小規模VLANの自宅での使いどころと設定設定方法(2) 機器準備で機器準備が出来たとして、
設定をしていきます。
普通のスイッチハブにはログインとかできませんが、末尾にEがつくTP-Linkハブにはログインして設定することが出来ます。
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ログインするには、これらハブを今あるネットワークに適当につないで、、
TP-Link 105Eのぺージのサポートをクリックして、
ハブの裏に貼ってあるシールからハードウエアバージョンを見つけて選んでから、Easy Smart Configuration Utilityをダウンロードして実行すると、ツールがインストールされるので、それを実行すると
こんな画面が出て、つながっているハブを見つけてくれるので、Loginします。
(初回はパスワード設定させられます)
ここで、今回はどんな設定をするか確認しておきます
- 2つのハブ間をおまとめ機能(タグVLAN)でつなぎます(105E-5ポートと108E-8ポート)
- それぞれのハブに、プロバイダルータのLAN=VLAN2と、無線ルータ配下のLAN(自宅内LAN)=VLAN3を引き出します
- 副産物になりますが、それぞれのハブにVLAN2を余らせているので、ストリーミング機器やゲーム機器を直結させたいときはつなぐことも出来ます
設定:105E側
VLANタグページ内の802.1QLANの所に行って、Global Config をEnableにして、
「VLAN2」という名前で VLAN2に入れる1,2ポートと、一緒にVLAN2を流す共用の5ポートを追加し、
共用の5ポートをタグVLAN、それ以外をタグなしVLAN(ポートVLAN)として設定します。
「VLAN3」も同じく、VLAN3に入れる3,4ポートと、一緒にVLAN3を流す共用の5ポートを追加し、
共用の5ポートをタグVLAN、それ以外をタグなしVLAN(ポートVLAN)として設定します。
ここでVLAN1って何だい?こんなのがあったら、VLAN2とVLAN3が繋がっちゃうような気持になるかもしれません。
がっ
ココがTP-Link Eシリーズの苦笑いポイント1
「その設定は消せないから気にしないで、何も悪さしないから。仕様なの」
です。
次。802/1Q PVID Settingで
「VLAN2」専用にしたポートにPVIDに2を、
共用タグVLANに設定したポート5は1のままで良いの?って思うかもしれません
TP-Link Eシリーズの苦笑いポイント2
「気にしないで 悪さしないから」
です
同じ要領で108Eも設定するとこんな感じ。
何で?とかは無しです。
TP-LinkのページにTP-Link的言い訳が書いてありますが読まなくていいです。
中のチップがそういう仕様だから、昔からそうで今後も直す気はないようです。
安いし、動くから良いんです。
配線すると良い感じに動き出すと思います。
がっ
ふと通信モニタ画面を見ると大惨事
山のように、通信エラーが出てる ように見える!
TP-Link Eシリーズの苦笑いポイント3 です
これまでの流れ通りです。
「大丈夫です。問題ありませんから」
いやいや、受信不良パケットのカウントがもりもり上がっていくんですけど???
がっ
チップの仕様なので気にしないでください by tp-link
直す気ゼロです。何年も放置です。これを潔いと言うのでしょうか。
ま、安いし、動いてるから良いんです。
ただ、よく見ると105Eの5ポート、108Eの8ポートそれぞれが繋がっていて、エラー出まくりに見えるのですが、送信パケットはなぜかエラーが記録されていません。
そうです。このエラーはホントに幻です。
中のチップからエラー+タグVLANパケットの数が一緒にカウントとして出てきちゃう仕様で、ソフトではどうにもならないので放置とのことです。
そんな、苦笑いポイントあふれるTP-Link Eシリーズですが、一度設定してしまえば、設定画面なんて見ないものです。
「動くなら安いしいいや」と割り切ってしまえば、+1000円でVLAN設定も出来る超お買い得ハブです。
どうせ買うならEつきにしておくと、将来何かの役に立つかもしれません。
上の例ではVLAN2つですが、5ポートでVLAN4個まで、8ポートだとVLAN7個まで作れて(←何に使う?)
その外にもポート毎に速度制限したり、優先的に速度だしたり、ハブ間を2本でつないで、1本切れても大丈夫にする機能なども備わってます。
(なお、箱から出して何の設定もしなければ、普通のスイッチハブとして動作)
すっきり配線のお供に。