何より学校の教員だわね。あとはなんでもいいから何かを教える立場、職種に就いてるあなた。
生徒には絶対に『バカ』と言うな。
わたしはなぜこんなにも劣等感にまみれて生きてきたか、最近わかった。人のせいにするなと言われるかもしれない
それでもわたしは日常の大概のことをこなし、頭脳を酷使することも得意だ。
なぜ自信を持てずに生きてきたのか。
中学のときだわ。
進路指導のことで担任に面接を頼んで承諾を得ていたのに、あとから来た学年トップの女子(悲しいかな当時のわたしの親友のひとりだった)がフライングで相談にきたら。
「凪、お前はいいから帰れ」
これだわ。
わたしはその時から、少なくとも勉強に対する努力をやめた。
散々バカ呼ばわりされた。
いいこと? 『バカ』って言ったら自分がバカなんだよ。
そのお勉強だけができる輩が指導に当たってたら、それはコンプレックスだらけの子供が増えるわ。
体力自慢。わたしは錬磨した。
まさしく『一つ、我々は心身を錬磨し…』だった。
世の中はお勉強だけではないのよ。
成績優秀、一流企業に就職した人間が受験戦争のあと燃え尽きてがらんどうになった姿も見た。
わたしは『バカ』なりにダンスを習った。格闘技を身につけた。
紆余曲折あったがなかなか面白い人生を送っていると、最近気づいた。そしてわたしを貶して突き落としたのは『教員』とか呼ばれるお勉強主義の輩だった。
貶す前に自分が指導する相手の長所をみつけなさい。それもできない奴は人の上に立つな。
笑っちゃうわ。わたしもわたしで精一杯生きてきたのだけれど、エリートなんて呼ばれるお坊っちゃんお嬢ちゃんがいまわたしの生き方を羨んでいる。
どん底見てそれでもいつの間にか興味の対象みつける才能にだけは恵まれたわたしは、成人してからお勉強だけはできた輩や、わたしを貶した教員たちを見下している。
いいか、『バカ』はまず自分に言え、教員なり指導者なり。
考えなさい。あなたはそんなに立派か? お勉強ができただけで人の心も読めない奴らが本当の『バカ』よ。