岩井俊二の映画観たかったんだずっと。
昨日の朝4時から見始めた。

$ぬぎこ、カナダ留学中のお話。

日本の映画だなぁ と思う。
良かった。日本だぁ うわぁ 日本だぁ と思いっぱなし。

第一に、
男の子!

あのヒーロー像というのが、
んま~~~~~ ジャパニーズ!

ぼそぼそ喋ってさぁ 華奢で猫背でさぁ
ぶかぶかのネルシャツの下にTシャツ着たりしてさぁ
無表情!シャイ!
あれ西洋社会に放り込まれたら真っ先に折れちゃうようなさ

あー萌えました、と。

あたしは日本人の男の子が好きさ。

すごく、好きさ。

でもこの映画、すごくオリエンタルな目で観ちゃった。
制服 浴衣 夏祭り 寺 高校生活

日本映画の監督ってさ、
若干、「海外のみたい日本」意識してる気しちゃうんだ

ほら、日本美ですよ~ というの。
まあありがたいわ海外に居る身としては。

にしても、駅のプラットフォームの感じとか
日本の町の感じとか、うわうわうわ日本だぁ~ こういう感じだわぁと
ありありと思い出して、

なんだか私日本に帰っちゃうのが怖い。

あそこにまた帰っちゃったら、、、
「ぼんやりとした不安」を本能的に察知しました。

日本に帰ったら、「気にしなきゃいけない事」が一杯あるなぁ。
きっと、それは、
将来の事 とか 友達 家族 でぶ メイク 洋服
今まで私が日本で培って来た関係性すべて

電車みて、ああやって電車毎日満員になるんだよなぁ とか思い出して。
時間の使い方が なんかカナダに居るときと全く違んだろうなぁ。

まさか、「カナダの方が良い」と言うつもりは無いけど、
日本に帰った時に、カナダで当たり前だったいろいろな物が、
きっとそこには無くて、全てが懐かしくなって、 
きゅ~~~~~ん とするのが

何とも怖い!

うおー帰国する前からこんなに色んな物をmissしている私は
センチメンタル過剰! きゅ~ん

カナダに来た事は、
今まで日本で培って来たネットワーク しがらみ全てから逃れて
全く新しい土地で、新参者として、身の回りをソーシャライズしてさ
そういうのが慣れて来て、8ヶ月たって移植に成功したと思った矢先

帰国!
容赦のない仕打ち(死刑宣告)!

生傷がかさぶたになって来たと思ったらはがしちゃったみたいな感じ。
全く違うかしら

私の人生って一体なんなのかしら
ということまで考えちゃったよ。偉いぞ、たまには考えようぜ、未来の事。

あーてか
蒼井優みたいな女子高生だったら良かった。
フェンシングやってなま足に傷だらけだったもんあたしの女子高生活。
制服の時まともに恋した覚えが無い。
なんなんだろうね、そういうのって今になって響いてくるよね。

しかし後悔などせんぞ。
カナダ1ヶ月愛して帰る。ずん!