もうこの頃になると、たくさんいたメル友も数人になってきました。


自己紹介や趣味のこと、いろいろ話してしまうと話題もなくなるもんね。


よほど、気が合うか、共通の趣味でもなければそうそう続かない。


私の一番の関心事は、トムさん。


トムさんからのメールだけでいい。


前回のトムさんからの返信に、私の過去から現在に至るまでの恋愛を書き綴った。


「奈木さん。いつまでも恋をすることができる女性ですね。
素敵じゃないですか。僕もいまだにそういう理想は、心の隅にはあります。
実は女房とは、いつ離婚しても不思議じゃない状況なんです。
いろいろあって、今ではほとんど口もききません。
僕の浮気を知っても、なんにも言ってこないし。
でも、今でも「こいつを愛してやれたらなあ」て思うんです。
今となっては無理なんだろうけど。」



不安的中。

やっぱり、トムさん夫婦には問題があるのだ。

そして、トムさん、“浮気の出来る”人なんだ。。。。。



「いつまでも、「おまえのためなら」って思いながら生きたいっていう思いは、今でも捨てきれないんですよ。
ただの理想なのか、それとも、そういう人間になりたいと思ってるだけなのかもしれないけど。
僕には、奈木さんが言うようなことは実際にはできないかもしれないけど、少なくとも僕は、奈木さんの理想に共感します。
だから、きっと奈木さんの近くにも、そういう人がいると思いますよ。
その人と出会えるといいですね。
奈木さんには、その思いを捨ててほしくないよ。

奈木さんは、期待してたとおりの人でした。
それでは、シーユー!」


期待してたとおり・・・・・そ、そうなのかぁ(ぱぁぁぁ)


すぐ舞い上がってしまうノウテンキな私でした(笑)

彼女がいるのかメールの返信に書いてみた。

彼の反応は・・・


「誤解しないでください、奈木さん! 僕は別に、今彼女がいるなんて言ってませんよ。彼女がいたときのことを話してるんです。」

おや、いないのか(ほっ)

「失礼しちゃいますね。僕のこと勘違いしてませんか?こう見えても僕は紳士でとおってるんですから。でもほんとは、結婚してからも彼女はいました。今も好きな子はいます・・・」

・・・って、おい(-゛-;)

結局彼女いたんじゃん。しかも好きな子もいるんじゃん(`ε´)ブーブー



「奈木さんこそ、どなたとドライブ行ったんですか?そういうところをメールでもっとこう詳しくですね・・・ダメですか?でも、ロマンチックだったってことは・・・★◎◆△ですか~?
ごめんなさい。余計なことを言いました。」

会社の友だち数人とドライブに出かけたことをメールに書いたんだっけ(^^)

でも、ロマンチックって言っても、夜の海を女友達と恋愛についておしゃべりしただけで、色気のない話なんだけどね(笑)


「実は土曜日の夜、僕も前の彼女に誘われて、海に行ったんです。こっちは、なんにもなかったどころか、ぜんぜんロマンチックじゃなかった。
僕は、腹へってたんで、コンビニで買った弁当食べてました。むこうは、結婚式の二次会の帰りで、足がわりに僕を呼んだんじゃないかな。
「ちょーカンドーしたよー」なんて言ってました。
僕は結婚式って好きじゃないんで、「あ、そう」って感じで。」


彼は、奥さんのことですごく悩んでた。

“結婚”に関してもすごく冷めた感じで怒りさえ感じてました。


いったい彼と奥さんの間で何があったのか。


おいおい書いていきます。




「『釣った魚にエサはやらない』ですか。という言い方より、『釣るためにはエサを惜しまない』といったイメージじゃないかな。
僕の場合はというと、釣ったあとでも、『エサ、まだ?』とか言われると、あげちゃうタイプなんですよね。小心者なんですよ。
でも、釣ってからも毎日きちんとエサをあげたいという理想はあるんですよ、少なくとも僕には。」


