10月20日
土曜日の朝
ダンナさんがヒカリの元へ
戻って行きました。
娘と私の姉を見てから
深い呼吸を一呼吸して
眠るように
旅立ちました。
動かなくなって
五分ぐらい経ってから
閉じた目尻から
まんまるの粒があらわれて
やがて頬をつたいました。
ここ数ヶ月の痛みから解放されてホッとしたのかな、
悔しかったのかな、
いろんな感情をしっかり最期まで
持っていたように思います。
22日葬儀を執り行いました。
お知らせが遅れましたことを
お赦しください。
最期の2ヶ月
一緒にご飯食べたい
と言った通り、
たくさん、美味しいものを食べました、
彼が行きたいと言ったところに何度も
カラダが許すのが車で30分までのところなので お気に入りだけ何度も
他にも最期までに
行っておきたかったところは
たくさんあるでしょうが、
できる範囲で、、
旬の土瓶蒸しも
何度も食べに行きました。
ここのお寿司屋さん、
びっくりしてたと思います。
７年間ほど、
彼は
肉を食べなかったのだけれど、
美味しいものは
美味しい
焼肉と
北京ダック
お蕎麦屋さんのカツとじが
美味しいね
モンブランも
豪語してたホルモン
家族で連れて行って貰った
新鮮でびっくりなホルモンでした。
お蕎麦も何度も
すっぽんも👀
とても珍しかった
美食家で
食べる以上に
美味しく食べている人を見るのが好きなようで、
魚やお肉の美味しいところは
娘や私に置いててくれた、
僕はもう食べ飽きるくらい食べてきたからいいよ
と言いながら、
ニヤっとしていたな、
何度も何度も
ケンカしたり
怒ったり、
ダンナさんに腹をたてたり
していたのに、
その理由も光景も全く思い出せなくなってしまいました、
不思議ですね、
出産後に
陣痛の痛みを全く思い出せないような感覚、
日を追うごとに、
笑って、
ヒーヒー言うて
笑かして貰ったことしか
思い出せなくなってる、
悔しいけれど、
しばらくは
その思い出から
離れられそうにありません。
こちらのblogに覗いて頂いた皆様
応援して頂いてた皆さま、
本当にありがとうございました。
深く、
感謝申し上げます。
開示ごと
として
葬儀であったミラクルのこと、
病気について
人の感情について、
記していけたら
と思います。
今回
無力だな、
人はこんなに無力なんだと
突きつけられた私
にとって
ここのblogは 救いでもあり
癒しとなっていることに気づきました。
皆さまのあたたかい気持ちが
ここまで届いていて
毛布で包まれたような優しさを与えて貰っています。
ありがとうございます。
あなたが
居てくれるだけで、
救われます。
嬉しいです。
なにもしなくても
何かを行動におこしても、
どちらでも、
今日も、
あなたが、
ステキな時間を紡ぎますように、
こちらから
祈ってます。
YAIRO
八色の日々へ