東京都は三鷹市

Flower item & lesson

Mumflower 店主 ナギのブログへようこそ❣️



とか言いながら、
介護の話し。



ブログを書く手が止まっていました。


ケアハウスに入所している父のケアに手こずっています。





悩みの種は【チック】

チックときくと、子どものことかなと思ったのですが、
【大人のチック】もあるそうで。



母が倒れる前から鬱症状のあった父は
突然の妻のくも膜下出血→寝たきりという現実を
受け止めきれず、鬱に拍車がかかりました。


いろんな薬も飲みながら、
ケアハウスの方に見守られ治療していますが、


「唸り」という身体的チック症状が出始めました。
原因がなにかはよくわかりません。



薬の影響か、ボーっとすることもあり、
かかりつけの心療内科からは認知症外来を紹介されたり…
結果、認知機能には問題ないものの



この「唸り」が異常レベルに達してきまして…



先日、誤嚥性肺炎で入院したことから
色んな検査をした結果、
口腔外科の先生の診察にて
相当な「嚥下の障害」があり、
この、唸り続けるチック症状が治らない限りは改善の見込みはない、とな。


もう騒音レベルの唸りに
本当に周りの方に申し訳ないと
泣きたくなる。



周りのスタッフさんやケアマネさん、介護スタッフさんが
「大丈夫よ、ご本人が一番お辛いはずだから。
 あなたが謝ることじゃない」

と、本当に誠心誠意寄り添ってくださる。



その暖かさに、涙腺が緩む。



子どももスタッフさんたちも
こんなに一生懸命に、
よくなるように、よくなるようにと知恵を絞って考えてくれているのに、
当の本人は、治療を拒んだり、とにかく受け身の姿勢でいる。




介護職時代の先輩たちも寄り添ってくれていて
介護も笑いに変えてくれるエネルギッシュで
ユーモアに溢れた仲間たちのおかげで
私も笑えてる。





老いとはなんだろう



嚥下機能の著しい低下により
ケアハウスでの食事が【ペースト食】になりました。



まさか、自分の親がペースト食になるなんて…
せめて大好きなものを存分に食べさせてあげたい
それがもう私の判断ではどうすることもできず、
ただただ
医療機関と介護施設にお任せするしかない。



なんとも言えない切なさ



でも、感情に飲み込まれてばかりもいられない。
淡々と、気丈に。




ここ最近、
一つ、私の中で整理できたものがありました。



親の介護が始まってから、
これまで散々お金の無心をしておいて、
蜘蛛の子を散らすように離れた親戚たちに憤っていた。




血の繋がりってなんだろう
スピリチュアルってなんだろう



頼れる年長者がいない心細さもあった
話を聞いて欲しいだけ
一緒に考えて欲しいだけ
大丈夫だって、頑張ろって言って欲しかっただけ



決定的に親戚たちと線を引くことになるだろう決断をしました




喧嘩をしたわけでも、ブチ切れたわけでもありません




冷静に、状況を伝えてみた
そしたら開口一番、
「私たちには何も出来ない」と言われ。




そんなこと、期待もしてなかったけど、
はっきり口でそう言われて
私の中で、これまでの色々な感情が清算できた気がした





一族の末娘である私の
小さなSOSを跳ね除けた





よけたねぇ!と、
どこか笑える自分がいた




お金が欲しいわけでも
手を貸して欲しいわけでもなかった



でも、それを求められると思って
拒まれたんだろう
ただそれだけの話



それぞれ暮らしもあるんだから仕方ない




自分よりうんとうんと年長の親戚たちの
言動や振る舞いを冷静に見て、感じて、




「ありがとう」といって電話を切った




悔しかった
悔しくて泣けた
でも、スッキリした




親世代が抱えてきた荷物を
私は引き継がない



【これは、私の荷物ではありません、お返しします】




そう言って、返した気分。




それでも幼少期の私を可愛がってくれたという事実は変わらない
そこに嘘もないというのも、私が感じている。




私が受け取るべきものは
それだけ



素敵な記憶だけを持って
前に進む✨



私は今、私を支えてくれる人、
私の大切な大切な家族と
元気に生きていく!


そうしよう‼️



大事にしたいものだけ
持っていく✨


そうすると
すでに、
とても素敵なものをたくさんたくさん
持っていることに気づく




ありがとう・愛してる
を溢れさせて生きていく


昇龍かな😁🐉✨