この、「釣った魚にエサはやらない」と言うのは、


『彼氏って、付き合う前は熱心にくどいてくるのに、彼女になったとたんこっちに興味なくなるよね~』と、ドライブに行ったとき、仲間内で話題になったものだ。

“亭主元気で留守がいい”に何となく似ている(笑)


「ファントム・メナス」女房は喜びました。帰るまで、しゃべりっぱなしでしたよ。
映画のあと食事に行ったんですが、隣の席に知り合いの女の子がいて、超~恥ずかしかったですよ。
そのときの会話なんて、ぜんぜん覚えてません。そういうとこも、小心者。」


やっぱり奥さんに対して冷たいなぁ。

な~んかちょっとガッカリ。



「奈木さんのメール、びっくりしました。いろんな色がありましたよ。それだけじゃなくて、背景とか、鉄砲のアニメみたいのまであるじゃないですか!すごい!奈木さん天才!
まるでマジシャン!?すみません。くだらないことばかり言って。
僕もメールを自在に使いこなせるよう、がんばります。目標は奈木さんです。
奈木先生って呼ぼうかな。いやがるかな。今度、試しに呼んでみようかな。」


おだてに乗るほど馬鹿じゃありませんよ~(←と、いいつつ上機嫌だったりして(笑)

さっき、奥さんのことでガッカリしたのに、また自惚れてきました。わたしって・・・
誉め言葉に弱いから。


「いつも思うんですけど、僕がメール送ると、奈木さんは必ず次の日には、お返事くれますよね。
ほんとにありがとう。奈木さんのメールをいつも見れるのは、すごくうれしいんですけど、あんまり無理しないでくださいね。
続かなくなると困るんで。奈木さんとのメール、とても楽しいんです。2~3日遅れたって、ぜんぜんかまいませんよ。
奈木さんの気がむいたときに、送ってください。
じゃあ、また。 奈木先生。」


見透かされてるのかもしれないけど、気になる相手のメールだとつい張り切ってしまいます(笑)

でも、何となく迷惑?にとれなくもないんだけど。。。


私がすぐに返事書くと、またそのメールに返事を書かないといけないので、ストレスかけてる?

ねぇ、教えてよ。迷惑?本当に楽しいの?

はぁ~本音は聞けないないなぁ。

トムさんから3日ぶりのメールが届いた。

しかもアド変わってた。

他のメル友からは頻繁にメールが届いてたのだけど、やっぱり気になる人からのメールはとても待ち遠しいよね。



「ごめんなさい。メール遅れました。
飲み会とか、友達の付き合いとかあったもんです。
それと、今好きな子ができて、集中力ないんです。
でも、こんな話はつまんないですよね。」


おおおお?!好きな子ができた?!

そんな~。しかもアナタ既婚者だし・・・。

つまんないどころかすっごく気になるよ~


「やっぱり奈木さんのメール、うれしいです。
『アルマゲドン』買ったんですか。あれ感動しますよねえ。
ここ何年かは、地球滅亡ものがはやったけど、これが一番すきでした。

ブルース・ウィリスもカッコいい!頭が薄くても、カッコいい人はカッコいいと思いません?
僕はまだいっぱいあるけど、あんなふうにハゲたらいい(?)なあ。」

ジェネオン エンタテインメント
アルマゲドン





ん?トムさん、何気に“私⇒僕”に変わってる(笑)


私のメールがうれしいだなんて、ちょっとウフッ恋の矢


何気に“髪がある”ことをアピールしてるのね(笑)

「奈木さんは、映画を観て気にいると、ビデオを買うんですか?
いい映画は、何回観てもいいですもんね。僕は貧乏なので、レンタルビデオをダビングしてるんです。
最近では、『マトリックス』です。でも、最近はほとんどコピーガード処理してあるし、画質もぐっと落ちるから、ホントはDVDとかほしいんですよね。
懸賞のHPで、ないかな?今度探してみます。」


ワーナー・ホーム・ビデオ
マトリックス 特別版


そうか、トムさんって貧乏なんだぁ(笑)

映画の内容から、いつのメールなのか分かりますね(^^)ま、いいけど。

書いてて、なつかしいなぁ。


「そういえば、『ファントム・メナス』観ました?

