猫飼い友達や、親戚宅の猫ちゃんが人間の布団やカーペットにしてしまう悩みはよく聞いていた。
そんなことあるんだな と思っていたら、ほどなくしてウチもナギの粗相に困ることになってしまった。
ん?なんか臭うな…とか、あ!こんな所がべっちょりになってる!等、布団や敷物が犠牲になる事が増えた。
獣医師に相談してみると健康な猫ちゃんのトイレ以外での粗相は、やはり何らかのストレスだそうで、多頭飼いでの愛情不足や 遊びが足りないとか トイレが気に入らないなど欲求が満たされない時に起こるらしい。
粗相の場所は、自分にとって居心地の悪い所。
洗濯洗剤、柔軟剤のにおいがキツいとか、消臭剤の残り香も猫にとってはイヤなにおいであることも…。
頭数+1が基本というトイレもちゃんと3個設置して、こまめに掃除もしているが、人間にはわからないなんらかのストレスがナギにもあったのだろう。元々少し神経質な性格なのも影響していると思われる。
そこで医師が勧めてくれたのが猫フェロモン系リキッド「フェリウェイ」。
専用の拡散器をコンセントに差し込み、リキッドを蒸発させ部屋中に拡散する。すると猫ちゃんが幸せな気分になり、
ストレスが軽減され、ケンカや粗相が減るという代物。
物は試しに、、と購入してみた。
つけっぱなしで約1ヶ月効果が続くらしい。
つけてみても人間には一切ニオイもわからず、本当に効くのかどうか半信半疑だったが、
心なしか〝がるる〜っ シャーっ〟の大げんかは減ったのかな?という感じ。
(本来はとても仲良しなのだが、ふとした瞬間に互いの逆鱗に触れるのだろう。激しいケンカもたまに勃発していた。人にも兄弟ゲンカあるもんね。)
肝心の粗相はというと、これも回数は減った気がするが、油断して忘れた頃にやられてしまう。
そこで、今度は「フェリウェイ」のリキッドではなく、スプレータイプを購入し、やられそうな箇所にシュっとひと吹きすることにした。
こちらももちろん無臭なので、人間は全く気にならない。
すると しばらくして、そういえばナギに最近やられてないなぁと気づいた。
そう!シュッとしてから粗相が無くなったのだ。
布団を抱えて大型コインランドリー通いもしなくなって久しい。ということはナギの場合は効果があったという事かも知れない。
以来、ウチ中のシーツや敷物等やられそうな物の洗濯後には「フェリウェイ」スプレーをひと吹きするのが習慣になっている。
ただし、高価なので無駄にしないように大切に大切に使っている。
「フェリウェイ」が全ての猫ちゃんに効くという保証はないが、粗相にお悩みの飼い主さんは一度試してみてもよいかもしれない。
あと、粗相されてしまった場合のニオイ消しとして、直後なら重曹とクエン酸の混合液を霧吹きして、スチーマー等で蒸気を当ててから乾いたタオルで拭き取る というのをネットで見て実践していた。
結構ニオイ取れるのでコレは大いにおすすめ。
ちなみにルウは今まで一度も粗相なし!