天気屋おっかさん劇場 第弐幕

天気屋おっかさん劇場 第弐幕

3人の子育てもひと段落 
ライター&さしえ作家のアラフィフかあさん
ゆるりきままな日常つれづれ日記

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わたしの秋は…

できなくてもできないといえない

そんな逃げ場のない場所に

平日どっぷり

溺れそうになりながら浸かっていて

行き詰まりの中でもがいては

ヒリヒリするほど

ささくれてる

ココロを

自然の治癒力にあずけに走る週末


 

 

今治新都市のラーメン屋さんにて。
新商品のレモン餃子。
思ったより苦味しっかり。
でも、これはこれで。
ごち。

この日、昼御飯を食べようと以前いったカフェに車を走らせまして。
が……なんと、定休日。
で、また引き返し、さまよって他のカフェにたどり着いたら…またここも、お休み。
ガーン😱ガーン😨
走ってるうちに腹減りすぎて、いっそガッツリ食べたくなった。
で。
とんかつやへ吸い込まれ。
いやはや、おちついたわ~。生き返って、ごちそうさまでした🤗

 
最近知り合いになった教育者の方から、ある冊子の表紙イラストの作成を頼まれまして、指定のカフェで待ち合わせ。
ところが、多忙な方で来る直前で仕事上のトラブルがあり、約束の時間に間に合わないとの連絡が…。
下手したら、日程を変更してもらうかもしれないとのことで…。
その時点で、約束の時間の5分前で、私はすでに店内に入っていました。
さすがにこのままオーダーなしで出るのは難しいだろうと…。
もはや、私一人でも何か食べて帰るしかないと腹をくくり、注文したのがこれ。
 
最近、いろんな萌え断サンドを見かけることが多いですが、このサンドは卵サンドで昔ながらのド定番的な趣。
燃え断というほどではないけど、まあまあ切り口がきれい。食欲をそそる色合いです。
実は、私、卵サンド苦手なんです。
そもそも、ゆで卵が嫌いなんですよね。
ぱさぱさ感で口の中の水分もって行かれるのがだめで。
でもこの日、自宅でこの後食事をするように準備もしてきていたので、ここでたんまり食うわけにはいかず…。
そうかといって甘いものはこの時に欲しくなくて、ケーキとかはのどを通る気がしなくて…(笑)
で、妥協点を探るとここに落ち着いたというわけで…。
 
オーダーしたコーヒーとサンドが届いてしばらくするとクライアントも到着。まだ手を付けていなかったので、半分こして打ち合わせ開始。
 
食べると…これが結構うまかったんですよ~。
はみ出した卵を落とさないように気をつけてはむはむしながら食べるのが大変でしたが、塩味もちゃんと効いててよし。
 
その後打ち合わせの時間もやや長引きはしたものの、先方も次の用事があるとのことで、急いで車に。でも、多忙な合間で簡単に腹ごしらえができてよかったみたいです。
納期の短縮というおまけがついて大変でしたが、3月中に冊子も出来上がるとのこと。よかったよかった。
久しぶりのイラストの仕事でとても気分も上がったお話でした。
 
先日、砥部町の水田商店行ってきた。
店の外行列出来てて、コロナ禍で心配しながらの来店ではあったものの。
麺類なのでお客さんの回転は早い。
美味しくいただいて、さっさと退散。
味もさることながら、店員さんたちの暖かい声掛けがとてもよい雰囲気。
次は落ち着いて食べに来たいもの。
見事なチャーシューの花咲いてます(笑)

 

 

 

 

最近、時間を持て余しているのに、何かしたくても気持ちが落ち着かなくて無駄に一日を過ごすことが多くなっています。

勝手なもので、忙しいとストレスが溜まって気持ちに余裕がなくなるってこぼす癖に、暇すぎても焦りとかイライラが溜まってきますよね。

元々瀬戸内の小さな町の生まれなので、ストレスたまったりくよくよしたりすると海を見に行ってました。

でも、こちらに来てからは海が近いけれど、意外と人が多い。

誰もいない海岸に行ってぼーっとしたいのだけどそれがかなわない。

 

そんな時、見つけたのがこちらのお店でした。

農業用のため池のほとりにあるカフェです。

隠れ家的なお店なのですが、結構お客さんが入ってる。

店内はアンティークなインテリアでめっちゃ落ち着く。

外側もとてもいいですよ、もちろん。

海のそばではないけど、水辺というのがいい。

しかも、店内からその水辺をぼんやり見ながらランチを食べられる。

本当は秘密にしときたいですが、そもそも割と混んでるようなので、すでに皆さんご存じのようで。

定番のカフェなのかもしれません。

 

海老芋を年末に見つけて思わず懐かしさで買ってしまった話をひとつ。

 

高校を卒業してすぐ就職した先が薬局の販売員。

家族経営の老舗の薬局で、とても厳しいところだった。

あいさつの仕方、掃除の仕方、休憩時間のお茶の入れ方、服のセンスまで何もかも、一挙手一投足について文句を言われ、注意され直すように指導された。

昼ご飯は外に出ないと息が詰まった。

 

高校は進学校で、私は大阪の専門学校に進学したいと思っていたが、親が病気になり手術や入院で多額の費用が掛かり、進学するにはお金が足りず、自分でバイトしながら通うかどうするかという話になった。結局、進学はあきらめた。

急遽、就職することとなった。その年就職するのは約300人中、わずか10人足らず。進学校だから仕方ない。

担任の先生が見つけてきてくれた先がその薬局だった。

 

卒業してすぐの春休み、平日の昼間にクラスの集まりがあった。

友人から連絡をもらったが、働き始めたばかりの私は休みを取ることができなかった。

 

 

集まるお店の名前と場所は教えてもらっていた。薬局からすぐの和食の店だった。

当日、『今日はみんな集まってるんだろうな~』とぼんやり思いながら、近くのパン屋で買ったサンドイッチを一人公園で食べて休憩を済ませた。

 

その数日後。

みんなが集まったであろう和食の店に行ってみた。夜がメインの居酒屋で、昼間も定食を数量限定でやっている店だった。

ひとりで入るには何となく勇気がいるようなたたずまいの店だった。サラリーマンのおじさんたちが夜は集まっていそうな店。

昼間も作業着のおじさんたちがカウンターに並んで定食を食べていた。

私のような子どもが一人で入ってきたことで、空気が一瞬変わったきがして緊張した。

おかみさんがカウンターに座るように促してくれたのでそこに座り、定食を頼んだ。

あさりの味噌汁がお腹に染み渡る。とてもおいしかった。

 

それから毎日その店に通った。

だんだんおかみさんとも親しくなり、お客が少ない時には仕込み済みの当日夜出す予定の料理を一品別におまけしてくれたりした。

そんなおまけの一品が海老芋の煮物。

定食だけでお腹いっぱいなのに、里芋より大きなお芋を見せてくれて、「海老芋っていうんよ、煮つけにしたらおいしいんよ。食べてみて。」と、出てきたのがこれ。

 

後にも先にもそれから海老芋には、お目にかかることがなかった。

本当に何十年ぶりかに目にしたので思わず買ってしまったというわけ。

周囲のみんなが大学や専門学校に進学する中、就職することしか選べなかった自分がなさけなく、また、世間知らずで就職先では怒られることばかりでつらく淋しい気持ちでいっぱいだった時に出会った定食屋のおかみさんのあたたかさ。

素朴なお芋の煮っころがしなんだけど…。

それに救われた思い出深い料理なんだよね。

今回はそんな海老芋、お正月のお雑煮にして、ひとり懐かしく思い出に浸りましたとさ。