしょ!
千:でもね、言われないと気付かないかな。ま、たまたま気付いたけど。
 駄目だねー、そういう無頓着な男は駄目です!
玉:うん、気をつけてください。痛い目あいますよー色んな場面で(笑)
千:わかりましたー(笑)

千:えーっと先週、その前か。「HITS! THE TOWN」にゲストで出てね、で、週が変わって先週からまた旅に出てましたが、そんな大宮アルシェに来てくれたラジオネームしみドゥさん。
☆この前アルシェに行って来ました。千綿さん見ました。マジかっこよかったです。これからも歌手活動頑張ってください。応援してます。
千:ありがとうございます。(いい声で)ありがとうございます。
玉:なんでいい声なの?(笑)
千:えー、そいで今回、名古屋、名古屋、名古屋、大阪と行って来て、ま、名古屋といってもその近辺もね、三重県。ホラこの前話したでしょ?鈴鹿の「懐かしいね」って。玉ちゃんに写真見せたけど。
玉:ああ「懐かしいね」って言ってたねー!一緒に行ったね!
千:で、名古屋からその後岐阜に行ったんですけど「鈴鹿サーキットに行く駅はここです」みたいな。あー、懐かしいなーとか思って。
 で、何故今日はこのカバンを持ってきているかというと!玉ちゃんにおみやげ、言ったでしょ?
玉:うっそ!何?
千:三重でしか売ってないベビースターラーメン! ←得意気な口調で(笑)
玉:・・・(笑) ←微妙な反応。やっぱお酒がよかった?
千:そう、ラジオの前の皆さん、ベビースターラーメンって実は三重で作られてるんだって
玉:あ、そうなの?もともと三重なんだ。
千:そーなのさ。で、三重限定。ちょっと読んであげて、これ。
玉:ベビースター、伊勢エビと二見の黒のりが入ってるラーメン焼きせんべい(笑)
千:はい、スタッフの皆さん分ありますんで、ぜひ!
玉:ありがとーございますー!いただきましたー!
千:いただいてください(笑)ま、焼酎に合うかどうかはわかりませんが
玉:バッチリです。へー、ありがとー。
千:いえ、とんでもないです

千:まあそんな旅を続けている中ですね、無事に9/3にリリースになりました!
玉:(拍手)
千:ありがとうございます!NACK-5でもね、バンバンかかってるみたいですが。
(↑NACK-5主催ということでAXワンマンのCM(主に午前中)と、パワーセレクションということで毎日「THE SHOOTING HITS!」の時間帯に1コーラスは流れてるんですが・・・実はリクエストで流れたのは1回限り(涙))
 ちょうど大阪にいたのかな?地味にマネージャーと2人でメシ食ってたんですよ。居酒屋で。そしたらねー、いきなり有線でかかりはじめて「おぁ~!」みたいな。もうねー、「俺~!」って指さして皆に言いたいんですけど(笑) うちのマネージャーが「ちょっとボリュームあげていいっスか?」みたいな感じで(笑)
 やっぱね、ああいうふとしたところで自分の曲がかかってくるとね、うれしいものでね(^-^)
玉:いちばん実感しますよね。きっとね。
千:そうね。「きたー!」みたいな。えー、そんな感じで鬼玉リスナーもですね、沢山「CD買いましたー!」というメールが届いておりましたが、まずはラジオネームHISAKOさん。
☆仕事から帰ってきて、夜部屋でひとりになって嫌だったあんなこともこんなことも全部忘れて、心真っ白にして静かに目を閉じて聴き入ったら、まるで肌触りのよい毛布で包み込まれたみたいにあったかーく心地よかったです。
 毎日色んなものと戦ってヘトヘトにすり減るまでがんばってる、そんなOLさんにこのCDは絶対オススメです!ドリンク剤飲むよりも元気を取り戻す効果がありますよ!
 私個人的には、千綿くん手書きの歌詞カードの言葉たちが、大切な人に宛てた長い長い手紙のように思えて、歌詞を眺めているだけでもやさしい気持ちになれます。すごく素敵だと思うし、すごく好きです(^-^)
千:・・・というね。ありがとうございますー。
 そう、今回ジャケットが326くんのイラストってことは言いましたけど、 歌詞も手書きで書いておりまして
玉:達筆さ具合が皆様にも伝わったかと。
千:一文字一文字、気持ちを込めて書いておるので
玉:うん、大事に大事にね。筆圧高いよーきっとー!その歌詞カードものすごい筆圧で書いてるよー!
千:(笑)きっとね。

千:それから、れーぴさん。
☆「逢えない夜を越えて」発売おめでとうございます!以前この番組で千綿さんが「そこまで誰が聴いとるんやー!」ってレベルで、0コンマ何秒にまでこだわってるって熱く語っていましたが、ジャケットから最後のギターの「キュッ!」って音まで皆聴いとるよ!
千:うれしいですね~。
☆(続き)あさって9/11、あれから3年経つというのに、未だに色んなことが繰り返されてることが悲しいです。
千:まあ今回のカップリングにもね。スタジオライブで入ってるんですが、この「祈り」がホントは必要ない世の中になって欲しいっていうねがいもあるんですけどね。
 ということで、今日はですね、その「祈り」をちょっと唄ってみたいかなと思っております。
・生唄「祈り」
千:ありがとうございます。えー「祈り」これは2001年にシングル化をしたんですが、今回「逢えない夜を越えて」のカップリングでスタジオライブということでピアノとバイオリンと一発で録って入れておりますので、ぜひこのライブ感というかですね、聴いていただければ嬉しいなと思います。ぜひ!
 ラジオネーム、きよさん。
☆「逢えない夜を越えて」買いました。普段ラジオばかり聴いているのでCDを買ったのは約10年ぶりです。鬼玉で千綿さんを知り、生唄の力強い声に感動したのですが、CDからもその声は十分に伝わってきました!次は是非本当の生唄を聴きたいと思いました。
千:ありがとうございます
玉:ぜひ来てください、AX!
千:ぜひ来てください!

千:それから後でライブの情報お知らせしますけどねー。明日からまたインストアライブがはじまるのですよ。
 それからこれはラジオネームこうちゃん。
☆千綿さんに教えてもらいたいことがあるのですが、千綿さんの新曲「逢えない夜を越えて」の着信音が欲しいのですが、なかなかありません。どうやったらとれるのですか?
千:僕もよくわかりません(笑)あんまりあの、どーでもいい人なんですよ僕。
玉:私も全然気にしなーい
千:でも一応僕の新曲も入ってるみたいなんですがー、「オリコン(サウンド)」のサイトからぜひ行ってください。あとは僕のHPでも詳しいことお知らせしております。
 で、また明日からインストアライブが始まるんですが、明日金曜日新宿山野楽器小田急百貨店本店、18:30~、あさってが山野楽器そごう川口店1Fのミレニアムコート、14:00~/16:00~となっておりますので、ぜひ生唄聴きに来てください!
 10/22のSHIBUYA-AX、あ、そうだ「かかし」(鬼玉DJバカボン鬼塚さんのバンド)の次の日ですね。
玉:そーなんだよ。ホントごめんねー。
千:鬼さんから何かメッセージ残ってないか楽しみなんですけどね(笑)
玉:書き置きしていくって言ってたよー。ちゃんとあのAX浄化の為にも(笑)
千:ぜひ遊びに来てください!チケット僅かです!
 それでは9/3にリリースされた千綿ヒデノリの新曲最後に聴いてください。
・曲「逢えない夜を越えて」