コドモオトコ | 天気屋おっかさん劇場 第弐幕

天気屋おっかさん劇場 第弐幕

3人の子育てもひと段落 
ライター&さしえ作家のアラフィフかあさん
ゆるりきままな日常つれづれ日記

職場のある雑居ビルの階下のテナントでカフェめし。
休憩もしない仕事人間の上司から逃げるように、時々ここでひとりめし。
デスクで弁当食べてても、昼休憩など関係ない上司に次々用事を言いつけられるので。
入職して半年は、毎日のように外に食事に出ていた。
正直、同じ職位で上司でも部下でもないのだが、一回り以上年上で、私の方がたまたま何ヵ月か遅く入ったのと、前職でその人は長年某企業の支店のトップにいたという思いと習慣が抜けないようで常に上から目線。
悪気はないのだと思う。ちょっとやそっと言ったって変わらない相手。諦め半分以上~。
まあ、腐っても人生の先輩だから、私に人としての理性があるうちは、とりあえず一歩引く。

特徴としては…。
耳の痛いことは全く耳に入れたくなく、特に年下や女性から否定されると全力で攻撃してくる。(ハラスメント体質だな)
誰がいつ何時何分にそんなこと言ったのか、情報源はどこなのか、しつこく何度も機関銃のようにいい続ける。相手が答えに困るのを見て、論破できたと満足するようだ。
私らから見たらどうでもよいプライドが、オンナコドモに言われると傷つくのだろう。(戦前の封建時代かよ)
そのくせ相手の気持ちなど全く無視。
自分のミスは笑って忘れるのに、他人のミスは蛇のごとく長い間重箱の隅をつついて、どうしてそうなったか自分が納得できるまで説明させる。ものすごいしつこさ。粘着質。身勝手。

こんなタイプのキョーレツなモーレツオヤジに結婚後復職してから、何度か仕事上で縁がある。
30代のオトコ。40代のオトコ。60代のオトコ。
どの人の共通点も皆何かに追われているような生き方。
一分一秒が惜しいような、一日中、いや年がら年中、予定をぎっしり入れて動き回っている。
少し離れてみると「できる男」として陶酔しているようにみえる。
しかも二言目には持論展開。
「お前らのためにやってんだ!」
「他にいねえからしかたない!」
「俺がやらなきゃ誰がやるんだ!」
「これからは死ぬまで働く時代が来るのだ!」
それは、貴方方の考えであって、一人でやるならやってくれ。周囲を巻き込まないでくれ。
自分にストイックなのは結構。でも、それを押し付けるのは、今の時代にはそぐわないと思う。

第2の共通点として、どの人も、嫁には何故か頭が上がっていない。嫁の前ではどうやら子供になるようだ。

若くても大人なイクメンが当たり前の時代に、まだまだいるのだ、自分大好きなコドモオトコ。

私のランチ逃亡はまだまだ続きそうだ。