私はこの時まで雅幸に処女だと言っていなかった... 
言うタイミングがなくて。

キスされて押し倒されて、服を脱がされて... 
いざって時まで... 

もう言わなくてもいいかな、と思ったけれど、
いいムードな所で(笑) 水を差すように言った... 

雅幸、私ね... したことないの... 初めてなの。
ちょっと怖い......  
痛いかもしれない... 血出るかも... 
優しくしてほしい... と。

あの時は我ながら本当に素直に言ったな~
と思って、今でも覚えている。
自分、素直に言えるし、
普通にかわいい女子(笑)じゃんって。
今まで一体なんだったのだろうかと... 

でも、もうそろそろって所で、
私が予想外なことをカミングアウトしたから
雅幸はテンパりだして... (笑)

えっ!?そうなの??
俺、初めての子としたことないから
わかんないんだけど!?
ごめん、知らなかったから... 今日はやめとく?

って... 。。。

一応気を使って無理しなくていいくらいに
言われたけれど、私はもうしたかったし、
一線を超えた大人の世界へゆきたかった(笑)

嫌じゃないし、ここまできたらもう
今日で処女は卒業したいと思っていて... 

雅幸に、
大丈夫だから最後までして欲しい、
とお願いしたら、
雅幸はシーツが血だらけになったら困るからと
タオルを敷いてくれた(笑)

言わなくてもちゃんと避妊し、
ゆっくり優しく慣らしてくれて。

ちょっと痛かったけれど、私は、
もう一気にきていいよ!って言って... 


思ってたより大したことなかった(笑)

痛いのも最初だけ。
血みたいなのがタオルにかすかに付いた程度で。

でも次の日はちょっとジンジンして
違和感だった覚えはある。
雅幸に言ったら心配してくれたけど(笑)


続く