はじめまして。ポムです。しがない人間をやらせてもらっています。
今日のお話はあることをやめられない小さな女の子のお話です。
それではお話の世界へ…
これはある小さな女の子におこった不思議なお話
女の子の名前はエリー
彼女は自分に自信がないためにウソばかりついてしまう。
彼女は努力をするのも嫌いだ
努力してできなかった自分を認めるのが嫌だからだ。
人一倍のプライドの高さでウソをつく
彼女は今日もウソをつく
最初は些細なウソだった。
ほんの少しのウソだった。
しかしほんの少しのウソが積み重なり
彼女は次第に自分のウソに首を絞められるようになった
ウソはやめたいのに息を吐くようにまたウソをついてしまう。
彼女は考えた。
ウソをついて生きるよりこのまま眠りについてしまったほうが楽なのでないか。
誰にも気づかれることなく眠りにつけるのではないか。
いまならこの場所から飛び降りてしまうことができるのはないか。
何度も考えた。
そんなある日
女の子はある少年に出会う。
彼は女の子のように華奢で色が白く
歯茎を見せて子猫のように笑う男の子だ。
彼はいつも女の子のことを気にかけてくれる。
彼は彼女がウソをついていることに気づいていた。
それなのに彼は気づかないふりをする。
彼女もまた彼が気付いていることを知っていた。
彼女はある日気が付いた。
彼と出会ってから自分は眠りにつきたいと思わなくなったことを
彼と出会ってから本心で話せていたことを
彼と出会ってからウソをつかなくなったことを。
彼女は気づいた。
今まで見ていた彼は自分自身だったことを
まるで切れていたスイッチをつけたかのように
すべてに出来事がつながった
彼女はただ自分のこぶしを握り締めた
彼女のその小さな手で。
人はウソをつくことがあります。小さなウソでも大きなウソでも。
しかし一度ついてしまったウソはなかなか止められません。
そんな時ストッパーになる存在があなたの中にはいるのでしょうか。
そんなことを考えながら今日もまた眠りにつきます。
それでは皆さんおやすみなさい。
