東京都は三鷹市

Flower item & lesson

Mumflower 店主 ナギのブログへようこそ❣️





実母が倒れた!

それなのに、駆けつけることも、手を握ってあげることも、声をかけてあげることもできない。




コロナ禍の入院を経験した人は、

みんなあの時、例外なく、あの状況になっていたんだと思うと、

なんて残酷なことだろうと思う。




未曾有の事態だから仕方ない。

いけないんだから、仕方ない。

祈るしかない。




2020年10月3日

小池さんが開催している「初級講座」のチケットを手に、しばしリビングで呆然としていました。



家族に話したら

「気持ちが乗らないなら行かなきゃいいし、

でも、家にいても考えて、悲しくなるだけだから、行ってきたら?」とも言われ



実母が死にかけてるのに、

自己啓発のセミナーに行くだなんてどうかしてる…

と一旦は行かないつもりでいました。




でも、退職をしてまで、次のステージに進むと決めていた私は、本当にいかなくていいのか、、と自問自答していました。

 



不謹慎じゃないか、こんな時に

という自分と

お母さんなら、なんて言うかな…と考える自分。



家の中にいてもやることもなく、

何も手につかず、、

チケット片手にうろうろ。




行くか行かないかはわからないけど、

とりあえず最寄りの駅まで行ってみよう。




フラフラと駅まで行ってみる。

ついた、駅だ。



会場は忘れもしない「浜松町」



浜松町なんて用事ないし、どうやって行くんだ?と調べたら「神田から山手線」とな。



なんとなく、神田までは行ってみようか、、

と、電車に揺られました。



神田について、山手線のホームに降り立ってからが、多分長かった。

どうしようどうしようどうしよう…


ホームをうろうろして

なんか頭痛してきて自販機で水買って鎮痛剤飲んだのも覚えてる。


ベンチに座ったり、うろうろしたり

多分1時間ぐらいは彷徨ってた。



そんなことしてるうちに母の訃報が届くんじゃないかとか考えながら

気が緩むと泣いてしまいそうな状態。


あと1.2本見送れば間に合わない時間。

ダメだ、やっぱり帰ろう。



そう思ったその時、ケータイの通知がなったんです。

小池さんのSNSでした。


当時の記事残ってるw




この時、一瞬母のことは忘れて

「えw小池さん、会場にまだいないの⁇」

と少しおかしく感じたんです。


YouTubeとか散々見てて、

私の中では有名人の小池さんが、今電車で向かってるだと?

振り返ると京浜東北線の乗り場。

電車が参りますのアナウンス📢




え⁇これに小池さん乗ってんじゃないかと思った時!

目の前の看板に【フリーローン◯◯◯】という看板があったんです。◯◯◯はカタカナで母の名前。



今思うと、怪しいローン会社の看板てのがなんともドS本らしいと思うのですが、

カタカナで母の名前がドーン!と視界に入ってきた瞬間


「乗れ!!」


と言われた気がしたんです。

母が「行け!」と言ってる気がして。




ホームに滑り込んできた電車に咄嗟に乗り、浜松町に着きました。




ここまで来てしまった、、


申し込んだ時は、サインしてもらって、写真も撮ってもらおうか、なんて思ってたけど、

あの時の私は、会場にきただけでもギリギリの状態。

とても楽しめる余裕もなかったけど、

とにかく、一番後ろの席に座って、ただただ聞いて、終わったらすぐ帰ろう!



そう決めて、会場に入りました。

ほぼ同時に、キャリーケースをガタガタ言わせながら

「ごめんなさーーい‼️間に合ったー‼️」と

会場に飛び込んでくる小池さんw



会場時間とほぼ同時にやってきて、

息を切らしながら、チケットをもぎり出す🤣

(当時はコロナの影響で、お一人でやられていたんですね)




初めて、小池さんを「見た」日です。



講座はおもしろく、とてもためになるお話をたくさんしてくださいましたが、

ただただ、母のことが頭にあって、

予定通り、終わったあとは、小池さんに話しかけることなく、会場を後にしました。




あの時、電車が遅れずに、小池さんの投稿がなかったら


あの時、母の名前が目に入らなければ




きっと逆方向の電車に乗って、帰っていました。




あの日から、私の

【心理学&スピリチュアル 小池術】を学ぶ道がはじまりました。




今思うのは、多分、きっと、

御先祖様が背中を押してくれたんだと思います。




そのあと待ち受ける

壮絶な介護生活や

自分の仕事の拡大

子育てのことや

家族との関係、お金のこと…



当時30代半ばの私が引き受けるにはあまりにも荷が重すぎる…

と役所の人やケアマネジャーさんに案じられるほどの状況に、

もがき苦しみ、絶望し、記憶が飛びそうなほど切羽詰まった中



心の仕組み

魂の視点


から、見つめ、向き合ってきました。




続く…