去年、女房の誕生日に、何あげていいかわからなかったので、聞いたんです。
そしたら、「映画観て、食事したい」とか言うから、「何ブリッ子してんだ」って思いながらも、いっしょにそれを観に行ったんです。
期待してなかったのに、結構おもしろい!SWシリーズは初めて観ましたけど、よかったですよ。」

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス





あ・・・はじめて奥さんの話が出てきた。

でも、なんだか冷たい気がする。

わたしの心はざわざわ・・・・・・・・・・・・複雑な心境。

既婚者なんだなぁ。と改めて痛感する。

ん~なんで惹かれる相手っていつも既婚者なのだろう。


「僕も、映画観てよく泣きます。だからそういうジャンルは、あまり観たくないんですよ。
だいの大人(それも180センチ)が、ひとりで映画館から涙拭きながら出てくるのって、カッコわるいじゃないですか。
彼女といっしょに行ったら、なおさらです。
と言っても、デートでは映画はほとんど行きません。
せっかくふたりでいる時間を、会話しないのはもったいないから。」



臭い!臭すぎる!しかも涙もろい(笑)

でも、背は高いのか(背高い人って好き)


「今度、アドレスが変わりました。面倒かけて、ごめんなさい。

妹にアカウントもらったんです。フリーメールは何かと使いにくくて。 またメールします。」


このメールをもらってから、ますますトムさんに興味がわいてきた。

奥さんにはそっけないけど、でも誕生日とか考えてる。

今、好きな子がいて、集中力がない・・・。

って、夢中ってことじゃないの?

フリンになるから、私に相談したいのかな。誰かに聞いてもらいたいのかな。

ああ、いろいろ考えてたら眠れなくなった。


はぁ・・・。

「こんにちは。

メールありがとうございました。


まさかもらえると思ってなかったんで、すごくうれしいですよ。

奈木さんの言うとおり、トムとはトム・クルーズのことです。

彼のファンなので、ハンドルネームにしました。


奈木さんのベスト5で私が観てないのは、「ジョーブラックをよろしく」だけです。

今度観てみます。

「ノッティング~」も観てないなあ。

ちなみに私の恋愛物ベスト3は、「タイタニック」「ローマの休日」「恋におちて」「ゴースト」です。(ベスト4になりました)


でも、なんといってもマイバイブルは「ロッキー」です。

何回観ても涙が出る私は、学習能力のないサルなみのバカということでしょうか。

かわったところでは「パルプフィクション」。

ストーリーはつまらないけど、とにかくカッコいいんですよ。

カッコいいといえば「マトリックス」のキアヌ!

私はわりと濃いめの顔をしてるんで、ああいうあっさりしたきれいな顔に憧れるんです。

トリニティもきれいだったなあ。ただ彼女は足の形がちょっと。

映画の話をしてると終わらないのでこれくらいにしておきます。


奈木さんはとても明るい方ですね。

メールを読んでるとそう感じます。

書き方もかなり慣れてらっしゃるようなので、私にもたまに教えてください。

つまらないことをだらだらと書きましたけど、最後まで読んでくれてありがとうございます。

奈木さんのように素敵なメールを書けるように努力しますので、よろしくお願いします。

あと、奈木さんからいただいたメールのいちばん下にあるフワフワしてるやつ、何ですか?」



トムさんから早速返事が届いてました(^^)ウレシイ


ちなみに“下にあるフワフワしてるやつ”とは、アニメGIFで、宇宙船がフワフワしてたのを貼り付けたんです。


しかも“書き方が慣れている”だなんて、始めたのはあなたと同じくらいの時期なのよ~(^^)


私が映画好きなので、他の方からも映画を話題にしたメールが多かったのですが、トムさんからのメールは楽しくて、なんだか惹かれちゃうんですよね。





しかし、会社が終わっていろいろ済ませていたらすぐ深夜になってしまうんです~


しかもこの日は、彼氏とデートの日でした。


彼氏とは極秘の仲なので、逢うのは週に1、2回くらい。


(それでも、楽しかったけど)


