中国の故事によれば、
立秋を境に、それまで成長し伸びてきた植物も、「収」、の時期にはいってくる。
これは今まで外に向かっていたエネルギーが
内に向かう事を差し、 人間には自分を見、自己研磨に向かう時期になるのだそうだ。
それは植物にも有り、萎れかけた野菜と、鮮度の良い野菜の違いは
ただ、栄養の有無ではなく 「精気神」を取り込むことになるので、
元気な食べ物は 人に「元気」 をあたえてくれるのである。
本来は、あさは朝日を浴び、地に足を付けて働き、生きた食物を食べ、
よく寝る事 これが大地に足で立ち 例え地震が来ようと、何が起ころうとも
ぶれないでいる極意なり。
実に シンプルな事なのだと、平和への最短近道である事を
あらためて 思う。
by 渚