昨日銀座MIKIMOTOへ。
エレベーターの7階ギャラリーホールへ。
ここへは
「ようこそ、ボンボニエールの世界へ ―皇室からのかわいい贈りもの―」展以来かしら。
高峰秀子さんのことは、女優というよりエッセイストの存在として知っていました。
ホール内では旧き良き時代の主演映画が流れていました。
こちらは代表作品列記しましたがホールでは⑤?
①『二十四の瞳』
②『名もなく貧しく美しく』
③『浮雲』
④『カルメン故郷へ帰る』
⑤『女が階段を上がる時』
⑥『喜びも悲しみも幾歳月』
ここ数年で、BSシネマで『女が階段を上がる時』、『喜びも悲しみも幾歳月』は観たことがありますが、実際スクリーンでは観てないです。母は近くにある映画館(新東京)でよく映画を観たようなので、知っていたかもしれませんが。母は岸恵子が好きだったようでした。
(昨夜はたそがれ清兵衛を観ていました。岸恵子が語り手でした)
エッセイでは
『にんげんのおへそ』
『アコヤ貝のなみだ』
『瓶の中 』
『わたしの渡世日記』
『台所のオーケストラ』
『わたしの流儀』
『旅は道づれガンダーラ』
たくさん執筆されていますね。
松山善三と結婚して、昭和36年→皆さんはまだこの世に生を受けてないかしら。
パリに滞在中、藤田嗣治等とさかんに交流するのですが、
あの藤田嗣治がご夫妻の似顔絵を描いているのですよ。
10センチ位の小さな額はパリの蚤の市で買ったもの。
スミレのレリーフの額には秀子が、マーガレットの額には善三がスミレの花を持ってる、、、秀子に捧げているのですね。
対に並べられた額、ロマンティックで可愛い✨
ネットで探し出しましたよ。
高峰秀子のエッセイで
『つづりかた巴里』の表紙の絵がそれです。
同じ形の額でマーガレットのレリーフがあるのは善三の絵が描かれていました。
藤田嗣治の装画
秀子(子ども時代)おまるにお◯っこする絵もありましたよ。もちろん想像でなければ大変ですよね(笑)
すごく仲良くないと描けないと思いませんか。秀子はお料理上手でよく友人をもてなしたようです。
梅原龍三郎の秀子を描いた絵画も掲げられており、強いタッチでインパクトありましたよ。
ホールでは自宅の画像のほか、秀子の愛用、猫脚の椅子も展示されていました。
秀子は自分が納得した物しか置かないので、どれもお気に入りなのだとは思います。
こんなご夫妻の笑顔、美男美女カップルですよ。
ご存知無い方、松山善三氏は映画監督。
秀子は仕事が終わると自分自身への贈り物として真珠を一つ、購入したそうですね。まさに珠玉の玉が真珠だったのです。それを幾つも繋いだネックレス、ステキです✨
以前、樋口可南子と佐藤浩市の映画で『愛を積む人』を観たのですが、ストーリーには、妻の誕生日に毎年1つ真珠を贈るのですよ。それを繋げてネックレスにする。それを思い出しました。
原作「The Pearls of The Stone Man」エドワード・ムーニー・Jr.。
ミキモトギャラリーホール。開催は5月12日までです。無料です。
『今日という日は二度と戻ってこない』
ホールでは秀子の言葉、文字が現れる壁面構成?
があり、そう書かれていました。
朝食(4月14日)
○ドリンクヨーグルト
○あまおう
○コーヒー
○トースト
○目玉焼とウインナーソテー
長々と書いてしまいました。
お読みいただきありがとうございました。
皆さん、今日もお元気でね。