メル友を作ろうとしたのは、変化を求めてたのかもしれない―


このまま不倫関係のまま、彼氏にがんじがらめにされていくのが耐えられなくなってきそう。。。



トムさんや他の方からのメールで心癒されていくのでした。(ほっ)

―それは、数年前のこと。


私は、会社の上司と不倫をしていた―。




不倫―。




絶対にしてはならない不倫。


なぜなら・・・


私自身、ダンナの不倫で離婚したばかり。



なのに、


まさか自分が不倫をするなんて。


ダンナのことで悩んでいる時、相談してた上司と恋に落ちてしまったのだ。



ホント、よくある話だね。



どんなに言い訳しても不倫は不倫。



自分で自分が許せなかったけど、どうしても別れられなかった。





そんな中、仕事で必要だったので、自宅でもPCを購入した。


初めてネットをしてみた。


<<(◎▽◎;)>>驚きの連続だった。



友だちの勧めで、ある出会い系サイトに登録してみた。


知らない誰かといろいろメールしてみるのも気分転換になるかなと思って。




今でこそ、“出会い系”っていうとなんか犯罪に巻き込まれそうなイメージがありますが、その当時はとても新鮮で楽しいものだった。


登録してから、3日後、メールをチェックしてみると、25人の男性からメッセージがきたとのお知らせメールが届いてた。



「あ、そうか、登録してたの忘れてた。」


全部のメッセージに目を通し、すべて返事を書いた。


友だちに聞くと、1週間もするととんでもない数のメールが来るので、いちいち返事を書いてたら時間がいくらあっても足りないよ~だって。


でもね、返事を書かないなんて、せっかくメッセージをくれたのになんか申し訳なくって。


だけど、全部の人とメル友になるのは時間的に無理なので、いったん登録は削除することにした。




始めの25人の人たちは、1週間もすると15人に落ち着いた。


ははは。それでもねぇ。15人に返事を書くのはすごく大変でしたよ~



メールの内容は、付き合ってる彼女のこととか、奥さんのこととか、ペットのこととか、恋愛のこととか、日常の他愛ないこととか…いろいろ(^^)


私は、今の彼との不倫問題を抱えて悩みの相談が多かったですね。




そんな中、ある男性からのメッセージがとても気になったのです。


ベルメッセージ内容



『はじめまして。私は新潟市に住む会社員です。

ハンドルネームはトムっていいます。


スポーツ、映画、食べることが好きな既婚者です。

ネット始めたばかりで、メル友を探しています。


メッセージをみて趣味が合うかなと思って、メールしてみました。


奈木さんは映画がお好きだそうですが、どんな映画を見るんでしょう。

私もいろいろ見ますが、特に娯楽物(アクションやコメディ)が好きです。

感動物も好きなんですが、見た後に疲れるので、体力のあるときに見ます。


今期待してるのは、やっぱりトム・クルーズの”mi2”です。

今から試写会を狙ってます。


ダビスタも前にかなりやってました。結構強い馬も育てたんですよ。

奈木さんと友達になれたら、押入れから引っ張り出してまたやろうかな、と考えてます。


あまり長くなるといけないので、これくらいにします。

私は年上の女性の方とお話してみたいと以前から思ってました。

知人には言えない話とか、知らない人だから話せることとか、他愛のない話とか、何でもいいから奈木さんの話を聞いてみたいと思い、メールしました。

では、これで。』



普通のメッセージなんだけど、なぜか気になって仕方がなかった。


早速、お返事を書くことにした。


知らない相手に返事を書くのってすっごくドキドキしますよね。


この“ドキドキ”がいいのかな(^^)


仕事柄、帰りが遅く、クッタクタになって帰って来ます。




お風呂に入って、ひと段落してメールチェックするのがとっても癒される一時なのですよ。


さぁ、トムさんから返事が来てるかな(ドキドキ)