常に興味あるものはあったのだが

とにかく一貫して貧乏ひとり暮らしだったから

生きてるだけで精一杯でそれどころじゃなかった

でも仕事が楽しかったからそれはそれでいい

 

安定した人生ではないので

何もなくなった時に自分を支えるものが必要で

それはお金とかは別として

一見生きるためには無駄なことだったりする

 

私は物心ついた時からスポーツが大好きで

将来は体育大学に行ってオリンピックに出たい

と思ったがさすがにそれは無理とすでに悟ったが

遠ざかることが出来なかった

 

小学校の時にバスケの部活があったので入ったが

 

物心ついた時から夢中でテレビ観戦していたのが

オリンピック競技と野球そしてバレーボール

 

だからバスケはただスポーツがしたかっただけなのだが

あっという間にハマった

 

中学校に入るとそこは全国大会に出場するほどの強豪で

練習も過酷だった

まず練習前に25㎞マラソンから始まる

 

なので1年生の私が試合に出るとかは全く無くて

ただただ応援するだけ見るだけだったけど

そこにいるだけで幸せだった

一生この世界の中で生きていきたいと思った

 

しかしそれは親の都合によって

無残に破壊された

 

転校先は、まるでお遊戯

試合に勝ったこともないようなチームで

チームメイトの興味は年頃らしくバスケ以外にあった

 

自分を見失った私はしばらくの間

ものすごい情緒不安定に陥った

 

友達のこどもの運動会などで

学校の校庭に行く機会が何度かあったのだが

イベントが終わったあとの校庭の空気で

昔を思い出して

あぁやっぱり自分はこれが一番好きだと

思いそしてせつなくなった

 

スポーツ観戦に行くと

終わった後の空気が特に好きなんだけども

 

それは自分が出たいのにそれが出来ない

その未練と執着で

そこから離れることが出来ないのかもしれない

 

 

 

弱小チームを自分が強くするぞ!

みたいな気概はなかった

 

とてつもなく大きな壁に思えた

 

なぜなら

その時点で年齢的にまだ大きな試合に出たことが

なかったからそこまでの実力がなかった

 

でもちゃんと見ていた

 

最近やっとそれに気づいた

 

東京オリンピックでの女子バスケの試合を

全部見たのだが

 

中学生の頃に見ていた先輩達の試合と

同じだった

 

スポーツは中学生で

もうすでに完成されている

 

ただメンタル面が強化されるのは

高校に入ってからかもね

中学校までは育った場所でのことだから

自分の家の庭でしかない

色んな中学からもっとスゴイ子ばかりが集まってきて

世界はもっと広いことを目の当たりにする

 

 

 

 

テレビで見れる時は見て

バスケだけは複雑な心境にもなってしまい

昔を思い出して悔しかったりせつなくなることの方が

多いのだが

 

バレーボール男子だと

自分は全く関係ないので

純粋に楽しめる

 

本当に楽しい

 

特になんでかはわからないけれど

宮浦選手が活躍して試合に勝つと

めちゃくちゃ楽しい!

 

余韻を楽しみたくてSNS見たりするんだけど

水をさすような投稿も多くて

でもやっぱりスポーツって楽しいね

 

 

今更だけど

清水選手はナショナルチームで

本当にスゴイ選手だったなと思う

 

ずっとひとりでやっていたんだもの

 

パワーと技どっちも持ってて

冷静と陽もひとりで持ってる

 

宮浦選手も清水選手も

純粋に全身全霊でバレーやってるんだろうなって

思います

 

見ていてとても楽しい