モールディングで壁に表情をつくる | Home Sweet Home~お気に入りの暮らしを手に入れるレシピ~

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インテリアデザイナーJunkoのブログです

 

「壁を変える」と聞くと、大掛かりなリフォームを想像されるかもしれません。
でも、実はモールディングを少し取り入れるだけで、空間の印象は驚くほど変わります。

今回は、モールディングを使ったいくつかのアレンジ例をご紹介します。

 

壁からの延長でカーテンボックスに施す

 

 

窓まわりに奥行きと立体感が生まれ、ぐっとエレガントな印象になります。
ドレープカーテンやシャンデリアと組み合わせると、海外のアパートメントのような雰囲気に。

 

後ろにピクチャーレールを仕込む

 

 

廊下や玄関ホールなどにおすすめのアイデアです。
季節ごとにアートやリースを掛け替えたいとき、または壁に穴をあけたくないときにも便利。
しっかりとした下地があれば、重めのミラーも掛けられます。

 

 

チュアレールで壁紙を貼り分ける

 

 

腰の高さあたりに取り付ける細い装飾材「チュアレール」を使えば、
壁の上下で壁紙を貼り分けることができます。
天井下のモールディングと組み合わせると、それだけで壁に表情が生まれます。
家具を置かない玄関ホールやトイレなど、小さな空間にもおすすめです。

 

モールディングに照明を仕込む

 

 

間接照明をプラスすると、クラシカルな印象の中にもモダンな雰囲気が生まれます。
壁に落ちる陰影が柔らかく、空間がより立体的に感じられます。

 

巾木を高めにする

 

 

巾木を少し高め(10〜20cm程度)にすると、空間全体がぐっと引き締まります。
モールディングとの高さのバランスを見ながら調整すると、より自然で上品な仕上がりに。

 

モールディングや巾木は、空間を飾るだけではなく、

「壁そのものをデザインする」ための大切なパーツです。
 

小さな面積でも、少し手を加えるだけで、
壁に陰影と深みが生まれ、空間が豊かに変化します。

 

J-plus Designでは、マンションリフォームや新築時のモールディング設計・ご提案も行っています。
海外のアパートメントのような、上品で温かみのある空間を一緒につくってみませんか?