コーヒーを淹れている時に、ふと思ったので、綴らせて頂きます。

 

 

前回、この記事の一番最後に書かせて頂いた、

 

 

 

 

 

発音の問題点や課題に対する答え。この答えは是非見つけたいと思います。
 

 

と言う一言について。

 

 

 

 

当時皆さんの朗読を聞かせて頂いた時にも「惜しい」とコメントさせて頂きました。

 

 

勿論ですが、本音です。リップサービスや、顧客サービス、マクドナルドのスマイル等の、サービス精神の欠片もありません。(笑)

 

 

では、具体的にどう惜しかったかと言いますと、文章を通読された、その文章全体の中国語の感じから、

 

 

「もう少しだけ発音を修正出来れば、飛躍的に良くなる」

 

 

と言う点でした。

 

 

 

 

 

では、更に具体的に、どこをどう修正していけばよいかと言う事について、幸い、当時録画した動画を見せて頂けたので、ほぼ全員の動画をお一人ずつ拝見し、気になった発音の所で止めてはメモを取り、また再生しては止めてメモを取り…という事をさせて頂いておりました。

 

 

 

 

 

 

で、分かったんです!惜しい原因が!

 

 

 

 

 

 

それは何かと言いますと………

 

 

 

 

 

 

最近寒くて、トイレに行きたくなったので続きは………

 

 

 

 

 

 

と言おうと思ったのですが、よく考えてみると、さっきトイレに行ったばかりだったので、続けさせて頂きます。

 

 

「個々のピンインの、発音の正確さが100%ではない」

 

 

という事です。

 

 

 

 

 

 

勿論、100%ではないからと言って、0%でもありません。

 

 

 

非常に主観的な感覚なのですが、「惜しい」ので、90%だったり95%だったりします。では具体的にどのピンインが「惜しい」のかは、大まかな傾向(共通点)はありますが、人によってまちまちです。声調も同じです。

 

 

 

そして、その「惜しい」ピンインが、文章全体に散見されていたので、間違いなく中国語なのですが、「惜しい」んです。

 

 

 

 

 

 

では、その「惜しい」ピンインをどう直せば良いのか?という事について、あくまで私の個人的な体験ですが、まず、発音練習の全体像をまとめてみました。

 

 

 

① 正しい癖(正しい口の開きかた、舌の位置)を学ぶ

 

 

② それを繰り返し練習し、意識しなくても出来るようにする

 

 

③ 漢字二文字の単語や、短い文章で練習する

 

 

④ 長めの文章で練習する

 

 

⑤ 読むスピードを上げる

 

 

 

これだとざっくりしすぎているので、全体について、もう少し詳しく書かせて頂きます。

 

 

 

まず、①~④は、ゆっくり練習した方が良いと思います。楽器の練習等で、

 

「ゆっくり正確にできないと、スピードを上げても出来ない」

 

と言われますが、その通りだと思います。

 

 

 

早く、ペラペラと、カッコよく話して、周りから「おお~っ!」と言われたいのが人情です。私もそうです。しかし、残念ながら、世の中何事も「基礎」が出来ていないと、早い段階でレベルアップの「限界」が来てしまいます。

 

 

 

軽く残酷な言い方をしますと、「下手なまま埋もれてしまう」事になります。

 

 

 

もう一つは、便宜上①から順番に書いていますが、①と②の練習をしながら、③の練習も同時にした方が良いと思います。

 

 

 

③について、初級や入門等の段階では、自分一人で音読をしても、その発音が正しいかどうかが分からなく、聞いた音を「なんとなくこんな感じかな」で発音することが多いと思います。私もそうでした。

 

 

 

この為に、①と②が重要になります。音読の文章の中に、①と②で身に着けたピンインが登場したら、それを正しく発音するようにして、修正をかけて行きます。

 

 

 

そうすることによって、「惜しい」ピンインが、一つ減り、二つ減り…で、最終的には「惜しい」ピンインはゼロになります。

 

 

 

 

 

勿論、中国語を学習されている方々は、お仕事や家事、育児等でお忙しい中、時間を捻出して学習されている姿勢には、大変敬服しております。本当です。

 

 

私は幸運なことに、学生の時に学べたので良かったのですが、社会人になってから、日々の仕事で疲れていたので、毎日時間を作って中国語を勉強しようという気には、全くなりませんでした。

 

 

 

 

こんな怠惰な私と比べると、決意や意思の力、たゆまぬ努力は、本当に素晴らしい事だと思います。

 

 

発音の練習は、口を動かして声を出すだけなので、姿勢を正して机に座って、テキストを手に取って、パソコンを開けて…という事をしなくても、隙間時間や用事をしながらでも手軽に出来るので、もし時間が足りなくて困っているのであれば、一度試して頂いても良いかもしれません。

 

 

 

また、「練習を続ける」という事も大切です。

 

 

 

「毎日〇〇時間」や、「必ず〇〇〇」等の目標を立てられて実行される方もおられますが、(超人だと思います)私の場合は、練習をしない日があっても良いと思います。しかし、これだけは避けたいなと思うのが、

 

 

 

「完全に辞めてしまう」

 

 

 

事です。

 

 

 

後は、「中国語をどのくらいマスターしたいのか」と、「その目標を達成したい程度」(「絶対達成する!」のか、「達成出来れば良いな」なのか)によって、練習の量も変わってくると思います。

 

 

 

 

ありきたりですが、「継続は力なり」と言うのは、何事に対しても言える事なんだなと、体感している今日この頃です。