9月になり、モンゴルでは紅葉の季節です。

日中は10度前後、朝晩はかなり冷え込み、すっかり秋の陽気になりました。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 

今年の夏は、モンゴル最西端にあるバヤンウルギー県、アルタイ山脈、ホブド県、

ウブルハンガイ県などを旅行しました。

湖の畔にテントを張って泊まったり、ウブルハンガイ県の砂丘のキャンプリゾート、友人の遊牧民のゲルなど色々なところに滞在しましたが、モンゴルの景色の美しさに魅了されました。満天の星空はモンゴルならではです。望遠鏡で土星を見ることができました。

 

ウルギーから車で山道を走り片道8〜9時間、世界遺産登録されているアルタイ山脈は西シベリア、モンゴル、カザフスタンにまたがる山脈で、最高峰は4500メートルに及びます。天気にも恵まれて美しい山々を見ることができました。

カザフ民族の遊牧民はモンゴル語を理解できますが話せないそうで、カザフ語で会話していました。バヤンウルギーの人口の90%はカザフ民族なのでほとんどカザフ語を使います。なんだか外国に行った気分になりました。カザフ語はトルコ語にとても似ているんです。

 

ウブルハンガイ県の砂丘の近くに住んでいる友人の遊牧民を訪ねて、砂漠の上を裸足で歩き、モンゴルで一番大きいラクダに乗りました。雌ラクダで私が馬頭琴を弾くと涙を流して聞いていました。

 

車で合計5000キロの旅をして、モンゴルの美しい景色に魅了され、馬乳酒やラクダのミルク、アーロール(乾燥チーズ)など、さまざまな乳製品を味わい、田舎の遊牧民、

家畜とふれ合いました。写真をご覧ください。

 

季節の変わり目ですので、皆さま体に気をつけてお過ごしください。