ハロー
どうも、黒うさぎと暮らすNAGIです![]()
『真夏の方程式』読了と感想
東野圭吾さんの『真夏の方程式』読了しました。
◾️あらすじ◾️
夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。
一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。
翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。
その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。
これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とはー。
大好きなガリレオシリーズ。
殺人事件が起こり、その犯人を捕まえる、その事だけが、正義ではないと考えさせられる物語でした。
様々な登場人物が、それぞれの思惑を抱え、それが複雑に絡み合い、最後には回収されて行く、それはまさに氷解という爽快感…しかし、その人達の心情を思い計るに、痛みを伴う結末のようです。
ただ不幸なのは、事件のきっかけとなった、殺されてしまった元刑事でしょうか。
誰もが悪人では無く、大切な物を守ろうとした結果の過ち…それを過ちと言っても良いものか。
こういう終わり方もあるのだな、と、感心しました。
少年が、大人になった時にどうなっているのか、スピンオフで見たい気がします。
時間を忘れて物語に没頭させる作者の筆力に、流石としかいいようがありません。
今、映画🎬『ブラック・ショーマン』公開記念に、過去の劇場版ガリレオシリーズが、テレビ放送されていますね。
10月4日(土)午後9時~11時40分、フジテレビ系土曜プレミアムで、劇場版『真夏の方程式』も放送されるので、録画して、しっかり観たいと思います![]()
今日のヨル
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