直子さんは好きなことを仕事にされてて

いいですよね!やっぱり昔から美容師に

なりたいと思ってたんですか?

ってよく聞かれるんですけど

 

全っ然NO!!!!

 


髪の毛触るの子供のころから大好きだった

わけでもなく

憧れの美容師さんがいてとかドラマで

キムタクにあこがれてとか(なんの世代やねん)

これからの時代は手に職を!

とか思ってたわけでもない。

 

シンガポールに来てから

『そもそも仕事ってなんだ?』って

よく考えるんです。

 

日本では圧倒的にお金のため!生きるため!

っていう人が多いんですが

 

シンガポールでは、仕事=自分のキャリア=成長して自分自身を作り上げるもの

って考えてる人が多い気がします。

 

私はどっちかといえば後者なんだけど、

休みと仕事はばっちり分けてプライベートも

充実させるぜー!!

っていうヨーロピアンの方ともちょっと違う。

 

私が思うに仕事っていうのは、

自分の好きなことや自分の得意なことで

 

「人に貢献したい」という気持ちと

 

「人に貢献する喜び」を満たす行為

だと思っています。

 

簡単に言うと

自分は好きなことやってるけど、

そのスキルで人に喜びを与えられ、

さらには感謝されてしまうってこと。

 

 

話は戻ってじゃあ私はなんで美容師を選んだのか?

人が好き。

子供のころから初対面の人に好かれる

術を心得ていた

美が好き。

女を忘れた女が最も許せなかった

 

でも結局はやってみないとその仕事が

楽しいとかわからないのでやってみた結果


なんかパッとしなかった人が

帰るときに美しくなったり


次来た時に彼氏できたって喜ばれたり


信頼されてたくさん紹介いただいたり

 

自分の技術で人に貢献してみたら

思いの他たくさんの副産物がついてきて

貢献する喜びを実感していきました。

 

そのうち友達が店に会いに来てくれるような

感覚になり遊びと仕事の境目がなくなって

いったんですよね・・・

 

しかし楽しんでたのもつかの間、

その後指名のお客様で毎日パンク寸前に。

15分ごとに予約取ってカット以外は

アシスタント任せ。


もちろんお金は増えましたよ、

だけどひたすら切る、巻く、塗る、みたいな

作業をこなしてる感覚になっていったんです。

だんだんあれ?わたし全然仕事楽しくない・・・

 

だって私そもそも作業が好きで

美容師なったんじゃないし!

 

そう、仕事は職種で選ぶべきではなくって

何をすることが好きなのか、なんですよね。

 

今シンガポールのサロンでは

好きな仕事しかしません。

嫌いな掃除はクリーニングの人がいるし、

なんやったらランチも買ってきてくれます。


ぎゅうぎゅうに予約取らなくても

やっていけるからこんなカラーもお客さんと

楽しんでやってます。

自分の仕事が終わったら一目散に帰るし、

特に食事の約束がある日は

遅めのお客さんお断りします。

 

会社の組織も同じで、いろんな部署や

役割があったりしますよね?


会社にいるとなんだかあれもこれも

やらないといけない風潮があって

それが当たり前になってたりするんですが

 

今の仕事が楽しくない、でも会社辞めても

やりたいことがわからない‥っていう人は

まず嫌いなこととか仕方なしに惰性で

やってることをやめてみてください。

その方が好きでやってる仕事がはかどるし

成果が出ます!

 

成果が出たら次のステップ。

周りの人に求められるようになります。

それが出世だったり転職だったり

起業だったり商品開発だったり・・


あ、私これで人に貢献できるわーって

感じるようになれば大成功ですよね。

 

計画なしでやみくもに転職したところで

自分が何が好きなのか、人に何ができるのかが

わかっていないと結局また惰性で

働くことになるんです。

 

まずは今の仕事を分析してみる。

自分を知る一歩になりますよー

 



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